企画記事
「学マス」アイドルとの絆を深めよう! 【清夏】【リーリヤ】で“評価A+”取ろうぜ解説
そんなプロデューサー,あつまれ〜!
「学園アイドルマスター」(iOS / Android。以下,学マス)は,バンダイナムコエンターテインメントとQualiArtsが開発する,“学園×アイマス×ローグライク”を主軸にしたアイドル育成ゲームだ。
2024年5月の配信以降,アプリストアではセルラン1位にも上り詰め,関連ワードがXで頻繁にトレンド入りするなど,リリースから約4か月が経過した今も話題に事欠かない大盛況っぷりを見せている。
そんな学マスの魅力は,以下をご参考に
「学マス」の魅力はアイドルだけじゃねえ。“デッキ構築ローグライク”としてのおもしろさも伝えたい! 行ーくよーーーー!!
「学園アイドルマスター」はアイドルゲームとしてはもちろん,“デッキ構築ローグライク”としてもよくデキた作品に仕上がっている。今回は初星学園プロデューサー科に未入学の人に向けて,デキローとしての魅力を紹介しよう。
アイドルたちの魅力がどれくらいあふれているのか,私を例に説明すると,デッキ構築ローグライク目的で学マスを始めたのに,初のツアー公演(リアルライブ)を見にいったり,グッズを買ったり,ゲーセンで限定プライズを取ろうとして5000円を溶かしたりするほどだ。
もはや,生活の余剰はすべて学マスに費やしている……いや,それは言いすぎだけど。要するに「ゲームシステム目的で始めた人でも,指先から頭まで沼にどっぷりハマっちゃう!」のが学マスなのである。
アイドルたちの物語の中心となる「親愛度コミュ」は,全10話のエピソードで構成されている。ただ,最後の親愛度10コミュを見るためには,ゲーム内のプロデュースで“評価A+”を取る必要がある。
やってみると分かるが,人によってはこれがなかなか難しい。それでいてフィナーレはめ〜っちゃイイので,ネタバレを踏まず,苦しみと楽しさを味わったうえで,自力でたどり着いてほしい代物なのである。
そこで本企画では,みんなが親愛度10コミュを見て沼にハマってしまう一助になればと,「初期選択のpSSRで評価A+を取る!」(※)という条件のもと,アイドル別のプロデュース解説をしていく。
前回は信号機こと花海咲季,月村手毬,藤田ことねを紹介したが,第2弾では「紫雲清夏」と「葛城リーリヤ」が対象だ。
さあ,ためらいを捨てて,A+の白線をワンステップで跳び越えよう!
※最初に1人選べる初期実装のPアイドル。プラチナガチャ恒常SSR。今回はpSSRでのプロデュースをメインに,S / SRについても多少フォローしつつ,さらなる高みの「評価S」への目安も載せていく
「学マス」アイドルとの絆を深めよう! 【咲季】【手毬】【ことね】で“評価A+”取ろうぜ解説
アイドルとの絆を深めたいプロデューサー,あつまれ〜! 「学園アイドルマスター」連載のワンモアステップ+は,アイドル別の“評価A+”を取るための解説だ。新米PがTrue Endの次にぶち当たる,親愛度10の壁をぶち破ろう!
最初に「評価A+を目指すなら」
以下は必須ではないが,評価A+を目指すうえで“満たしておくと達成がより楽になる”項目だ。これはどのアイドルでも共通である。
・難度「プロ」でプロデュースする【必須】
・True End達成時のパラメータボーナスを得る【必須】
・Pアイドルを特訓段階4にする
・サポートカード(以下,サポカ)は「SPレッスン発生率」付きのSR / SSRを3枚以上編成する。サポカLvはすべて25以上に
・PLv(プロデューサーレベル)は超重要。評価更新が難しい場合,課題を進めるなどして,PLv上げを重視する
・プランごとのキーカード開放のためのPLv一覧
センス:PLv17,21,25,27,30
ロジック(好印象):PLv13,24,25,30
ロジック(やる気):PLv14,25,28
※評価A+目標なら,個人的にはPLv25以上推奨
また,プロデュース中の行動は以下が重要となる。
・レッスンがある週はレッスン。レッスンがなく授業がある週は授業。常にパラメータ上昇を最大化できる選択をする
・体力管理は“レッスンや授業を滞りなく行うため”にある。休むなら,レッスンや授業がない週にする
・SPレッスン発生時はSPレッスン最優先
・レッスンはすべてパーフェクトを狙う
・最終試験のスコアに応じてプロデュース評価が上下する。最後は出し惜しみせず全力を尽くす
プラン別のもっと詳しい基礎攻略を学びたい場合は,以下の記事を参考にしてほしいが,あまりにも長いので“見たいところだけ”でOK。
「学マス」センスとロジックってなんなの!? プロデューサーなら“プランの教科書”を読んで,今夏はボクとキミとセミブルぅー!
