つぶやく
2020/12/29 00:00企画記事
ゲーム業界の著名人147人は異例づくしの1年をどう振り返り，新たな時代に何を見るのか。恒例の年末コメント集企画
Rabbit&Bear Studios
イラストレーター
河野純子
代表作：「百英雄伝」「幻想水滸伝」「幻想水滸伝IV」「Shadow of Memories」「アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実」 |
「SUPER MARIO BROS. 35」
あれだけ古いゲームなのに、切り口を変えただけでまだまだ全然面白いのが素晴らしすぎます。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「薬の神じゃない！」（中国では2018年公開ですが）
最後まで飽きさせず、ただの勧善懲悪でもなく、でも気分良く観終われるというよくできた映画でした。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
Rabbit & Bear Studiosの皆さま
このご時世に、いい歳してゲームを作るために会社立ち上げようぜってなった皆さまの熱いパッションを応援しつつ、足を引っ張らないように頑張りたいと思っております。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年は個人的にも、そして世界的にもいろいろなことが起こりすぎました。
2021年は疲れた世の中が少しずつ回復に向けて進んでいくよう願っています。
そして、今着手している「百英雄伝」は残念ながら2021年にはまだ完成……とはなりませんが、少しずつ情報を出していきますので、現在運営中の「アルカ・ラスト」ともども応援よろしくお願い致します！
 「百英雄伝」（PC） （C）Rabbit&Bear Studios Inc. |
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Rabbit & Bear Studios
ディレクター/プランナー
小牟田修
代表作：「百英雄伝」「アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実」「幻想水滸伝ティアクライス」FRONTIER GATEシリーズ |
「Ghost of Tsushima」
未だにプレイの真っ最中ですが、チャンバラ好きにはたまらない雰囲気というか風情がたまりません。アクションゲームが苦手な僕でも、それなりに格好いい殺陣を演じられるのが気持ちよくて、道行く蒙古を斬りまくっているため遅々としてストーリーが進みません。
色々落ち着いたら、のんびりと対馬（リアル）も巡りたいです。
そんなこんなで、対馬の田んぼは荒れ放題で世間の稲作ブームには乗れず、そうこうしているうちに、時代は2077年になってしまい、噂では相手を見つめるだけで殺せてしまう何とも楽しそうなサイバーパンクな世界にも乗り遅れる始末……。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「愛の不時着」、これはもうコンセプトの勝利ですよね。ラブコメじゃなかったら総ツッコミ受けそうな雑な設定と展開も含めて面白かったです。ヒョンビンがやることなすことイケメン過ぎて毎話キュンキュンしてましたが、終わってみたらキム・ジョンヒョン推しに変わってました。でも、中隊のズッコケ四人組も大好きです。最終話は、車を飛ばして買ってきたオリーブチキンを貪りながら完走しました。
今は遅ればせながら「The Boys」を観てるんですが、あれ見ながらお酒を飲むと何故だか悪酔いするんですよね……＾＾；
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
「はやぶさ2」、おかえりなさい＆いってらしゃい！ 先日無事にミッションを達成して帰還したと思ったらカプセルだけ置いて、颯爽と次のミッションに飛んで行くなんて格好良すぎませんか？ 地上ではカプセルの中がお宝の山というニュースが連日報じられていて胸が高鳴ります。次のミッションは11年後ということですが、初代はやぶさが成し遂げられなかった連続ミッション成功して欲しいですね。
生きているうちに一度は宇宙に行ってみたいなぁ。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
今年は色々と初めて尽くしの一年でした。プライベートでは買ったばかりの愛車が空から降ってくるという大惨事に見舞われました。仕事では何といっても発表から世界中の多くの方々に応援していただき、「百英雄伝」という新たなチャレンジの機会を与えていただきました。本当に感謝しかありません。ありがとうございます！
「アルカ・ラスト」は、いよいよ来年から降灰篇が始まりそうな予感です。お待たせしておりますが、もう少しだけお待ちください。そして、鋭意制作中の百英雄伝は、年明けから鉄火場に火が入って色々と形作られていくフェーズに入ります。熱々の途中経過も時々チラ見せしたいと思います。
引き続き応援よろしくお願いいたします。よいお年をお迎えくださいませ。
 「百英雄伝」（PC） （C）Rabbit&Bear Studios Inc. |
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Rabbit & Bear Studios
プロデューサー/アートディレクター
村上純一
代表作：「キャッスルヴァニア 〜暁月の円舞曲〜」「OZ-オズ-」，ヒーローバンクシリーズ |
「天穂のサクナヒメ」
