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[プレイレポ]自由にカスタマイズできるキャンピングカーで世界を回ろう! 建築と旅がセットになった「アウトバウンド」で楽しむ“チルい”体験
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印刷2026/05/08 23:00

プレイレポート

[プレイレポ]自由にカスタマイズできるキャンピングカーで世界を回ろう! 建築と旅がセットになった「アウトバウンド」で楽しむ“チルい”体験

 Silver Lining InteractiveとSquare Glade Gamesは,キャンピングカー・アドベンチャー「Outbound / アウトバウンド」PC / Xbox Series X|S)のダウンロード版を2026年5月11日に発売する( Switch2 / PS5 / Switchはダウンロード版とパッケージ版が展開予定。ダウンロード版は5月14日,国内パッケージ版は6月25日に発売予定)。

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 本作は自然豊かな近未来の世界を舞台に,キャンピングカーを走らせていくアドベンチャーゲームだ。車の上は植物を植えたり,チェアを置いたりなどのカスタマイズが可能で,思い思いのキャンピングカーで大自然を冒険できる。

 ビジュアルどおりのチルい体験ができるが,思ったよりもリニアなゲームだったので,本稿でプレイフィールを紹介しよう。

 ゲームを始めると,まずは車の仕様を決める。プレイヤーが決められるのは,車両のタイプ,車体カラー,ナンバープレートの番号やスタイル,ドライブカメラの位置だ。

 車両タイプは4種類(うち1つはDLC)あり,建築スペース,積載重量,ハンドル操作のしやすさが異なる。
 筆者はスタンダードな見た目の「クラシック」を選んだが,建築スペースはアップグレードで増強できるので,見た目や直感で決めても問題ないだろう。

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 本作は海岸や渓谷など,4つのバイオームで構成されている。のっぺりとしたビジュアルだが美しく,旅情を掻き立てる風景が満載だ。時間制限のあるクエストなどはないため,自分のペースで冒険できるだろう。

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 システムはオーソドックスなクラフトゲームといった感じで,各地でキャンプをしながら,木材やスクラップなどの資材を集め,それらをもとに装備やツールを開発していく。そして,作ったツールでキャンピングカーの上に拠点を作り,さらに高度なツールを作っていく……というのが,メインのゲームサイクルになる。
 こうしたクラフトゲームのシステムは見慣れたものではあるが,徐々に拠点を発展させ,できることを増やしていくのは,やはり楽しい。

 またクラフトゲームでは,「まだ見ぬ地を開拓するために,せっかく頑張って作った拠点を離れなければならない」ということがある。その点,本作はキャンピングカーが移動する拠点になっているので,心ゆくまで冒険とクラフトを楽しめるのも嬉しい。

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 キャンプ地に着くと,普段は車内に格納されているアイテムがぱたぱたと展開していき,拠点ができあがる様子は,機能的でカッコよく,ロマンにあふれている。

 道中にはノームの置物・焚火・ケルン(積み石)などの収集物があり,ついコンプリートしたくなる。特にノームは集会を開いていたり,望遠鏡で遠くを眺めていたりと,粋な置かれ方をしているのも目を引く。

 大目標として誘導される各地のランドマークには,大橋や灯台などがあり,そのどれもが絶景ポイントだ。内部には大抵ちょっとしたパズルも用意されていて,ゲームにメリハリを持たせている。

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 ゲームとしては,世界中の大きなランドマークを巡り,各地に点在する無線塔にアクセスすることで新しいクラフトツールをアンロックして進めていく。戦闘やレベリングといった要素は一切なく,純粋に車とツールと装備のアップグレードを楽しむ内容となっている。

 体力や渇き,空腹度といったパラメータも存在するが,サバイバルゲームのように早く減るわけではなく,煩わしさはない。あくまでフレーバーの一種といった印象だ。
 また,ゲームオーバーになったところで大きなペナルティもない。この点はゲームの雰囲気とマッチしている良い仕様だと感じた。

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 一方,気になる点もあった。本作には,時間の概念があるのだが,朝・昼・夕方・夜で手に入る資源は特に変わらず,そこまでゲーム性に寄与しているようには思えなかった。
 特に夜は走れなくなるなどのペナルティが目立ち,自由な探索を縛っているように感じた。この点は改良の余地があるだろう。

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 また,本作はキャンピングカーや拠点のカスタマイズこそ自由度があるが,それ以外の点はリニアな作りだった。

 そもそもバイオームにはそれぞれに入口と出口が設定されており,出口にあるギミックを解いて別の場所に行くには,そのバイオームで手に入る最高の資源で,ツールを作る必要がある。
 そのため本作では,バイオームの各地をほぼすべて回ることになる。基本的にクラフトゲームは,プレイヤー思い思いの遊び方をさせるものが多いが,それとは逆の考え方である。

 一本道であること自体は悪くないのだが,道中で大きなイベントも発生せず,体験としては漫然としていたのも気になった。
 良くも悪くもずっと“チルい”ゲームであり,用意されたポイントを巡っているスタンプラリー的な空気感があり,少し眠くなることもあった。

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 これはマップにNPCが配置されていないことも関係しており,必要な資材を取りに行くこと以外にキャンピングカーを走らせる動機が薄い。個人的には,もう少しクエストやイベントを用意し,緩急をつけてもいいのではないかと思った。

 また,道中では,橋や水撒きロボットの修理などで資材を要求してくる場面がある。
 この修理はゲーム攻略で必須ではないが,やっておくと冒険が楽になる寄り道要素として用意されている。
 ただ,修理に必要な資材は近くには落ちていないことが多く,結局資材が落ちているところまで戻ることになりがちだった。

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 さらに資材は必ず歩いて拾う必要があり,気持ち良く車を走らせられない点も気になった。一度拾ったことのある資材は,車に乗っていても拾える仕様にしてほしかったところだ。

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 といった具合に気になる点もあったのだが,全体としては良くできたクラフトゲームだった。マルチプレイにも対応しているので,友達とまったり拠点を作ったり,車に乗って冒険したりするのも良いのではないだろうか。

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