「学園アイドルマスター」でプロデュース,してますか? 今回は学マス企画の第2弾として,アイドルのプラン「センス」「ロジック」について解説する。初心者が悩みがちな細かなアレコレも付記したので,ぜひ参考にしてほしい。
A+を目指す! 〜【紫雲清夏】編〜
見せたげる♪」
★プロフィール
初星学園 高等部 アイドル科,1年1組の紫雲清夏は,外部受験組の新入生だ。おちゃらけた態度で,誰とでも仲良くなれる元気で明るい光のギャルだが,バレエで世界的に活動していたこともあり,踊りのセンスは一級品。でもなぜかやる気がなく,授業やレッスンをサボりがち。アイドルたちのなかでもとくに鮮やかなリップを塗っており,制服の着崩しからも“本物のギャル”っぽさを強く感じさせる。口調もくだけており,プロデューサーのことを「Pっち(ピーっち)」と呼ぶ。
親友のリーリヤとは「一緒にアイドルになる」という約束をしていて,学園の寮では同じ部屋で暮らしている。問題児だらけの1年1組では,めちゃくちゃ付き合いの悪い信号機たち(咲季・手毬・ことね)を言いくるめて親睦会を開くなど,機転の利いたポジションにいる。
しかし,外見と内面にかなりのギャップがあるとか。光の影にかなりの闇を秘めているとか。アイドルを諦めようとしている節があるとかなんとか……(アチーブメントに「裏切ったら恨むからね?」というのがある。こわいね)。ちなみに北海道出身。埼玉ではない。
■基礎情報
プラン:センス
おすすめ効果:集中
パラメータ優先度:Da > Vi > Vo
評価A+の達成難度:簡単
■評価A+達成の目安
※以下のパラメータは最終試験“前”の目標値
※Vo(ボーカル),Da(ダンス),Vi(ビジュアル)
〇最終試験スコアで目指すなら
Vo:500
Da:1400
Vi:1000
最終試験スコア:19000
※PLv25以上推奨
〇パラメータ重視で目指すなら
Vo:500
Da:1400
Vi:1200
最終試験スコア:13000
※PLv18 / サポカLv30以上推奨
★プロデュース方針
サポカ編成は「Da・ViのSPレッスン発生率」を意識しつつ,Voのパラメータ初期値が上昇するカードを1〜2枚採用しよう。清夏はパラメータの審査基準が一極化しており,最終試験ではDaの要求値が極めて高く,Viは少し必要,Voはほぼ不要となっている。これは現状のアイドルたちのなかでは最も極端な育成基準だ。
Daはできるなら1400以上を狙いたいが,最終試験後の「全パラメータ30上昇ボーナス」でカンストラインの1500を超えてしまうと,あふれた値がムダになってしまうので注意。Voは400以上あれば十分なので,DaとViがカンストしてしまいそうなときのみレッスンで伸ばせばいい。
プロデュースの攻略方針は,レッスン・試験の序盤に集中を上げて,中盤以降に固有カード「ワンモアステップ」や「コール&レスポンス(コーレス)」など,集中倍率の高い切り札を使ってパラメータを伸ばしていくことだ。いわばオーソドックスなセンス型である。
固有Pアイテム「ゲーセンの戦利品」は,レッスン・試験の開始時に“集中+3される”というもの。値だけ見ればそれほどでもないが,集中3以上で追加効果が発動する「深呼吸」の条件を満たすことができるし,集中3を消費して発動する「魅惑の視線」を使い逃すこともないなど,デッキ次第では見かけ以上の安定感を担保してくれる。
清夏は自前の切り札が強力で,レッスンも試験もそつなくこなせる。コーレスと比較しても“集中26以上ならパラメータ上昇量が上回る”ため,ターン数が長いステージではまさに最強火力となり得る。
それでも中間試験前の追い込みレッスンは楽勝とはいかず,後半ターンでワンモアステップを引けるかどうかが試される。中盤に引いた場合は,もう一度チャンスが訪れるかどうか,デッキを見て熟考しよう。
バフ面は基本,好調の維持を「ビタミンドリンク」や「深呼吸」などに任せて,それ以外は「勢い任せ」「情熱ターン」「スタンドプレー」などを使い,集中重視で高めていきたい。集中が足りない清夏はただのかわいいギャルなので,かわいいギャルを見たくないなら集中だっ。
最終試験では,スコア低倍率のVoが2ターンしかなく,高倍率のDaターンが多いため,比較的スコアを伸ばしやすい(=A+難度も低め)。強みは“コーレス級の切り札が2枚あること”だが,これを生かすならPLv25開放の「国民的アイドル」(効果:次のカードを2回発動)も欲しい。
