連載
4Gamerの1年を振り返るAnnual 4Gamer 2021。「Among Us」のプレイガイドが2年連続,そしてぶっちぎりで最も多く読まれる
そんなこんなで読者のみなさん,1年間,おつかれさまでした! 2021年もまもなく終了,というわけで今年も「Annual 4Gamer」のお時間となりました。
毎年のお約束っぽい説明をしておきますと,Annual 4Gamerは,この1年で4Gamer.netに掲載された膨大な記事を閲覧数などの順で並べて,話題となったゲームや出来事を振り返ろうというものです。
集計対象期間は2021年1月5日から12月24日までで,その間に掲載した記事は3万4296本でした。ちなみに2020年は(集計対象期間が少し異なりますが)やや少ない3万2062本でして,新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)拡大の影響で回り回って記事が減った分が2021年は戻ったかな? というのが,根拠のない個人の感想でございます。
なお本稿は年間と月間(12か月分)の記事閲覧数ランキング,はてなブックマーク数ランキング,Twitterの反応度ランキングという構成になっています。末尾には「年末年始のおすすめ特集記事」のリンクを用意しましたので,長すぎる本稿は読み飛ばすとしても,そちらはじっくりとチェックしてみてくださいね。
【ランキングの見かた】
以下,本稿は,4Gamer.netが独自に計測しているページビュー(PV)数と,それを基に集計したランキングによって構成されております。PVを「週間記事アクセスランキング」のページと同じ「★」(単位:ホシー)で表してみたので,記事の戦闘力だと思って参考にしてください。
なお★の数が膨大で入りきらないので,「★×000」という形で表記しております。
※以下,記事の見出しや,タイトル名などの固有名詞に含まれるものを除いて,Nintendo SwitchはSwitch,PlayStationはPS,Xbox Series X/SはXbox Series X,スマートフォンはスマホと略記します
【目次】
年間ランキング
【第11位】 ★×195
「ハイキュー!!」のゲームアプリ化が発表。アニメを追体験可能なストーリーモードを搭載 【第12位】 ★×190
そのPS4を片付ける前に。PS5へのデータ転送ガイドをお届け 【第17位】 ★×170
星野源×マフィア梶田――孤独なオタクが「創造」に至るまでをひもとく,非常識な対談
というわけで,このランキングは2021年に(累計で)多く読まれた順に記事を並べたトップ20です。これを眺めながら,今年のアレコレを簡単に振り返りましょう。
■「Among Us」のプレイガイドが2年連続,そしてぶっちぎりで第1位に
2021年に最も読まれた記事は,ご存じ宇宙人狼,「Among Us」(iOS / Android / PC / Switch / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One)のプレイガイドでした。割とぶっちぎりで。しかもこのガイド,昨年(2020年)も最も読まれた記事なんですよね(Annual 4Gamer 2020)。2020年10月に掲載して,12月に当時の状況に合わせて加筆したわけですが,そこからずーっと読まれ続けている記事となっています。
もちろんこれは,Among Usが引き続き好調だという証でもあります。2021年は,PC版とスマホ版も日本語に対応(関連記事),新マップ「Air Ship」実装(関連記事),グッズ展開の拡大(関連記事1,2),15人ロビーの実装(関連記事),「シェイプシフター」などの新ロールの実装(関連記事),「リーグ・オブ・レジェンド」(PC。関連記事1)やBTSのブランド「BT21」(関連記事)とのコラボなどと,とにかく動きが活発でした。そういえば,Epic Gamesストアでソフトの無料配信が行われ,プレイヤー数が200万人ぐらいにまで増えたという話もありましたね(関連記事)。
PlayStationとXboxに展開されるなど対応プラットフォームが増えましたし,Among Usは2022年もどんどん遊ばれるでしょう。これならプレイガイドが大幅加筆により3年連続閲覧数No.1を獲得――というのもありうるんじゃないでしょうか。
またランキングの上位には,「モンスターハンターライズ」(Switch)の記事も多く入っています。本作はカプコンが手がけるハンティングアクションシリーズの最新作で,Switchに向けて3月26日に発売となりました。5月時点で全世界累計出荷本数が700万本を突破していましたし(関連記事),やはり最新作もヒット作となりましたね。
なおモンスターハンターライズはSteam版が2022年1月13日,大型拡張コンテンツ「モンスターハンターライズ:サンブレイク」(PC / Switch)が2022年夏に,順次登場予定となっています。
そのほかにも2021年は,2月の早期アクセス開始から人気が爆発した北欧神話サバイバルアクション「Valheim」(PC),バイオハザードシリーズ最新作となるサバイバルホラー「バイオハザード ヴィレッジ」(PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One),競走馬を擬人化したキャラクターを育成する「ウマ娘 プリティーダービー」(iOS / Android / PC),Amazon Gamesの新作MMORPG「New World」(PC)など,さまざまなタイトルが話題となりました。
