業界動向
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Access Accepted第724回:Activision Blizzardの“多様性”を示すゲームキャラクター評価ツールが炎上

Activision Blizzardが,ダイバーシティ分野における同社の目標達成への試みとして,「Diversity Space Tool」という開発ツールを採用することを自社公式ブログで紹介したこのツールは,特定のキャラクターがどれだけ多様化されているのかを可視化するというものだが,これがゲームコミュニティの中で大炎上してしまった。
Tencent,2022年第1四半期の業績報告を公開。売上高は前年同期比で横ばい,営業利益では減収に

中国のIT大手で,巨大ゲームメーカーでもあるTencent(テンセント)が,2022年第1四半期(1月〜3月)の業績報告を公開した。発表によれば,第1四半期の売上高は,前年同期に対してほぼ横ばいで,営業利益は前年同期に対して34%の減収となっている。
女性向けコンテンツの制作を主な事業とする新会社・ティズクリエイション設立。高村 旭氏ら経験豊富なクリエイターが集結

デザインファクトリーを退職したクリエイター・高村 旭氏が,いわた志信氏,島 れいこ氏と共に,女性向けコンテンツの制作を主な事業とする新会社・ティズクリエイションを立ち上げたという。ゲームを始め,CDや書籍,舞台,イベントなどさまざまな媒体で新たなキャラコンテンツを提供していくそうだ。
Netmarble,2022年第1四半期の業績を発表。売上高610億円,EBITDA44億円で営業損失は12億円に

ネットマーブルジャパンは本日,Netmarbleの2022年第1四半期業績の情報を公開した。プレスリリースによれば,2022年第1四半期連結の売上高は610億円(前年同期比10.7%増),EBITDA(償却前営業利益)は44億円(同43.1%減)で,営業損失12億円,今期純損失50億円となっている。
さまざまなジャンルのクリエイターを支援する「EA Creator Network」開設。オンラインフォームから簡単に応募可能

Electronic Artsは本日(2022年5月16日),クリエイターをサポートする新たなプログラム「EA Creator Network」を開始した。 「EA Creator Network」は,さまざまなジャンルの才能あるクリエイターと直接的なパートナーシップを構築するためのプログラムだ。
ゲームクリエイターの板垣伴信氏が自身のTwitterアカウントを開設。ゲームライフやゲーム制作の進捗状況を発信

ゲームクリエイターの板垣伴信氏は2022年5月14日,自身のTwitterアカウントを開設した。板垣氏は,「今後,ゲームライフやゲーム制作の進捗状況をお伝えしていく予定です。どのゲームから私を知っているのかコメントしてください」と英語で投稿している。
Access Accepted第723回:それでもデューク 〜 突然のアーリービルト流出で,「Duke Nukem」のIPを取り巻く実情が明らかに

かつては一世を風靡したFPSジャンルの代名詞的な存在が“デューク・ニューケム”だ。最近になって,2011年にリリースされた「Duke Nukem Forever」のアーリービルド版が突然リークされ,当初の開発会社であった3D Realmsの設立メンバーの発言から,ギネスブックに記載されるほどの開発延期に見舞われ続けた本作の実情が浮かび上がってきた。
スクエニHDが2022年3月期連結決算を発表。予想を上回る経常利益を達成。「FFXIV」会員数は大幅増加

スクウェア・エニックス・ホールディングスは本日(2022年5月13日),2022年3月期の連結決算を発表した。今期(2021年4月1日〜2022年3月31日)連結決算は,売上高が3652億7500万円で前年比9.8%増,営業利益は592億6100万円で前年比25.5%増の増収増益となっている。
Metaの次世代VR HMD「Project Cambria」は年内リリースに。近日中に開発者向けのサポートを開始

Metaは,次世代のVR対応HMD「Project Cambria」を2022年内にリリースすると発表し,「The World Beyond」などをプレイする動画を公開した。バーチャル世界と現実世界をブレンドさせ,ゲームだけでなくミーティングやオフィスワーク,トレーニングなどにも使えるようになるという。
グリー,2022年6月期第3四半期の連結業績を発表。「ヘブンバーンズレッド」などの新作アプリゲームが収益貢献