学マスはカード回しにそこまでコンボ性のあるゲームではないが,通称“国民コーレス”(コーレスの2連続発動)はスコア稼ぎにおける重要なロマンコンボで,これ一撃であらゆる結果が大変動する。A+狙いなら,このコンボの成立だけを一点狙いしてもいいくらいだ。
とくに清夏は,コーレス代わりにワンモアステップを用いても爆発的なスコアを稼げるため,「試験後半のDaターンで」「国民的アイドルと」「(コーレスしか持っていない子たちを尻目に)2枚のうちのどちらかを同時に手札に引き入れる」の状況を満たせる確率が高めだ。
A+達成に難航しているなら,まずは国民的アイドルを開放して,このコンボを狙ってみてほしい。ホップステップからトブぞ。
★レアリティごとの特徴
【R】:固有カード「フレンドリー」はパラメータ12×2回と,「飛躍」と類似した性能。Pアイテムも「ターン開始時に集中+1×3回」とお役立ちだ。SRとSSRが優秀なので,ほかのレアリティを持っていればあえて使う意味は薄いが,RのなかではA+を取りやすい部類である。【SR】:固有カード「勇気の一歩」は集中が2.5倍適用されるため,序盤から終盤まで有用な切り札。Pアイテムは集中の増加後,体力が50%以上なら集中+2となるが,同条件はプロデュースにおける「なるべく体力減らしたくない問題」と相容れず,活用しないほうが安定する節すらある(才能開花2で体力制限はなくなるが)。体力消費の多いカードも控えめにして,Pアイテムも基本はないものとして立ち回るといい。
【SSR】:固有カード「ワンモアステップ」が無法。強すぎる。なのでこれを生かすプロデュースをしたい。一手でパラメータを大稼ぎできる清夏のようなタイプはレッスン中,“その1枚だけでパーフェクトが取れる”という状況も発生しやすいため,残りターン数やデッキ残数を意識してプレイしよう。最終試験では,終盤の高倍率ターンに絶好調を乗せた切り札を投じて,ドーン! と一発大爆発させよう。トブぞ。
★評価Sを目指すなら――
評価Sを目指す場合でも,恵まれたレッスンボーナスと優秀なカードのおかげで難度は低め。レッスンではパラメータを伸ばしやすく,最終試験でも低倍率ターンが少ないためスコアを稼ぎやすい。当然,それを成すのにふさわしいサポカ&メモリーの下準備は必須であるが。清夏に限ったことではないが,センス型の鉄板ムーブは好調と集中をしっかりと上げて,中盤以降に絶好調を起動し,そこから本格的にパラメータを稼ぐという流れだ。S狙いを考えるくらいなら,もはや「知ってるステップ♪」だろう。デッキ構築もバフカードを多めに採用し,スコア高倍率ターンに国民ワンステ or コーレスが成立することを祈ろう。
なお,国民的アイドルの効果はターンをまたいでも残るため,最終ターン前に引いた国民的アイドルを使い,カード使用数追加の恩恵は捨ててターンスキップし,ラストのトップデックにかけるのも手だ。
そのうえで重要なのが,PLv30開放の「魅惑の視線」を使い,中盤以降の絶好調を維持できるかどうか。もし「スタミナ爆発ドリンク」か「初星ブーストエナジー」を確保していたら,2ターン以上は絶好調になれるので(※),魅惑の目線は残り9ターン以降で使用していい。魅惑で6ターン分,爆発ドリンクで2ターン分,残り3ターン時はスコア低倍率のVoターンなので,絶好調なしでバフカードを使うのが最善だ。
絶好調ドリンクを持ち込めなかったら,残り6ターン前後に魅惑の視線を引く必要があるため,再挑戦が3回あったとしても分が悪い。悪いが,ステージの神さまはそういうときにほほ笑んでくれたりもする。
※ターンごとに1減少する効果(好調,絶好調,好印象など)は,効果0の状態で付与されたとき,次のターンではターン数減衰が発生しない
PLv35以下のメモリー付きカードのおすすめは,「魅惑の視線」「国民的アイドル」「シュプレヒコール」「存在感」「コール&レスポンス」「静かな意志」など。仮に,追い込みレッスンが苦手で,上記メモリーにそれほどいいアビリティが付いていないなら,【開始時獲得】属性の「ハイタッチ」を持ち込むと楽になりやすい。これのせいで持ち込めなかったカードは,プロデュース中に全引きだっ!