稲作でアクションって何だよ！！？
って、そこから衝撃的で謎だらけでしたが、見事に面白くまとめ上げていて悔しかったです（笑）
色々やり尽くされた感があると思っていたけれど、ゲーム企画の可能性って無限大だな。
自分の発想が貧困なだけだなこりゃ……って、何発かぶん殴られた感じです。
妥協のない作りにも脱帽。
あらゆる面で色々刺激をいただきました。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
今年スタートしたものではないですが、「鬼滅の刃」
コロナ禍というのもあって、有料動画サービスを4つ程加入して映画やアニメを見まくりましたが、今年は何と言ってもこれしかないでしょう。
ブームが来る少し前から原作は読ませていただいていて勿論面白かったのですが、アニメ化による演出補完、作品愛が凄すぎた。映画はもっと凄かった。
既に知っているストーリーでありながら、初見の感覚であまりに引き込まれるので、途中周囲の友人に「見て！ いいから見て！」ばかり言ってた気がしますが、全くそんな必要はなく気が付けば空前の特大ヒット。
まさかのファミリー層で映画館が埋め尽くされていたのには本当に驚きました。
老若男女全ての人を楽しませる、魅了する大事な要素って何だろう……と、改めて深く考えさせられた作品です。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
タイのローコストコスプレイヤー、Anucha Sangchartさんです。
誰も思い付かない驚きの発想力で日本のアニメや漫画キャラを金をかけずに再現していて毎回悔しくてたまりません（笑）
今年一番「天才」を感じた人物です。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
「歳を取ったら、年寄で集まって好きにゲームをつくろうぜ」
今年は、そんな若き日のやり取りが実現した年となりました。キックスターターというクラウドファンディングへの初挑戦で不安もいっぱいでしたが、世界中のたくさんのユーザーさんから期待と応援をいただき、「百英雄伝」という新たなゲーム作りへのステージに進む事が出来ました。
ありがとうございます。
2021年はいよいよ百英雄伝の作り込みが始まります。
久々の現場復帰で早くも老いを感じていますが（笑）、今までの経験や長年溜めていた事を爆発させて色々な挑戦が出来ればと思っています。
公式HPにてちょいちょい進捗報告して行きますので、時々遊びに来てください。
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Rabbit & Bear Studios
ゲームデザイナー/シナリオライター
村山吉隆
代表作：「幻想水滸伝」「幻想水滸伝II」「幻想水滸伝III」「百英雄伝」 |
「ウォッチドッグス レギオン」
元々このシリーズのファンだが、市井の人々を主人公にするという挑戦的なストーリーにも注目
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「ミッドサマー」
不思議映画わりと好き
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
じゅんいちダビットソン
殆どの時間を家で過ごし、YouTubeやNetflixを見てるのが多かった。そして数あるキャンプ動画の中一番視聴者を楽しませようとしつつ、どこか空回りしてるこのチャネルが一番好きです
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
今は「百英雄伝」の制作に全力。
楽しいJRPGを作るよ
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Rayark
CEO / Executive Producer
游名揚 / Yu, Ming-Yang / ユウ・ミンヤン
代表作：「Cytus」「DEEMO」「VOEZ」「インプロージョン」 |
「FINAL FANTASY VII REMAKE」がおそらく僕が今年一番夢中になったゲームですね。ゲームを全クリするために3日も夜更かししたのは久しぶりです（笑）。
FF7は僕が子供だった時に最も感銘を受けた作品のひとつです。このゲームに大きく影響を受けたことが、僕が今ゲーム業界で働いている要因の一部であると言ってもいいかもしれません。大人になった今、現代の技術と画質で生まれ変わったリメイク版を遊んで、再び感動させられました。ゲーム業界で働いているからこそこれほどの作品を作り上げる大変さも分かりますし、登場人物たちの生き生きとした姿にも好感が持てます。本当にこの業界においてお手本となる素晴らしい作品だと思います。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
今年一番ハマったドラマは「クイーンズ・ギャンビット」です。基本的には主人公が無双するタイプの作品ですが、登場人物の存在感が損なわれず、主人公も魅力的に描かれていました。場面ごとの心境の変化の描写も繊細で、感情移入しながら見ることができました。全体を通して、脚本も映像も、音響も、演者の演技も全てが素晴らしく、見ていて気持ちの良い作品だったと思います。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
圧倒的不審者の極み！ですね。今年はじめて知ったYouTuberなのですが、どんなものでも鋭利な包丁に変えてしまうんです。見ていてなんだかスッキリします！