グリーは本日,2022年6月期第3四半期(2021年7月1日〜2022年3月31日)の連結業績を発表した。連結累計期間の業績は,売上高540億円(前年同期比11.4%増),営業利益76億円(同13.4%減)。インターネット・エンタメ事業は,新規アプリゲームが貢献した結果,前四半期と比較して増収増益となった。
マーベラスが2022年3月期の決算短信を公開。コンシューマ事業は好調,売上高は前年同期比で0.8%増

マーベラスは本日,2021年4月1日から2022年3月31日までの連結業績を報告する「2022年3月期 決算短信」を公開した。売上高は2021年同期(255億2000万円)から0.8%増となる257億2800万円,また営業利益は,前年同期(44億1400万円)から4.2%増となる46億円と,ほぼ横ばいの微増となっている。
ネクソン,2022年度第1四半期の連結業績を発表。Embark Studiosが開発している「ARC Raiders」は2022年後半に配信開始へ

ネクソンは本日,2022年度第1四半期(2022年1月1日〜3月31日)の連結業績を発表した。今期の売上収益は910億円(前年同期比3.1%増)で,営業利益は385億円(同11.1%減)。業績概要では各国での成果,ストックホルムに拠点を置くEmbark Studiosが開発している新作の情報も公開されている。
Microsoft,開発者向けに,アクセシビリティ向上のための同社の取り組みを紹介

Microsoftは,アクセシビリティ向上のためにゲーム開発者にどのような支援を現在,行っているのかについての最新情報を「Microsoft Game Dev Blog」および,「Xbox Wire」で公開した。「アクセシビリティガイドライン」のアップデートや,アクセシビリティ機能タグの強化など,さまざまな取り組みが紹介されている。
カプコン,2022年3月期の連結業績を発表。デジタルコンテンツ事業の貢献により売上高は過去最高,すべての利益項目で5期連続の最高益に

カプコンは本日,2022年3月期(2021年4月1日〜2022年3月31日)の連結業績を発表した。中核事業であるデジタルコンテンツ事業が好調だったというカプコン。売上高は1100億円(前期比15.5%増)で過去最高,そしてすべての利益項目で5期連続の最高益を達成すると共に,9期連続の営業増益になったという。
Electronic ArtsがFIFAとの提携終了を発表。来年以降,「EA SPORTS FC」を新たなブランドネームに

Electronic Artsは,国際サッカー連盟との提携終了を発表し,来年以降,人気サッカーゲーム「EA SPORTS FIFA」シリーズを「EA SPORTS FC」に変更する。現在,約300の団体とのパートナーシップを維持しているため,30リーグの700チーム,1万9000人を超える選手の肖像権は保持する見込みだ。
ソニーグループの2021年度連結業績説明会をレポート。2022年度のPS5販売台数は1800万台となる見込み

ソニーグループは5月10日,同社の2021年度 連結業績説明会をオンラインで開催した。本稿では,その中から主にゲーム&ネットワークサービス分野について取り上げる。PS5本体は2022年度に1800万台が販売される見込みだ。
任天堂,2022年3月期の決算短信を発表。好調だったソフトウェア販売本数に対しハードウェア販売台数は伸びず,前年同期と比較して減収減益

任天堂は本日,2022年3月期の連結業績を発表した。今期は,売上高は前期比3.6%減,営業利益は同7.5%減と減収減益。純利益は,前期比0.6%減となった。ハードウェアは,Switch(有機ELモデル)が加わり3モデルとなったが,半導体部品などの供給不足による影響が販売台数に響いたようだ。
ソニーグループ,2022年3月期の決算短信を発表。ゲーム&ネットワークサービス分野の売上高はHWが増収に貢献

ソニーグループは本日,2022年3月期の決算短信(IFRS)を発表した。2021年4月1日〜2022年3月31日までの連結会計年度で,売上高は8兆3967億円,営業利益は1兆2023億円,当期純利益が8884億円の増益となっている。
「ウマ娘 プリティーダービー」がダウンロード数と収益ランキングで1位を獲得。Sensor Towerが,2021年のモバイルゲーム市場の調査レポートを発表

Sensor Towerが,日本における2021年のモバイルゲーム市場についての調査レポートを発表した。レポートによれば,日本のモバイルゲーム市場の収益は記録を更新し,北米に次ぐ規模に達しているとのこと。「ウマ娘 プリティーダービー」の好調が,市場を牽引したという。
企業向けオンライン展示会「アニメ・ゲームサミット 2022 Summer」が8月31日より開催に。出展申し込みの受付もスタート