〇評価S達成の目安
Vo:600
Da:1400
Vi:1300
最終試験スコア:33000
A+を目指す! 〜【葛城リーリヤ】編〜
だけど、この夢は、必ず叶えます。」
★プロフィール
初星学園 高等部 アイドル科,1年1組の葛城リーリヤも外部受験組の新入生だ。出身はスウェーデン。日本人の父とスウェーデン人の母を持つ。歌やダンスの経験はなく,自信のなさからくる後ろ向きな発言も多いが,意志の強さは一級品で,尋常じゃないほどの努力家。性格は引っ込み思案で,日本語に不慣れな部分もあるため,自分から進んでコミュニケーションを取るのは苦手だ。しかし,アイドルになるために必要な交流であれば,同クラの一匹狼(手毬)に,「足を引っ張らないでくださいね?」と言い放つことも辞さない(言ってない)。
プロデューサーのことは「センパイ」と呼ぶ。1人しか呼んでいない「りーぴゃん」のあだ名で呼ぶと,なんか嫌そうな顔をする。
なお,リーリヤがふにゃったときのかわいさを世界中に知らしめれば,世の中から争いがなくなると4か月前から言い伝えられている。
親友の清夏とは「一緒にアイドルになる」という約束をしており,寮では同じ部屋で暮らしている(清夏のところでも言ったが,大事なことなので2回目)。ついでに,リーリヤにホーム画面にいてもらうと「清夏ちゃんはお弁当を――」「寝起きの清夏ちゃん、とっても――」と,同居人の彼女だけが知っている清夏ちゃん情報を教えてくれる。
■基礎情報
プラン:ロジック
おすすめ効果:好印象
パラメータ優先度:Vi ≧ Da > Vo
評価A+の達成難度:難しい
■評価A+達成の目安
※以下のパラメータは最終試験“前”の目標値
※Vo(ボーカル),Da(ダンス),Vi(ビジュアル)
〇最終試験スコアで目指すなら
Vo:650
Da:1200
Vi:1200
最終試験スコア:15000
※PLv25以上推奨
〇パラメータ重視で目指すなら
Vo:650
Da:1250
Vi:1250
最終試験スコア:12000
※PLv25 / サポカLv30以上推奨
★プロデュース方針
サポカ編成は「Da・ViのSPレッスン発生率」を意識しつつ,Voのパラメータ初期値が上昇するカードを1〜2枚採用しよう。リーリヤのパラメータ傾向は咲季と同じくバランス型のため,審査基準のボーダーはすべてそれなりに高め。Voは最低550を超えるよう,初回レッスンや追い込みレッスンの上昇量も込みで計画するべし。
プロデュースの攻略方針は,好印象を稼ぐバフカード「幸せな時間」の大量採用,かつ「ラブリーウインク」「200%スマイル」も拾えれば拾い,残りは終盤の切り札となる好印象倍率のアクティブカード「手拍子」「キラメキ」を集めることだ。動きも,序盤に好印象を稼ぎ,終盤で切り札を投じるという,好印象型の典型パターンで問題ない。
ただ一点,リーリヤは好印象型のなかでもとくに,手札にくるカードの順で結果が左右される。その最たるが固有カード「もう怖くないから」の存在で,効果は“好印象+4&以降のターン終了時に好印象+1”というもの。単純計算で,初ターンに使えば4+α(8〜10など残りターンの値)。終盤だと+αの内訳が1〜3程度にまで落ち込むため,同カードを早めに引けるかどうかで,好印象の積み上げ値が大きく変わってくる。
さらに重要なのが,固有Pアイテム「夢へのライフログ」(以下,ライフログ)である。ライフログの効果は“現在の好印象値を1.5倍化”という極めて強力なもので,こちらも単純計算を起こしておくと,残り9ターン時に好印象10×1.5=15にするより,残り5ターンで好印象20×1.5=30にするほうが効果が高まるという話である。
ゆえに,いつ発動させるか? そこがキモとなるわけだ。
ライフログは“ターン終了時,元気が7以上で発動”する。そのため,リーリヤは「元気調整」という概念を加味せねばならない。
まず,中間試験前の追い込みレッスンの話からしよう。ここでは「好印象20以上,かつ残り5ターン前後で発動」させるのが理想だ。