ちなみに,12月という1年の総決算的なタイミングでの開催となる恒例のゲーム表彰イベント,The Game Awards 2021(以下,TGA 2021)でGame of the Yearを獲得したのは,2人協力プレイ専用というものすごいコンセプトのプラットフォームアクション「It Takes Two」(PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One)でした(関連記事)。年末年始でさらに遊ぶ人が増えそうなゲームですね。
■著名なクリエイター達が新たな動きを見せ,業界の編成も変わる
2021年は著名クリエイターの退職や新たなプロジェクトへの参加,新スタジオの立ち上げなどの話題も多い1年でした。
もちろん新天地や,個々が立ち上げた新会社での“始動”の話題も同じように多く,「デッド オア アライブ」「NINJA GAIDEN」で知られる板垣伴信氏が板垣ゲームズを立ち上げ(関連記事),元SIE JAPAN Studioの山本正美氏が新会社エピグラズムを設立(関連記事),元カプコンの小野義徳氏がディライトワークスの代表取締役社長COOに就任(関連記事),といった話題をお届けしてきました。昨今はプレスリリースだけでなくクリエイター個人がSNSで自身の状況を発信してくれるので,こういった動きがより目立つというか,より素早く認識されるようになった感じですね。
ちなみに,2020年にSIE JAPAN Studioを離れてBokeh Game Studioを設立した外山圭一郎氏は2021年12月に,新作ホラーアクションアドベンチャー「野狗子: Slitterhead」を発表しています(関連記事)。いやあ,ワクワクしますね。
個人だけでなく業界内の編成にもさまざまな動きがありました。MicrosoftがBethesda Softworksの親会社であるZeniMax Mediaの買収したり(関連記事),Epic Gamesが「Fall Guys: Ultim」(PC / PS4)のMediatonicを傘下に持つTonic Games Groupを買収したり(関連記事)。とくにTencentによる買収,提携の話題は多く,サンボーン株式の20%を取得(関連記事),傘下のTiMi Studio GroupがXbox Game Studiosと戦略的パートナーシップを締結(関連記事),Remedy Entertainmentの株式50万株を取得(関連記事),ソレイユとヴァルハラゲームスタジオの親会社Wake Up Interactiveを買収(関連記事。その後ヴァルハラゲームスタジオはソレイユへ吸収合併される),Blizzard Entertainmentのベテラン開発者達がTencentの支援を受けて新スタジオを設立(関連記事)など,すべてを列挙するのは難しいぐらいあります。
ちなみに2020年度のTencentはゲームで3兆円を超える売り上げを記録しており(関連記事),アプリの調査会社であるApp Annieによる全世界のアプリパブリッシャランキングで,2020年は第1位となっています(関連記事)。
■COVID-19,半導体不足,セクハラ問題
業界的にネガティブな話題な話題も取りあげました。
2020年比で“COVID-19”と書くことは減りましたが,今年もその影響はまだ続いていました。たとえばE3 2021や東京ゲームショウ2021(以下,TGS 2021)はオンライン,またはオフラインをメインに限定的なオンライン要素をプラス,といった形での開催となりましたし,Blizzcon 2021(関連記事)など中止となったイベントもあります。パンデミックの直後から苦境の伝えられていたアミューズメント業界ですが,中でも老舗ゲームセンター「GAME SPOT21新宿西口」の閉店などはかなり話題となりましたね(関連記事)。
また,世界的な半導体不足もゲーム業界的にインパクトが強く,ローンチから1年が経過したPS5,Xbox Series Xの供給が安定しないという状況です。半導体不足は2022年には解消する,いや2023年もアレかも……などとさまざまな予測が聞こえてきますが,実際のところはどうなんでしょうか(関連記事)。2022年はValveの小型ゲームPC「Steam Deck」の展開も控えていますし,ここはなんとかしてもらいたいな,と。
そしてゲーム会社におけるセクシャルハラスメントも大きな話題となりました。
Blizzard Entertainmentで常態化していたとされるセクシャルハラスメントを含む劣悪な労働環境と労働差別を主な訴因としてActivision Blizzardがカリフォルニア州政府機関に訴えられ,ハラスメントの中心人物に近い位置にあったジェシー・マクリー(Jesse McCree)氏の名前に由来する「オーバーウォッチ」(PC / PS4 / Switch。Xbox One版は海外展開のみ)キャラクターの名前が変更になる(関連記事),といった出来事は記憶に新しいところでしょうか。Activision Blizzardの問題に関しては,ライターの奥谷海人氏が連載記事で詳細をまとめています。性差別的な企業文化が完全に消え失せることを願いつつ,2022年もその動向を追いたいと思います。