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2021でRayarkは設立10周年を迎えます。これは僕にとってもRayarkにとっても大きな節目の1年となります。「DEEMO」はRayarkにとって重要な作品です。そしてDEEMOの続編「DEEMO II」は、2017年にプロットとコンセプトがあらかた出来上がり、2019年からはスタッフを増やして開発を進めています。2021年にはこれをリリースして、Rayark10周年記念の作品とできればいいなと考えています。
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レベルファイブ
代表取締役社長 / CEO
日野晃博
代表作：「妖怪ウォッチ」「イナズマイレブン」「メガトン級ムサシ」，二ノ国シリーズ |
「サイバーパンク2077」
サイバーパンクは、ゲーム世界に没頭できるという意味ですごく刺激的でした。現時点で60時間ほど遊びましたが、まだやることがたくさんで、延々とやれそうです。PC版で遊んだので、バグにはあまり当たりませんでしたが、いいゲームなのに、そういうことでマイナスになっているのは、残念だなと感じました。ゲーム作りってホントに大変だなとも思いました。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「半沢直樹」
毎週毎週楽しみに見ている自分がいて、これが「エンターテインメント」だなと、あたらめてコンテンツの影響力の高さを感じました。ホント、出演者の皆さんの顔芸すごいですね。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
すいません、今年は特にありません。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2021年は、ゲームをしっかりとつくることを念頭に置き、そこを中心として、アニメやその他のメディアの制作も連携をとっていきたいと思います。今年は特に、スケジュールが遅れることや、バグなどのゲームの品質においても、考えさせられることが多かったように思います。自分たちが引き締めなおさねばならない点も多くあるとしっかりと帯をしめなおしていきたいと考えています。そんな中、未発表の新作も準備しており、まだ詳しいことはお話しできませんが、着々と進めていますので、こちらもお楽しみに。
2021年も、皆さんに楽しんでいただけるエンターテインメントを創出するべく、スタッフ一丸となって取り組んでいきますので、是非ご注目ください。
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 アニメ「妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜」 （C）LEVEL-5/妖怪ウォッチプロジェクト・テレビ東京 |
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レベルファイブ
常務取締役 プロダクトグループ ゼネラルマネージャー
本村 健
代表作：妖怪ウォッチシリーズ |
「サイバーパンク2077」
まだプレイし始めて日は浅いですが、今年一番待ち焦がれていた作品がついに遊べて嬉しいですし、遊んでみてやっぱりスゲー！ と衝撃を受けました。
世界の作りこみが尋常ではなく、隅々までデザインが行き届いていることに圧倒されました。端々に日本語が散りばめられたナイトシティはとても魅力的ですね。
ストーリー内容も感情を揺さぶられるような事件が次々に起こり、キアヌそこで出るのかよ！ とか、ふつうにゲームファンとして逐一衝撃を受けながら大変楽しく遊ばせていただいております。
これだけの規模とクオリティの作品をよくぞ生み出してくれましたと、敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。おもわずポーランドの方向に向かって敬礼しました。
ということで、これからしばらくはナイトシティにどっぷりと浸ることになりそうです。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「パラサイト 半地下の家族」
エンターテインメントとしても大変面白かったですし、観た後に1週間くらいはこの作品のことが頭にこびりついて離れませんでした。今でもふと “あの住人”のことを考えてしまうほどです。そのくらい観た人の頭に爪痕を残すクセの強い映画だと思いました。
寓話とも実話ともとれる社会性と妙な生々しさが不思議な魅力になっていて、必死に生きようとする人の姿はコメディにもホラーにも見え、美しいとすら感じました。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
ちばてつや先生（漫画家）
NHK番組「漫勉」の中で、ちば先生が連載中の「ひねもすのたり日記」を執筆されていて、さっそく漫画を買ってきて読んだところ、終戦後の満州から船で日本に引き上げるエピソードがあり、素晴らしい漫画表現で当時の大変ご苦労された様子が伝わってきました。
僕の亡くなった祖母からもほぼ同じような体験を少しだけ聞かされていたので、もしかしたら少年ちば先生と若い祖母も同じ船に乗っていたかもしれないなどと想像すると、ボロボロ泣きながら読んでいました。それから昭和史に俄然興味が沸いて改めて学びたいと思うキッカケにもなりました。80歳を超えて現役で凄い漫画を描かれるちば先生に元気をいただいたので、自分も頑張ろうと思いましたし、これからもちば先生の作品に注目していきたいです。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年12月に「妖怪学園Y 〜ワイワイ学園生活〜」のパッケージ版をリリースさせていただきました。
