プレゼント
4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」2019年10月20日〜10月26日
日本代表がベスト8でワールドカップを終え,「即位礼正殿の儀」がおごそかに行われ,北陸新幹線が全線再開となった2019年10月20日〜10月26日,4Gamerに掲載された記事は613本でした。筆者も「饗宴の儀」に呼ばれるんじゃないかと紋付ハカマを用意して待っていましたが,呼ばれませんでした。残念。「アスパラガスの牛肉巻」,食べたかったなあ。
さらに,ドイツのベルリンでは「パラドゲー」でおなじみのParadox Interactiveがファンイベント「PDXCON2019」を行い,そのイベントレポートやインタビュー記事などが掲載されており,4Gamerもなんだか国際色が豊かです。ボンジュール。
というわけで,今日もランキングと注目記事で4Gamerと世界のゲーム業界の1週間を振り返ってみましょう。
※以下,PlayStationはPS,Nintendo SwitchはSwitch,ニンテンドー3DSは3DS,スマートフォンはスマホと略記します
先週のランキング
【先週のランキング詳細】
さて,先週のランキン第1位は,Switch版「荒野行動」の事前登録受付が10月18日に始まったというニュースでした。ええ,そうなんです,この記事は先々週に掲載したもので,2週連続ランクインとなりますね。おお,すごい! 10月中のサービスインが予定されていますが,Switchでも大人気になりそうです。
このほか,最新トレイラーや先着購入特典,限定版,そして生配信番組などの情報も公開されています。ちなみに今週は,「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」のリリースが予定されていますので,ペルソナファンは楽しみですね。
第3位は,Switch用ソフト「牧場物語 再会のミネラルタウン」のプレイレポートで,こちらも2週連続ランクインとなります。おお,すごい! 筆者が気になってしかたないのが,町に住む人達と恋愛したり結婚したり,子供ができたら子育てしたりできるというゲームシステムです。うーん,牧場の暮らし,楽しそうだなあ。
第5位には,Obsidian Entertainmentの新作「The Outer Worlds」(PC / PS4 / Xbox One)の最新トレイラー公開,という記事が入りました。「Fallout: New Vegas」(PC / PS3 / Xbox 360)を開発したデベロッパのオープンワールドRPGということで,ここへきて注目度がウナギ登りですね。こうした作品に高い関心が集まるのは,洋ゲー好きの筆者としても嬉しいことですが,本作は10月25日にすでにリリースされていますので,気になる人は,「こちら」に掲載したメディア向け試遊イベントの記事や,「こちら」に掲載したプレイレポートも合わせて参照してください。
先週の注目記事
■「レジェンド・オブ・ルーンテラ」プレビュー版のプレイレポート。大作を予感させる新作DCGは「M:tG」と「ハースストーン」の良いとこどり
「LoL」の世界が舞台となる新作DCG「レジェンド・オブ・ルーンテラ」開発者インタビュー。「完全無料で遊べる」システムとは?