というわけで,さらりと月間ランキングに移ります。世界で発生したテロや災害,訃報などの愉快とは言えない話題は控えめにしつつ,世間とゲーム業界の話題を振り返りましょう。
月間ランキング
【第4位】 ★×109
これまでのPS5の抽選販売情報まとめ。入手のチャンスを掴む参考に
約1年前であり,ほとんどなにも覚えていない1月です。
世間では,当時のアメリカ合衆国大統領だったドナルド・トランプ氏をFacebookとTwitterがBAN,ジョー・バイデン氏が大統領に就任,大学入試センター試験の後継となる大学入学共通テストが実施される,みたいなことがありました。Wikipediaでは緊迫した国際情勢のニュースと共に「総合格闘家のタイロン・ウッドリー選手がアライグマに股間を噛まれる」という話題がなぜかピックアップされていましたが,やはり重要なことなんでしょうか。
ゲーム業界では,上海で大規模なeスポーツ専用競技場の建設工事が始まる(関連記事),Valveのほかパブリッシャ5社が独禁法違反によりEUから総額約10億円の罰金を科される(関連記事),といったことがありました。日本ボードゲーム界の父と言われた鈴木銀一郎氏が亡くなったのも1月でしたね……(関連記事)。
そのほかカプコンやスクウェア・エニックスが,対象となるゲームを使って作成した個人の動画の収益化を許可するという動きもありました(関連記事1,2)。明文化されて胸のつかえが下りた,という感じでしょうか。これからゲーム映像の配信を行うという人は,遊ぶゲームの公式サイトなどでガイドラインを(その有無も含めて)確認してから動くというのが基本ムーブであると,頭に叩き込んでおきましょう。
大型イベントまとめ:
4GamerのCES 2021記事一覧
【第3位】 ★×113
星野源×マフィア梶田――孤独なオタクが「創造」に至るまでをひもとく,非常識な対談 【第4位】 ★×108
「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」,バーサスモードに我妻善逸と嘴平伊之助が参戦
世界的に1月の次の月と認識されている2月です。
国内でCOVID-19ワクチンの接種が始まる,森 喜朗氏が舌禍から東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長を辞任,日経平均株価が約30年ぶりに3万円台を回復,といったことがありました。ちなみに2021年は124年ぶりに,(例年より1日早い)2月2日が節分だったんですよね。多くは一生に一度となるであろう2月2日の節分に,みなさんが豆を投げる手首にも力が入ったんじゃないでしょうか。適当に書いてますが。
ゲーム業界の話題としては,Valveが中国で「Steam China」のβテストを開始(関連記事),Googleがクラウドサービス「Stadia」のために立ち上げた社内スタジオを閉鎖(関連記事),などが割と記憶に残っています。2019年11月にサービス開始となったStadiaは22か国で展開されていますが,日本向けサービスはいまだに始まってないんですよねえ。Googleは7月に開催した開発者向けイベントでStadiaの現状と展望について語っているので(関連記事),気になる人はこちらをチェックしおくといいでしょう。
【第1位】 ★×132
「Among Us」,PC/スマホ版がついに日本語に対応。クイックチャット機能も追加 【第9位】 ★×60
「テイルズ オブ アライズ」の最新映像が公開。今春,続報の発表をアナウンス 【第10位】 ★×59
「スプラトゥーン2」の特設ページ“これからはじめる『スプラトゥーン』”が公開
1月はいぬ,2月は逃げる,3月はサブスクを利用し過ぎていることに気付いて青ざめると言われている3月です。
世間では,選抜高校野球大会が2年ぶりに開幕,一般会計総額が106兆6097億円で過去最大となる,数学の超難問である「ABC予想」を証明したとする論文が出る,といったことが話題となりましたか。ABC予想と聞いて「えっ……」と頬を赤らめてしまった人はそういう予想をしないよう反省したほうがいいでしょう。
ゲーム業界では,ヤフーを傘下に持つZホールディングスとLINEが経営統合(関連記事),Google Playの開発者手数料の減額が発表される(関連記事),火災により「Rust」のEUサーバーが破損してセーブデータが失われる(関連記事),SIEが「Ghost of Tsushima」(PS5 / PS4)の映画化を発表(関連記事),といったことがありました。
任天堂の作品をモチーフとした新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下,USJ)にオープンしたのもこの月でしたね(関連記事1,2)。同エリアとメインアトラクション「マリオカート 〜クッパの挑戦状〜」は11月,テーマエンターテイメント業界の最高栄誉賞を受賞しました(関連記事)。USJはポケモンと,新たなパーク内エンターテイメントの開発・提供に関する中長期戦略的アライアンスの結成も発表しておりまして(関連記事),2022年はその具体的な動きにも要注目です。