2021年早めの時期に無料追加コンテンツ（DLC3）の配信を予定しておりまして、“なりきりキャラプレイ”という新しいプレイモードを追加します。今までのストーリープレイやマルチプレイとは異なるプレイ感覚を味わっていただけるようなものを目指して制作中です。
ちょっとだけゲーム内容ですが、Y学園のキャラクター達に“なりきる”ことがゲームを有利に進めるポイントで、逆に“なりきっていない”奴は誰なのか？ということを見極めることも勝利のカギとなっています。……といった雰囲気のゲームモードです。ぜひご期待ください。
それでは、2021年もレベルファイブをどうぞよろしくお願い致します。
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LEVEL5 comcept
CCO
稲船敬二
代表作：「ドラゴン＆コロニーズ」 |
「あつまれ どうぶつの森」
コロナ禍で人との繋がりが薄くなっていた中、ゲームを通じて繋がれることが本当に有り難いと思えた作品。もちろん面白く遊べるからこそですが。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「鬼滅の刃」
当たり前すぎる回答ですが、これしかないってくらい良いアニメでした。
私と孫、子供、私たち夫婦、家族3世代でハマりました。
人を食べる鬼の話が、5歳の孫にまでウケるのにビックリしましたが、時代は変わったと実感しています。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
大谷翔平
日本の宝である大谷君が二刀流でどこまで活躍できるか、毎日期待していました。
結果、残念な1年でしたが、来年に期待したいと思います。
マンガのようなことを現実に出来るのは彼しかいませんから、ずっと応援しています。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
毎年言っているように思いますが、今年もいっぱいチャレンジしていきたいですね。
コロナのお陰というか、働き方やクリエイティブの考え方も変わっていってる気がしています。
今までと違った、もっと柔軟な考え方でいろんなクリエイティブを生み出せたらと思っています。
とにかくチャレンジあるのみです。
YS NET
代表取締役
鈴木 裕
代表作：バーチャファイターシリーズ，シェンムーシリーズなど |
「Ghost of Tsushima」
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ムーラン」
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
（回答なし）
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
正月はアストロシティミニのタイトルなどを楽しみながら、初心に帰って新作の事など考えてみたいと思います。
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声優
磯村知美
代表作：BLAZBLUEシリーズ（マコト），「Wonderland Wars」（マメール），「ペルソナ5」（東郷一二三） |
誰が何と言おうとアクションパズルゲーム「Helltaker」でしょう！ 悪魔の女の子のハーレムを作る為に地獄に降り立つ主人公、それ以上の前置きが無いのですがストーリーの掴みが良い！ キャラデザも私好みでカートゥーン調の悪魔っ娘たちにハートは掴まれまくり！ デフォルメキャラの腰をフリフリしてるモーションも二重丸！
パズルは「もう1回！ もう1回！」と何度もチャレンジ出来るぐらいの難易度でテンポも良く、BGMも軽快でクセになっちゃう！ 理不尽な選択肢もカワイイ悪魔っ娘の我が儘だと思えば受け入れられる……。
唯一の難はラストバトルが辛くて、これもうパズルじゃないよね？ ってところでしょうか？ いや、そこを含めて魅力的でした。
そんなゲームがSteamで無料でDL出来ちゃうんですよ？ やばばば！ 日本語化MODもあるので未プレイの方は年末にパンケーキ食べながら是非プレイして欲しいです。
こういう感じのゲームは日本の得意分野だと思っていたのですが海外から発信された事にも驚きました。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
漫画「推しの子」です。
タイトルから推してるアイドルの子との話かと思いきやまさかのダブルミーニング！ 「ははーん、ハチャメチャ家族コメディかな？」なんてタイトルに感心したのも束の間、ストーリーは思いがけない方向へ。芸能界を舞台にした作品なのでキラキラだけじゃない部分の描写や自分が近しい業界に身を置いているからこそドキッとする台詞など赤坂アカ先生の物語に心を動かされ、横槍メンゴ先生の描くキャラクターの表情にまた心を動かされ…そして女の子がとても可愛い……！
芸能界サヴァイブものとしても楽しみなんですが、本筋の復讐がどういった形で絡んでくるのか今後の展開が楽しみです。
書きたい事はまだまだあるんですけどネタバレになりそうなのでとにかく読んでみて！としか言えない……。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
NHKのトークバラエティ番組「ねほりんぱほりん」のスタッフさん方です。