手段としては,「烏龍茶」を飲んですぐターンスキップ。元気7を足す「表現の基本+」を使う。好印象と元気3を足す「ふれあい」か,やるき3を足す「ホットコーヒー」の使用後,次ターンで表現の基本を使う。原則は好印象稼ぎを邪魔せず,1ターンで速やかに発動させることだ。
これらの発動手段については追い込みレッスンに入る前に,ドリンクで発動させるか,それ以外の方法で発動させるか,手持ちのリソースを踏まえてルートを想定しておこう。考えなしのカードプレイで2ターン目発動などさせてしまうと,とてつもないロスとなる。だが,そのときは気分サッパリ諦めて清夏ちゃん情報でも教えてもらいにいこう。
最終試験については長いターン数が横たわるが,残り5ターンまでなるべくライフログを発動させないようにしたい。というのも,リーリヤは最終試験終盤の応援(画面左上のギミック)により,好印象が10上昇するため,この値を加えてから1.5倍にするのが効率的なのだ。
課題となるのは,やる気を高めてしまった場合の元気事故だ。
例えば,試験開始時に必ず手札に入る「本番前夜」は,強化版なら好印象+5,やる気+4を付与できるロジック恒例の前菜だが,これ以降は“元気を+3にする行動でライフログが暴発”してしまう。
そのため,リーリヤの場合は本番前夜をあえて強化しなかったり,元気を付与しないカードを中心にデッキを組んだり,PLv30開放の「星屑センセーション」を使ってやる気を下げたりなど,元気な笑顔を見せてほしいけれど元気にはさせない劇場型の立ち回りが求められる。
とはいえ,ライフログを意識しすぎてカードプレイの効率を下げすぎると本末転倒なため,逆に割りきって「ライフログなんてなかった――」というストロングスタイルでも,A+狙いなら無理な線ではない。
それと,好印象型は当然ながらPLv25開放のカード「私がスター」(効果:追加ターン+1)が鬼のように強力なので,高評価狙いには必須だ。まずはこれの開放&メモリー化から始めるのが最善である。
といっても,昨今は多くのプロデューサーが「見て見て! 強化版わたスタ(or 虹ドリ or 魅惑 or 国民)付き,アビリティもぴっかぴっかの俺の自慢のメモリー!」をレンタル用に見せびらかしているので,偉大なる見知らぬ先輩方を「フレンド」画面から検索し,金目の思い出を目当てにお友だちになるのもありだ。日に3回,使い潰すべしっ。
★レアリティごとの特徴
【R】:固有カード「内気系少女」は,SSRの固有と似た性能だが,強化版でも好印象+2しか上がらないため,初速が成否に直結する好印象型としてはツラいところ。Pアイテムの好印象上昇量も少ないため,A+達成のためには良質なカード&ドリンク集めが絶対条件となる。【SR】:固有カード「純白の妖精」は,好印象が上がる手拍子。Pアイテムは“体力50%以上で好印象+3”と発動が容易だが,いずれもパワー不足は否めない。中間前の追い込みも最終試験でも結果を出すのが難しいため,A+狙いならサポカをある程度そろえてからがいい。
【SSR】:固有カード&Pアイテムともに唯一性が高く,使いこなすには独自のプレイングと運が必要になる。ライフログにより,終盤の好印象値はほかのアイドルよりも高めやすいため,好印象倍率のアクティブカードによる追い込みの価値も高い。「手拍子」「キラメキ」「200%スマイル」「みんな大好き」などから,最低でも4枚以上はデッキに差し込もう。いずれも強化を済ませたものが本命の切り札となる。
★評価Sを目指すなら――
リーリヤの評価Sは,極めて難しい部類である。というのも,リーリヤは審査基準がバランス型で総合パラメータを伸ばしづらく,最終試験でもただでさえスコアを伸ばしづらい好印象型であるためだ。パラメータの上振れ盛りはあくまで前提。最終試験でも最大スコアを狙うために,ライフログの発動タイミングを完璧にしたり,毎ターン好印象が上がるドリンク「厳選初星ティー」を複数本持ち込んだりなどが求められる。端的に,プロデュースの運に依存してしまいがち。