【第8位】 ★×51
「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」のバーサスモードに鱗滝左近次が参戦
「4Gamerはエイプリルフールのノリが悪い」ことが毎年バレる月であり,実際に今年もバレた4月です。
ソニーが社名をソニーグループに変更,プロゴルファーの松山英樹選手がアジア人で初めて米マスターズ・トーナメントを制覇,2021の東京モーターショーの開催中止が発表される,総額表示(本体価格+消費税)が再び義務化される,といったことがありました。価格を表示する側ではないけど総額表示に興味があるという奇特な人は,財務省の「こちら」(※外部リンク)でFAQなどを眺めてみるといいでしょう。政府ドメインのWebサイトは覗いてみると結構面白いので,暇つぶしにピッタリですよ。
ゲーム業界では,中国警察が世界最大規模のチートツール販売業者を逮捕(関連記事),「Medal of Honor: Above and Beyond」に収録されたドキュメンタリー「Colette」がアカデミー賞を受賞(関連記事),ゲーム保存協会がゲーム情報を検索できるカタログを公開(関連記事),といったことがありました。Apple M1搭載のiPad Pro(関連記事)や新型iMac(関連記事)が発表されたのもこの月でしたか。業界動向とは全然関係ないですが,中世ヨーロッパと現代をつなぐ試みに目がない男こと御月亜希が斧やナイフ,手裏剣,チャクラムなどを実際に投げてきたという記事も,なんとなくおすすめです(関連記事)。
【第2位】 ★×144
「ハイキュー!!」のゲームアプリ化が発表。アニメを追体験可能なストーリーモードを搭載 【第3位】 ★×139
オフライン版の「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族」が2022年に発売決定 【第4位】 ★×110
「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」が発表
大型連休のために存在する月,5月です。
この月は,本田技研工業がトラック分野から撤退,スーパームーンの皆既月食が世界各地で観測される,2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標を明記した改正地球温暖化対策推進法が国内で成立,俳優の星野 源さんと新垣結衣さんが結婚,といったことがありました。
ちなみに2021年は4Gamerで星野さんの名前をよく目にした年だったかもしれません。2月はマフィア梶田氏との対談記事がランクインしてますし(関連記事)。当該記事にもある,星野さんがゲスト出演している「わしゃがなTV」動画も,星野さんのゲーム好きっぷりが溢れ出ていてかなりおすすめですよ。
ほいでゲーム業界では,「どうぶつの森」が“世界のビデオゲームの殿堂”入り(関連記事),Microsoft StoreでのPCゲーム販売手数料が30%から12%になると発表される(関連記事),日本eスポーツ連合(JeSU)がeスポーツ大会の実施に関連する法規制と留意すべき点をまとめた「かんたんeスポーツマニュアル」を公開(関連記事),といったことがありました。多くのゲームメーカーが2021年3月期の決算発表で好調ぶりを見せたのもこの月でしたね。その代表格といえる任天堂は,純利益4803億円で過去最高を更新したそうです(関連記事)。
【第10位】 ★×70
[E3 2021]「バイオハザード RE:バース」のリリースが7月に決定
ゲーム好きの鼓動が高鳴る6月です。
世間では,上野動物園のジャイアントパンダ,シンシンが赤ちゃんを2頭出産,ゴルフの全米女子オープンで笹生優花選手が日本勢として初優勝,Windows 10の後継OS「Windows 11」が発表される(関連記事),といったことがありましたか。赤色超巨星ベテルギウスの大減光の理由が分かったかも……と報じられたのもこの月でした。来年こそ,ガンマ線バーストなしで超新星爆発ショーを楽しませてほしい,というのが超新星爆発ファンの正直な気持ちでしょう。
ゲーム業界では,任天堂が海賊版サイトを訴えた裁判で勝訴(関連記事),Electronic Artsのサーバーがハッキングされる(関連記事),中国で「著作権法」および「未成年者保護法」の改正法案が発効となる(関連記事),といったことがあり,もちろん世界最大級のゲームイベントであるE3もありました。E3 2021は,COVID-19拡大防止の観点から,オンラインイベントとして日本時間6月13日から16日まで開催されたんですよね。
なお6月はインディーズゲーム情報番組 INDIE Live Expo 2021の配信や,ネクソン主催の開発者カンファレンス Nexon Developers Conference 2021(NDC21),E3シーズンに合わせて開催されるオンラインイベント Summer Game Fest 2021など,イベントが目白押しでした。後者2つとE3に関してはまとめリンクがありますので,「どんなだったっけ?」という人は以下の黄色いボタンからどうぞ。
大型イベントまとめ:
4GamerのSummer Game Fest 2021記事一覧
4GamerのE3 2021記事一覧
4GamerのNDC21記事一覧