DMM.comが運営するオンライン展示会プラットフォーム「DMMオンライン展示会」は本日(2022年4月26日),「アニメ・ゲームサミット 2022 Summer」を,2022年8月31日から9月2日の期間,オンライン美術展「出現画廊」と連携して開催することを発表した。出展の申し込み受付も開始されている。
Access Accepted第722回:ゲーム内広告に向き合うプラットフォームホルダーたち

Free-to-Play,サブスクリプションサービス,ライブゲーム,クラウドゲーム――。ここしばらくの間にゲーム業界のビジネスモデルやその構造は大きく変化しているが,マイクロソフトやSIEが「ゲーム内広告」の研究開発を行っているという情報が伝えられ始めており,今世代中にはゲームビジネスは新たな局面を迎えることになるのかもしれない。
Microsoft,「アースデイ」を記念して同社の環境保護や持続可能性への取り組みを紹介

Microsoftは本日,公式ブログ「Xbox Wire」を更新し,2022年4月22日の「アースデイ」を祝うと共に,Microsoftが進めている環境保護や持続可能性への取り組みなどを紹介した。環境問題を考えるうえで役に立ちそうなゲームなど,アースディ関連のさまざまな情報が公開されている。
SIE,環境保護の取り組みや,ダイバーシティなどに関する考え方などをブログエントリで紹介。LGBTQ+をテーマにした素材の配布も

SIEは本日,同社の環境保護に関する取り組み,そしてダイバーシティ,エクイティ&インクルージョン(多様性,公平性,包括性)に関する考え方をそれぞれ紹介するエントリを,SIE.Blogで公開した。なお東京レインボープライドに協賛しているSIEは,今年もLGBTQ+をテーマにした素材の配布を行っている。
KAKAO GAMES,Raph Koster氏の開発スタジオPlayable Worldsに戦略的投資を実施

KAKAO GAMESの北米法人は現地時間の2022年4月20日,ゲームデベロッパのPlayable Worldsに1500万ドル(約19億円)の投資を行った。Playable Worldsは,「Ultima Online」などで知られるベテラン開発者Raph Koster氏が設立したスタジオで,クラウドベースのMMOタイトルを開発中とのことだ。
「集英社ゲームクリエイターズ CAMP」の年次報告「Annual Report 2022」公開。ジョブ別登録者数などの詳細なデータが明らかに

集英社は本日(2022年4月20日),新人のゲームクリエイターを発掘・支援する事業「集英社ゲームクリエイターズ CAMP」を立ち上げてから1周年を記念して,これまでの歩みを振り返る年次報告「Annual Report 2022」をnoteで公開した。
「スター・ウォーズ」の新作アクションアドベンチャーを,エイミー・ヘニング氏率いるSkydance New Mediaが発表に

Skydance New Mediaは,LucasFilms Gamesとの提携を発表し,「スター・ウォーズ」の世界観を元にした新作アクションアドベンチャーの開発を明らかにした。ゲームの詳細は未発表だが,中止となった「スター・ウォーズ」タイトルに携わっていたエイミー・ヘニング氏が,開発チームを率いるという。
Access Accepted第721回:南カリフォルニア大学の恒例ゲームイベント「USC Game Expo」は今年も開催。大学におけるゲーム開発の取り組み

南カリフォルニア大学が,今年で6回目となるゲームイベント「USC Game Expo 2022」を日本時間の5月13日に開催することをアナウンスした。映画芸術学部のインタラクティブ・メディア&ゲーム部門が設立されてからはや20年。今回は,そんなアメリカ教育機関のゲーム開発における取り組みを紹介していこう。
263日を経て,中国ゲーム業界が待ちこがれた版号(ライセンス)の発行が再開される

今をさかのぼること4年。2018年に起きた中国ゲーム版号(ライセンス)の発行中止は,計265日間続き,業界に大打撃を与えた。昨年2021年7月から,版号(ライセンス)の新規発行は再び凍結状態に入り,263日が経った2022年4月11日に,中国ゲーム業界はようやく,版号の新規発行承認リストを目にすることができた。