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Blizzardといえば,「Starcraft II: Wings of the Liberty」(PC/Mac)を7月にリリースし,1か月で300万本を超える大ヒットを記録。世界で1200万アカウントを誇る超人気MMORPG「World of Warcraft」の拡張パック第3弾「World of Warcraft: Cataclysm」(PC/Mac)も12月7日のローンチを控えている。PCゲームがメインの開発会社ながら,100万本のセールスなど当たり前過ぎて,今では「1作品1000万本が最低ライン」とも言われるノリノリのデベロッパだ。
参加者2万人という数が多いのか少ないのかいまいち判断に苦しむが,同社の作品のファン数を考えるとやや少なめ。だがこれは,Blizzard側が会場の規模を考慮して,2万枚のチケットしか販売していないことによるものだ。今年は混乱を防ぐために,6月2日と6月5日の2回に分けて,半分ずつのチケット数が販売されているが,どちらもわずか数分間で売り切れるという人気ぶり。昨年からは,サテライトTVサービス会社DirectTVと組んで,50時間分の映像を39.95ドルで2日間満喫できるという特別TV放送も実施している。
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「Warcraft」「Starcraft」,そして「Diablo」という3種のフランチャイズしか抱えていないBlizzardだが,ファンに対して話題は欠かさない。今年のビッグニュースは,既に先ほど記事にした,「Diablo III」の5人めのキャラクタークラスであるデーモンハンターが公開されたことだろうか。期待された発売日に関する情報や,あと18か月ほどかかると言われる「Starcraft II:Heart of the Swarm」,そしてウワサされる新作MMOなどの話題は今のところなく,現時点では例年より地味な印象で,会場もStarcraft IIやWorld of Warcraftのトーナメント,そしてデモが楽しめるDiablo IIIの対戦モード「Arena Battles」などで盛りあがっている。
会場ではBlizzard作品に関連するコスプレ大会も行われるため,かなりレベルの高い仮装集団も目立つが,やはりセクシーな衣装で人気のナイトエルフや,アメリカ人のゴス魂をくすぐるゴーストなどのWoWキャラクターが多い。女性プレイヤーが少ないためか,StarcraftやDiabloのコスプレをほとんど見かけないのは残念だが,それでも会場の正門近くにたむろする彼らの姿は,このファンイベントを華やかなものにしているのは間違いない。
ただ今年は,コメディ俳優でありギタリストとしてもレベルの高いジャック・ブラック氏のバンドTenacious Dのコンサートや,カードゲームのアートワークを制作するアーティスト集団Sons of the Stormのサイン会なども企画されている。こうした大掛かりなイベントであるがゆえに,BlizzConは多くのファンを魅了し続けているのであろう。
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