大人になると“ナナガツ”と呼びがちな7月です。
この月は,緊急事態宣言下で東京2020オリンピックが開幕,将棋の藤井聡太四冠(現在)が史上最年少の18歳11か月で九段に昇段,中国四川省で発見された新種の肉食恐竜の足跡化石に「のび太」に由来する「エウブロンテス・ノビタイ」との名前が付けられる,といったことがありましたか。国立科学博物館でこの恐竜の企画展もあったんですよね。12月12日までで終わっちゃいましたけど。
ゲーム業界では,スパイク・チュンソフトがマイクロビジョンの開発受託事業を譲受(関連記事),PS5の世界累計実売台数が歴代最速で1000万台を突破(関連記事),「ゼルダの伝説」の未開封NES版が北米のオークションにて約9600万円で落札される(関連記事),かと思えば「スーパーマリオ64」が約1億7200万円で落札されて記録を更新(関連記事)といったことがありました。この月に開幕した開発者カンファレンス GDC 2021や中国最大のゲームショー ChinaJoy 2021のまとめ記事は,以下の黄色いボタンからどうぞ。
大型イベントまとめ:
4GamerのGDC 2021記事一覧
4GamerのChinaJoy 2021記事一覧
塾の先生に「王(貞治)がストライキを起こすからAugust」と覚えろと言われた8月です。
この月は,オリンピックに続いて東京2020パラリンピック競技大会が開幕,COVID-19の国内感染者が累計で100万人を超える,スイスの研究チームがスーパーコンピュータ1台を使って円周率を62兆8000億桁まで計算して世界記録を更新,といったことがありました。本稿執筆時点でもこれが最高記録のようです。
ゲーム業界では,コロプラと任天堂が特許権侵害訴訟で和解(関連記事),ゲーム業界へ進出するNetflixがまずはポーランドで始動(関連記事),プロゲーマー・ときど選手がニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100」に選ばれる(関連記事),中国の未成年者がゲームをプレイできる時間帯が金・土・日曜および祝日の20:00〜21:00のみになる(関連記事),といったことがありました。ヨーロッパ最大のゲームイベント gamescom 2021や開発者カンファレンス CEDEC 2021といったイベントが開催されたのもこの月です。
格闘ゲームイベントであるEVO 2021 Onlineが開催されたのも8月でした。EVOに関する資産は,SIEと,Endeavorのeスポーツ事業から誕生したベンチャー企業であるRTSが,Triple Perfectから共同で買収したんですよね(関連記事)。メイントーナメントに「スマブラ」がないのが気になりましたが,さて2022年はどうなるのでしょうか。
大型イベントまとめ:
4Gamerのgamescom 2021記事一覧
4GamerのCEDEC 2021記事一覧
【第7位】 ★×64
「テイルズオブルミナリア」ゲームの全容を公開。キャラクターデザインは佐伯俊氏
E3ではなく東京ゲームショウ(以下,TGS)の月,9月です。
世間では,当時の菅 義偉首相が辞任の意向を表明,デジタル庁が正式に設置される,横綱白鵬が現役を引退,スーパーコンピュータ「富岳」が太陽の自転分布を世界で初めて再現する,といったことがありましたか。スーパーコンピュータは毎月何かしら頑張っていますね。
さてゲーム業界では,任天堂の株価が日経平均株価を構成する225銘柄に採用されることが決まる(関連記事),Epic GamesとAppleの裁判の判決が下る(関連記事),といったことがありました。
ゲームイベントとしては,BitSummit THE 8th BIT,そしてTGS 2021 ONLINEが開催されましたね。両イベント共に,オンラインとオフラインの両方の要素を持つハイブリッドな形式での開催となりました(TGS 2021 ONLINEは9月30日開幕なので,10月開催といったところですが)。ちなみにTGS 2021 ONLINE関連記事で最も多く読まれたのは(10月にランクインしていますが),スクウェア・エニックスの新作でありかなり尖った一作「DUNGEON ENCOUNTERS」(PC / Switch / PS4)のプレイレポート(関連記事)でした。
大型イベントまとめ:
4GamerのBitSummit記事一覧
4GamerのTGS 2021 ONLINE記事一覧
ご存じ滝川クリステルさんとご存じでない筆者の誕生月,10月です。
この月は,岸田文雄氏が第100代内閣総理大臣に就任,第49回衆議院議員総選挙が行われる,郵便法改正に伴って土曜日の普通郵便とゆうメールの配達が中止となる,真鍋淑郎氏が気候変動モデルの研究で評価されノーベル物理学賞を受賞,大谷翔平選手が大リーグ選手の投票で年間最優秀選手となる,秋篠宮ご夫妻の長女 眞子さんが法律事務所勤務の男性と結婚して皇籍を離脱,といったことがありました。
ゲーム業界とそれに近い業界では,Facebookの社名がMeta Platformsに変わる(関連記事),Xbox Cloud Gamingの国内サービスが始まる(関連記事),Twitchで大規模な情報漏洩が発生(関連記事),といったことがありました。9月30日に亡くなったすぎやまこういち氏の訃報が届いたのも,この月でした(関連記事)。