2019年10月16日,ライアットゲームズは「リーグ・オブ・レジェンド」の10周年イベントを開催し,新作デジタルカードゲーム「レジェンド・オブ・ルーンテラ」をはじめとするさまざまな新情報を発表した。会場にて同作のクリエイターにインタビューを行う機会があったので,その内容を掲載しよう。
■東欧最大規模のゲーム開発者会議「Game Industry Conference Poznań 2019」が開催。ゲーム産業で地位を築き上げつつある文化の交差点を紹介
「Detached」で知られるAnshar Studios・CEO,ルーカス・ハクラ氏トークセッション。「もうVRゲームの開発は懲り懲りだ」と話すワケ
Anshar StudiosのCEO,ルーカス・ハクラ氏がGame Industry Conferenceの壇上に立ち,VRゲームの開発経験をテーマにしたトークセッションを行った。開発チームが「Detached」や「Telefrag VR」でどのような挫折を味わったのか,競合タイトルとの比較をもとに詳細に報告されていたので紹介していく。
ポーランドの新たなパブリッシャAll in! Gamesが,14もの新作タイトルを引っ提げてPoznań Game Arenaにブース出展。さっそくチェックしてきた
ポーランドで開催されたゲームイベント「Poznań Game Arena」は,約7万6000人の来場者で賑わったが,多数の出展社の中に,設立されて1年にも満たないAll in! Gamesというパブリッシャのブースを見つけた。アクションゲームやフライトものなど,出展されていた14のタイトルからいくつかを紹介したい。
- キーワード:
- PC:Ghostrunner
- FPS
- アクション
- All In! Games
- One More Level
- SF
- ミリタリー
- 欧州
- PS4:Ghostrunner
- Xbox One:Ghostrunner
- PS4:脳食いエイリアン
- Xbox One:It came from space and ate our brains
- Nintendo Switch:脳食いエイリアン
- PC:The Protagonist: EX-1
- PS4:The Protagonist: EX-1
- Xbox One:The Protagonist: EX-1
- Nintendo Switch:The Protagonist: EX-1
- PC:Arboria
- PC:Red Wings: Aces of the Sky
- PC
- PS4:Red Wings: Aces of the Sky
- PS4
- Xbox One:Red Wings: Aces of the Sky
- Xbox One
- Nintendo Switch:レッドウィングス:大空のエースたち
- Nintendo Switch
- ニュース
- ムービー
- ライター:奥谷海人
- イベント
■「アズレン」×ヤマハ発動機のコラボでオリジナルデザインのオートバイが誕生。東京モーターショー2019での展示も決定
■任天堂の直営オフィシャルショップ「Nintendo TOKYO」は渋谷PARCOに11月22日グランドオープン。抽選でのプレオープン招待もあり
応募の受付は,すでに始まっていますので,お近くの任天堂ファンはチャレンジしてみましょう。
■「プロジェクトセカイ」は現代の日本と“セカイ”を舞台に物語が展開。ゲームシステムや収録楽曲なども明らかにされた発表会の模様をレポート
■Paradoxのファンイベント「PDXCON2019」が開催。SLG / ストラテジーファンにはたまらない空気に包まれたイベントの模様をレポート
Paradox Interactiveがドイツ・ベルリンで開催したファンイベント「PDXCON 2019」では,待望の続編「Crusader Kings III」の発表や(関連記事),新作「Surviving the Aftermath」の発表が行われましたが(関連記事),そのタイミングで「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」(PC / PS4 / Xbox One)と「Stellaris」の開発者にインタビューをしています。両作品ともDMM GAMESから日本語版がリリースされる予定です。
「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」インタビュー。シアトルで展開するバンパイアの物語について,ストーリー制作の2人に話を聞いた
Paradoxのファンイベント「PDXCON 2019」にて行われた「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」のインタビューをお届けしよう。1作目に続きメインシナリオを担当するBrian Mitsoda氏と,本作から制作に加わったCara Ellison氏に,シアトルを舞台としたバンパイアの物語や世界観について聞いた。