PLv35以下のおすすめメモリー付きカードは「【開始時獲得】属性の手拍子」「私がスター」「本番前夜」「星屑センセーション」「200%スマイル」「キラメキ」などだが,取得は遅めなもののPLv42「トキメキ」,PLv45「虹色ドリーマー」,PLv46「幸せのおまじない」,PLv50「輝くキミへ」あたりをそろえてから挑みたい気持ちもある。
無難なのは,虹色ドリーマーを手に入れてからのチャレンジと言える。虹ドリ開放後は,好印象型も最終試験スコア25000超えが現実的になってきて,高い評価値を期待できるようになるからだ。
その点,私は手毬とリーリヤが推しなので,虹ドリ開放前に意地でSを取りにいったが,追い込みレッスンでも最終試験の伸び悩みでも,本当に厳しかったことを覚えている。
評価Sとはつまるところ,時期と意地の勝負でしかない(メモリーの優劣の誤差をつかめても,本当にその程度の価値しかないのである)。
〇評価S達成の目安
Vo:650
Da:1400
Vi:1400
最終試験スコア:24500
学マスの親愛度コミュでは,プロデューサーと担当アイドルの成長にフォーカスされる。しかし,清夏とリーリヤだけは“二人の関係性”にもスポットライトが当たる。両軸から見ることで,より感動できるので,この2人に関しては「どっちも親愛度10を目指すべき」と断言する。
本稿により,1人でも多くの読者に親愛度10コミュの感動を味わってもらえれば,いちプロデューサーとして至上の喜びである。
ちなみに9月20日には新難度「マスター」(※)が追加されるのだが,その内容についても実際に遊んでからまた語ってみたい。
※難度「マスター」は2024年9月20日に実装予定。プレイ条件は「親愛度10」と「P課題60」の達成。目玉は,レッスンのパーフェクト上限値を引き上げる代わりに,プロデュース中のデメリットを付与するオプションが追加されること。おそらく難度プロよりもクリアが難しくなる。ただ,デッキ構築ローグライクのジャンキーとしては,こうした「A20S手毬」など,高く狭く細く苦しい登頂からが本番だと思う心臓もあったりする
なお,全9名のpSSRの特訓段階MAX時,リーリヤのVo・Da・Viの合算パラメータは「255」と誰よりも低い。次点は清夏と莉波の「265」,トップは広の「310」だ。続く「305」は2位の人(お姉ちゃん)となる。
その反面,レッスンボーナスの合算1位はリーリヤの「計64%」。次点が清夏と莉波の「計63%」。広を含むほかの子はだいたい「計60%」で,最下位は「計58%」の偽物の天才(お姉ちゃん)となる。これはアイドルごとの背景も加味した調整で,みな納得感がある。
そして現環境では,パラメータ上昇ボーナスとレッスンボーナスの価値がほぼ同等なものの,もし難度マスターで“スケジュール日数が増える=レッスン回数が増える”ようなことがあれば,個人的にはレスボの価値が高まると考えている。同時に,今は相対的に伸ばしづらいリーリヤが本当に花開くのは,次なるステージに入ってからなのかも――。
なんて。たくさん期待させてくれる子なのである。
清夏のほうはセミブルーが普通に無法なので,ただもっと伸びそう。
それと,初心公演(莉波・リーリヤ・千奈のライブ)のほんわか空間が最高すぎたので,推しが出る公演はぜひアーカイブがあるうちに視聴してほしい(新曲も最速で聞ける!)。10連ガシャを1回我慢すれば実質無料で見られるぞ。私はリーリヤ役の花岩香奈さんの「センパイ」呼びで高く高く羽ばたいて,まだ澄み切った空に浮いてるままだ。助けてくれ〜。
「学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初心公演-」特設サイト
といったところで,評価A+取ろうぜ解説の第2弾はここまで。次回は3年生コンビ「有村麻央」と「姫崎莉波」を解説していく。
みんな! マスター実装前に,清リーで評価A+を取っとこうぜ!
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