新型SwitchことNintendo Switch(有機ELモデル)が登場したのも10月です(関連記事)。よく分かっていないという人には,従来モデルとの比較記事(関連記事)がおすすめですよ。
【第5位】 ★×77
「あつまれ どうぶつの森」の更新データ“Ver.2.0.2”が配信開始 【第9位】 ★×56
「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」の特別セールが本日より開始
終わりが見えてきました,11月です。
岸田文雄氏が第101代内閣総理大臣に選出される,からの第2次岸田内閣発足,将棋の藤井聡太さんが史上最年少(19歳3か月)で四冠を達成,といったことがあった月でした。国内ではCOVID-19の新たな感染者がどんどん減ってきた一方で,オミクロン株の足音が聞こえてきた時期でしたね。
ゲーム業界では,Xboxが20周年を迎える(関連記事),セガとMicrosoftが戦略的提携の検討に合意(関連記事),などが話題となりましたか。イベントとしては,韓国最大のゲームショウであるG-STAR 2021(関連記事),アナログゲームの祭典となるゲームマーケット2021秋(関連記事),インディーズゲームにフォーカスしたINDIE Live Expo Winter 2021(関連記事)などが開催されました。INDIE Live Expo Winter 2021の視聴数は日本語,英語,中国語(簡体字)の合計で1390万回に達したというからすごいです(関連記事)。2022年上半期に予定しているという次回配信にも要注目ですよこれは。
【第3位】 ★×72
“CRカップ”と“えぺまつり”がコラボ。「CRえぺまつり」,12月25日に開催
とうとうやってまいりました,12月です。ほとんど覚えてますよね。
この月は,実業家の前澤友作さんがロシアの宇宙船で国際宇宙ステーションへ行く,ドミノピザが島根県に出店して47都道府県を制覇,11月末に国内初の感染者が確認されたオミクロン株が少しずつ広がる,といったことがありました。まだ始まってませんが,コミックマーケット99が12月30日と31日に開催される予定でして,4Gamer連載の中で「コミケ(99)同人ゲームまとめ動画」を掲載しております(関連記事)。おすすめです。
ゲーム業界では,Tencent Gamesがグローバルブランド・Level Infiniteを発表(関連記事),Ubisoft Entertainmentが独自のNFTプラットフォーム「Ubisoft Quartz」を発表(関連記事),EVOの新たなゼネラルマネージャーにCombo Breakerのイベントディレクターを務めるRick Thiher氏が就任(関連記事),といったことがありましたか。イベントプロデュースの豊富な経験を持つThiher氏の参加で,EVO 2022への期待も膨らむところです。
大型イベントまとめ:
4GamerのThe Game Awards 2021記事一覧
以上,月間ランキングでした。
では最後に,はてなブックマークとTwitterで反響の大きかった記事をさらっと眺めてみましょう。例年通り,ここまでですでに長くなっちゃいましたので,さらっといきますよ。
はてなブックマークランキング
【第2位】 689users
星野源×マフィア梶田――孤独なオタクが「創造」に至るまでをひもとく,非常識な対談 【第3位】 571users
普通に開く“扉”をゲーム内に作るのは,なぜそんなに難しいのか 【第7位】 373users
「HD-2D版 ドラゴンクエスト III」の制作が発表。美しいグラフィックスで勇者ロトの冒険が再び 【第11位】 274users
西川善司の3DGE:「ストリートファイターV」にまつわる遅延の謎を,遅延計測システムを使って検証してみた 【第12位】 254users
今甦る真月譚,新生「月姫R」クリエイターインタビュー。奈須きのこ&BLACK両氏が語る世界の裏側,そしてこれから 【第13位】 191users
日本ボードゲーム界の父・鈴木銀一郎氏が逝去 【第14位】 186users
MSXの立役者・西 和彦氏が“次世代MSX”に「もうすぐ」とコメント。自身で“狂気の沙汰”と呼ぶプラットフォームとは 【第19位】 76users
「スマホゲーム四半期報告書」第4回を掲載。2021年上半期は「ウマ娘 プリティーダービー」が圧倒的な強さを見せる
こちらは,はてなブックマークで多くブックマークされた記事の上から20本を並べたものです。例年通り,速報やニュースよりも,イベントレポートやインタビュー,検証など,ある程度ボリュームのある重量級と呼べそうな記事が多く並んでますね。
そんな中で第1位となったのは,CEDEC 2021の聴講レポートです。これはゲーム開発スタジオ WizcorpのCEOを努めるフランス人開発者のハンサリ・ギオーム氏が,「マネジメント」「キャリア」「競争力」の観点から日本のゲーム業界が抱える問題点を挙げ,具体的なアドバイスを送るというものですね。
日本のゲーム業界へのエールでもあるわけですが,“問題点”の内容はゲーム業界に限った話ではないでしょう。筆者も読んでいてなんかこう,ぐうの音も出ないというか,丸裸にされたみたいでこっぱずかしくなりました。的を射た,厳しく,しかし有益な提言として,多くの人に読んでもらいたなあと思います。