SFストラテジー「Stellaris」のPS4向け日本語版が,DMM GAMESから2020年春に発売決定。制作者にゲームの魅力や注目点を聞いた
DMM GAMESが国内向けPS4版を2020年春にリリースすると発表した「Stellaris」は,Paradox Interactiveが手掛けるSFストラテジーだ。2016年5月にPC版が,2018年8月に海外向けコンシューマ機版が発売。満を持してPS4向け日本語版が展開する本作について,ディレクターのDaniel Moregård氏に話を聞いた。
■[SPIEL’19]今年も世界最大のアナログゲームの祭典がスタート。現地から開幕前日の模様をレポート
Paradox Interactiveの都市建設シム「Cities: Skylines」をベースにしたボードゲーム,その名も「Cities Skyline: The Boardgame」のプレイレポートなど,関連記事もいくつか掲載していますので,下のリンクからぶっ飛んじゃってみてください。
4Gamer「SPIEL’19」記事一覧
■ジョウト地方のポケモンやトレーナーが約1/20のフィギュアに。シリーズ第2弾「ポケモンスケールワールド ジョウト地方」が2020年1月に発売決定
■「リネージュ2」ライブサービス基本プレイ無料化の理由と今後の展開を新井友和氏に聞く。アデンサービスで実装される「デスナイト」の情報も
錦秋のおたより
そんなわけで,下の「今週のプレゼント」の応募フォームに「4Gamerへのコメント」という欄があるので,そこに愉快な一言や,4Gamerへのご意見ご要望などを自由に書いてください。面白いものを勝手に採用させてもらうというハイテクなシステムになっています(プレゼント募集期間外でも,同フォームからコメントのみの送信が可能です)。プレゼントの当落とおたよりの面白さはまったく関係がありませんので,遠慮なんかしちゃダメよ。
■学生時代授業でラグビーが有りましたが、9割近くの時間が本気の殴り合いの乱闘だったので、いまだにルールが分からずWC全然観ずにスカイリムのMOD作ってます(会社員 ラザニア食い放題)
筆者も高校時代にラグビーの授業がありましたが,筆者の高校時代はまだベトナム戦争をやっていた頃なので,ほとんど覚えていません。ですが,ワールドカップは見ています。MODは作りたいけど作れません。
■簡単で楽で給料のいい仕事がやりたいです(会社員 マリオネット)
4Gamer.netはいつでも幹部候補募集中のホワイト企業です。
■台風で姿を見かけなくなった近所の野良猫が先日近くを元気に歩いてたのを見かけてほっとしました。(公務員 ぜる)
筆者も盛岡で暮らしていた頃,冬場,氷点下の世界で暮らす野良猫が心配でしたが,春になるとまた,ちゃんと現れて安心しました。我々が想像するより,はるかに彼らは環境に順応しているみたいです。
■こんな時期に花火大会がある地元もゲームを絡めて宣伝してください(公務員 クマ)
えーと,「まるで真冬の花火のように,誰からも顧みられることなく散っていく兵士達の戦いを描いたコール オブ デューティー」みたいな?(そもそもおたよりの意味を汲み取りかねている編集者)
■Nintendo Switch Liteを購入しました。同時にソフトを2本買ったのですが、無料で遊べるテトリス99にハマっていきなり積みゲー状態です。積むのはテトリミノだけにしておけっていうツッコミが聞こえてきます。(会社員 linoid)
うまい! 山田君,座布団3枚やってやって。
■イマドキのゲームの精緻なグラフィックを見るにつけ、ドッド絵に想像力をかきたてられていた頃が懐かしい。(公務員 樽うさぎ)
ちょっと違いますけど,筆者は1994年に発売された「DOOM II」の紹介記事で,「空前のグラフィックス」「今後,この画像を超えるタイトルは登場しないだろう」などと書いた記憶があって,かなり照れくさいです。科学の進歩って,すごいですね。
今週のプレゼント
「Identity V」キャラクターぬいぐるみ
……2名様(提供 NetEase Games様)
NetEase Gamesがサービス中の「Identity V」(アイデンティティ5,中国名は第五人格。iOS / Android / PC)に登場するキャラクターのぬいぐるみを2名様に。「Identity V」は,4人の「サバイバー」と1人の「ハンター」に分かれたプレイヤーが,ゴシックホラーな雰囲気いっぱいのステージで命がけの追いかけっこを楽しむという非対称対戦のマルチプレイアクションです。多彩なキャラクターが登場しますが,ぬいぐるみのモチーフになっているのは,「ヘレナ・アダムス」(心眼)と「ナワーブ・サベダー」(傭兵)の2人。どちらもサバイバー側ですね。
いつものように,2つのうちどちらが届くのかは分からないというWeekly 4Gamer仕様になっていますので,その点はご了承ください。当てちゃってね。
舞台「Identity V STAGE」のサブタイトルが「Episode1『What to draw』」に決定。サバイバーの空軍,心眼のソロビジュアルも解禁