Twitterランキング
そしてこちらがTwitterのランキングです。バナーでは“記事Tweet数”となっていますが実はそうではなく,Twitter Analyticsで確認できる「エンゲージメント」の数値での順位となります。エンゲージメントは,平たく言えば,リツイートやいいね,アカウントのフォロー,リンクのクリックなど,利用者がツイートに反応した合計回数,みたいな数値です。インプレッションやツイート,いいねの数などでランキングを作ると,また違ったランキングになりますね。
エンゲージメントはネタものが強いという感がありますが,実際,第1位となったのは歌手の吉 幾三さんがバイオハザード ヴィレッジの公式イメージソングを歌うという記事でした。大ヒット曲である「俺ら東京さ行ぐだ」をアレンジした楽曲でなかなかにインパクトのある映像と曲だったのですが,本稿執筆時点ではもう見られなくなっていますね……。
なおTwitterランキングは4Gamer女子部(仮)の記事が無双しがちなんですが,今年も「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」関連インタビューを筆頭に記事が多くランクインしています。筆頭にというか,大体あんスタ!!ですね。あんスタ!!のストーリー紹介連載は第26回までを掲載しており,この回ではメインストーリー第二部SS編 第三章「シークレットサービス」,第四章「シンセカイ」を紹介していますので,まだ読んでいない人はぜひどうぞ。
2021年はこのへんにしておきましょう
というわけで,駆け足で4Gamerの2021年を振り返ってみましたが,いかがだったでしょうか。
2022年がどんな年になるのかはさっぱり分かりませんが,業界の輪郭に変化を与えそうなものとしては,「メタバース」(関連記事1,2)や「NFT」(関連記事1,2)をキーワードとした話題は増えそうですね。“増えそうですね”などと書いておきながら筆者もその中身についてはぼんやりとしか把握できていないので,お正月にキャッチアップしておこうと思います。ゲームの合間に,ですが。
――2022年の4Gamerは1月6日(木)より通常更新となります。
本年も4Gamerをご愛読いただき,誠にありがとうございました。
4Gamerは2022年も,ゲーム業界がさらに賑わい,読者のみなさまのゲームライフがさらに充実するよう,編集部一同,全力を尽くしてまいります。引き続き,よろしくお願いいたします。
それではみなさま,良いお年をお迎えくださいませ。
年末年始のおすすめ特集記事
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4Gamerは本日(2021年12月29日)が年内最終更新日ということで,恒例となっているゲーム業界著名人の年末コメント集をお届けしよう。本年は147名の方に参加いただいた。かなりのボリュームなので,年末年始にじっくり読んでほしい。
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- Nintendo Switch:Death Coming
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- Nintendo Switch:ダンジョン・ウォーフェア
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- Nintendo Switch:198X
- Nintendo Switch:ダンジョンとパズル
- Nintendo Switch:エース・オブ・シーフード
- Nintendo Switch:メイデン&スペル
- Nintendo Switch:Ultimate Chicken Horse
- Nintendo Switch:ザ フレイム イン ザ フラッド:Complete Edition
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- Nintendo Switch:In Other Waters
- Nintendo Switch:Into the Breach
- Nintendo Switch:Curious Expedition
- Nintendo Switch:マイティ・グース
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- Nintendo Switch:リーサルリーグ ブレイズ
- Nintendo Switch:フェノトピア
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- ライター:蒼之スギウラ
「ファイナルファンタジーXIV」の深淵を覗いてみないか? 8年以上続くMMORPGに存在するアチーブメントを紹介
今年で新生してから8年を迎える,スクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」には約2700種類を超えるアチーブメントが存在している。本稿では,印象的な報酬付きアチーブメントを簡単なものから難しいものまで30種類を紹介しよう。