ムービックは本日(2019年10月25日),舞台「Identity V STAGE」のサブタイトルが,「Episode1『What to draw』」に決定したことを発表した。また,新たに,山田美貴さん演じる「空軍(マーサ・ベハムフィール)」と,河上英里子さん演じる「心眼(ヘレナ・アダムス)」のソロビジュアルやイメージカットが解禁された。
プレゼントに応募するには,下記のリンクから応募フォームへ進み,すべての項目に記入して送信ボタンをクリックしてください。 重複応募は当選を無効とさせていただく場合がございます。締め切りは,10月30日(水曜)21:00です。
当選者は,11月3日(予定)に応募フォームで登録した名前(ハンドルネーム可)と都道府県名で発表する予定です。
プレゼント品は,応募時に入力された送付先に,1〜2週間以内にお送りします。なお,賞品によっては,発送に時間をいただく(約1か月)場合があります。
発送日の確定や本人確認,当選の結果などについてのお問い合わせには一切お答えできませんので,ご了承ください。
プレゼントに応募する
■10月20日掲載分のプレゼント当選者
「荒野行動-Knives Out-」バンのぬいぐるみ……2名様
大阪府 逆瀬 さん
秋田県 シニチ さん
CD「eschatology/a grand conception “ARCALAST”」……1名様
長野県 くにしろからす さん
今週の4Gamer
今週はどんなアンバイかといいますと,今月末の10月31日に数多くのタイトルの発売が予定されているようです。まずはアトラスの「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」で,こちらは世界累計セールスが270万本を突破したという「ペルソナ5」(PS4 / PS3)にさまざまな要素を詰め込んだ,ファン期待のソフトとなっています。「ペルソナ5」では描かれなかった「3学期」が体験できたり,新マップ「吉祥寺」が追加されたりと,楽しい怪盗ライフが送れそう。
ランキング入りしていますが,2020年2月20日の発売が明らかになった「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」も楽しみですね。
オーイズミ・アミュージオからは,PS4向けのアドベンチャー「The Sinking City 〜シンキング シティ〜」が10月31日に発売されます。原題は「The Sinking City」で,開発はウクライナのFrogwares。海外では6月に(Switch版は9月)にリリースされて,ヒット作になっているようです。いわゆる「クトゥルフもの」の作品で,名状しがたい何者かがプレイヤーの精神をむしばむこと間違いなし。
Switch版に続く日本語版になりますが,ちなみにEpic Games Storeで時限独占販売が行われているPC版は,ストアページを見る限り日本語には非対応ですが,2020年の発売が予定されているSteam版は日本語に対応しているらしいと,PCゲーマーにとってはなかなか悩ましいことになっています。ああ,悩ましい。
そして,日本一ソフトウェアは10月31日,「魔界戦記ディスガイア4 Return」(PS4 / Switch)をリリースします。こちらは,2011年に登場したPS3版「魔界戦記ディスガイア4」にさまざまな追加要素を盛り込んだ2014年のPS Vita版「魔界戦記ディスガイア4 Return」をさらにパワーアップしてPS4とSwitchに移植した作品です。初登場から8年,いまだにファンの心をつかむディスガイア4を,最新の環境で楽しんでください。
このほか,20年ぶりのリメイクとなる「メディーバル 甦ったガロメアの勇者」や,Larian Studiosが2017年にリリースして高い評価を得たRPG「Divinity: Original Sin II」の待望の日本語版,「ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション」も10月31日にリリースされる予定になっていまして,今週木曜日は,限られた予算をどのように使うべきか,たいへん頭を悩ませそうです。ああ,悩ましい。いただくわ。全部いただくわ。
というわけで,ではまた来週。
【次回予告】
そろそろ水着回があってもいいんじゃないかと思ったくぬぎちゃん。宗谷岬で新作ウォークライ「パカパカ」を水着で披露するため,9:36発の「はやぶさ11号」,13:34発の「スーパー北斗13号」,18:00発の「カムイ33号」,20:06発の「サロベツ3号」と乗り継いで稚内で一泊,翌朝バスで宗谷岬に到着したものの,さすがに気温10℃では水着になる気にならず,間宮林蔵像の台座によりかかって「水着回じゃなくて,温泉回にすべきだった」と反省するくぬぎちゃんだったが……。
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