「4Gamer歌謡祭 2021」が開幕。アーティスト66組・約350名によるステージと一部出演者からのコメントをお届け
ゲームメディアだって,素晴らしい楽曲をたくさんの人に知ってもらう機会を作ってもいいじゃないか。そんな想いから生まれた「4Gamer歌謡祭」が今年も開幕! 本稿では,「記事上で歌謡祭を開こう」をテーマに,アーティスト66組・約350名によるステージと,一部出演者からのコメントをお届けする。
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- :アイドルマスター シャイニーカラーズ(アプリ版)
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- :アイドルマスター スターリットシーズン
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- OTHERS:Paradox Live(メディアミックスプロジェクト)
- :プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク
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- /:ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS
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数多くの製品が登場した「小型ゲームPC」はどこが違う? 代表的な5製品の見どころとゲームの動作をチェックしてみた
ここ数年で大きな盛り上がりを見せる小型ゲームPC。日本国内でもさまざまな製品が登場している。今回はGPDとONE
ゲームの“絶滅危惧語”辞典。“リセットボタン”“不気味の谷”“露店”など,最近聞かなくなった言葉の数々を挙げてみる
年末になると,その年の新語や流行語が話題になるが,その一方で忘れ去られていく言葉もある。この記事では,「死語」とまではいかないまでも,ゲームジャンルにおいて絶滅が危惧される言葉を集めてみた。昔を懐かしんだり,「こんな言葉があったんだ!」と発見したりして楽しんでほしい。
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- ライター:相川いずみ
年末年始はデジタル版ボードゲームで盛り上がろう。厳選10タイトルを紹介するハロー!Steam広場 番外編
連載ハロー!Steam広場,年末恒例の番外編では,人を集めて遊ぶのが難しかったコロナ禍のなか,Steamer兼ボードゲーマーを支えてくれたデジタル版ボードゲーム10作品をまとめて紹介しよう。年末年始に友達と一緒にオンラインで遊べるボードゲームを探している人は,参考にしてほしい。
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- ライター:蒼之スギウラ
「Sky開発チームから日本のプレイヤーの皆様へ,1年間の感謝の言葉とプレゼントを贈ります」―――ローンチから2年半,さらに広がる“優しいテーマパーク”の世界
敵を撃ち殺したりしないしリセマラも必要ない,10連ガチャもキャラ合成もないけれど,「Sky 星を紡ぐ子どもたち」は多くのプレイヤーを抱える人気作品だ。そのSkyの開発チームから,プレイヤーの皆さんへのコメントとプレゼントをもらってきたので紹介しよう。
「ウィザードリィ外伝 五つの試練」Steam対応版をレビュー。現時点で113本のシナリオをとことん遊べる,古き良きダンジョンRPGの決定打
Wizardryシリーズ最新作「ウィザードリィ外伝 五つの試練」Steam対応版のアーリーアクセスが,ついに始まった。筋金入りのファンが過去15年間に制作したユーザーシナリオを含む,合計113本ものシナリオを2980円(税込)で遊べてしまう。本作の魅力や各種システムなどを紹介しよう。
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- ライター:川崎政一郎
この冬に遊びたい,Steamで遊べるローグライク特集。プレイするたびに変化する世界をテクニックと運で乗り切れ!
プレイするたびに展開が変わり,何度でも楽しめるローグライクゲーム。RPG「ローグ(rogue)」をハシリとするローグライクは,一昔前はランダム生成要素のあるRPGを指していたが,今ではアクションやシミュレーションなどさまざまなジャンルと融合し,ユニークなゲームデザインも増えている。今回ピックアップして紹介するタイトルが年末年始のお供になれば幸いだ。
スクエニから登場した「DUNGEON ENCOUNTERS」と「Voice of Cards ドラゴンの島」に,一点突破型の魅力を感じた話
スクウェア・エニックスが発売したRPG「DUNGEON ENCOUNTERS」「Voice of Cards ドラゴンの島」は,地味ではあるが,一点突破の魅力を持つ,非常に尖ったタイトルだ。それだけに,“刺さる”ゲーマーにとっては,広めたくなる作品でもある。年末年始の遊びやすいタイミングで,紹介させてほしい。
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