毎週、楽しみにしている番組なのですが、テーマの決め方や人形の動きや衣装、セットの駄洒落が利いた小道具など、どこを取ってもとても丁寧な番組で聞き手の山里亮太さんとYOUさんのトークを含め参考にさせて頂いている事が多いです。「同人漫画家」の回はディレクターさんの熱い情熱が端々に感じられ、番組に出てくる「トムヤムクンハンバーグ」を撮影するために自宅で作ったり、「同人サークル島豚作」のサークルカットを自ら描かれていたり、料理も絵も上手くて番組も面白くできるなんて凄すぎる！と驚きました。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2021年4月9日発売予定の「GUILTY GEAR ‐STRIVE‐」にエイプリル役として出演させて頂いております。今回のエイプリルちゃんはメイちゃんに合わせてデザインが変わり眼鏡女子になりました！ ちょっとお姉さんな見た目になったエイプリルちゃんを宜しくお願いします。他にも別役でちょこちょこストーリーに登場していますので探してみて下さい。今季覇権アニメ→劇場版アニメと進化して来た「GUILTY GEAR」のストーリーモードが今作ではどうなっているのか楽しみですね。
発売までにPS5が手に入るか……それが問題だ……ここは手堅くPS4版？（ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ……）
2020年はコロナの影響でイベントなど皆さんにお会いする機会がめっきり減ってしまい、一時期は収録すらない期間もあったりと不安も大きかったのですが、自分のYouTubeチャンネルを立ち上げたり新しい事を踏み出した年でもありました。編集や収録を自分でゼロからする事で分かる、いつものお仕事での有難み……ここから何か生かせるものを見つけていきたいですし、面白いゲームを広める小さな切っ掛けにもなりたい。お仕事やゲームの世界（業界？）に何かを返していけるように頑張ろうと改めて思いました。
応援して下さっている皆さんとは「イソッチゅーぶ」」や、たまにお邪魔しているゲーム配信バラエティチャンネル「マルボカ！」で楽しい時間を少しでも共有出来たら良いなと思っていますので遊びに来て下さると嬉しいです！2021年もいっぱいゲームのお話しをしましょう〜〜〜！
プロデューサー
岡村峰子
代表作：「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」 |
「Season」（Scavengers Studio）
コロナ禍で在宅の時間が増えて、Zwiftにも興味を持ったり、、。自転車旅のドラマティックなゲームとか、この先来るんでは無いか？ と思っていたらトレイラーの発表があって、「こういうの待ってました！」感が自分の中で凄かったです＾＾； アートも好み。多様性も素敵。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
いろいろありますが、、、印象深い、という意味では、7月にあった山下達郎のキャリア初の配信ライブ「TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING」。音楽配信サイト「MUSIC/SLASH」のこけら落としを兼ねていましたが、これまで見てきた様々な配信もののなかで、圧倒的に音が良かったです。配信でもやり方によっては、ここまでの音が出せるんだという気概を感じました。
圧倒的に音が良いと、配信であろうが、リアルライブに匹敵する高揚感が得られるのだと感動しました。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
日々出会ういろいろな方や作品に業界問わず影響を受けているので、特に、とどなたかを挙げることは難しいです、ごめんなさい。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
今年はコロナもあって、いろいろと印象的な一年になりましたが、私にとっては、「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」のマルチでの発売が一通り終わって、また、スペチャン20周年記念＆VR発売記念の音楽イベントも開催できて、いろいろと一区切りの付いた一年でした。
ここ最近はxR的なものにすごく興味があります。この12月からはアドバイザリーで関わった、主要auショップでのスペチャンのAR版のデモも始まりました。
また、よりサービス的な開発を久々にやりたい欲も出てきていますので、来年以降も、常に新しいチャレンジ、新しい場所を目指して、マイペースで楽しんでいこうと思っています。
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声優
岡本信彦
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「あつまれ どうぶつの森」
遊んでいる人の多さに衝撃を受けたタイトルになります。
自粛期間とあいまって僕の周りではほとんどの人がやってました。
会話のツールにもなってたレベルだった気がします。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
鬼滅の刃の劇場版のインパクトに今年は何も敵わないと思いますが、「パラサイト 半地下の家族」（2019年末に公開）は正直驚きました。
日本映画を応援してしまうぐらい嫉妬しました。
めちゃくちゃ面白かったです。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
すとぷりの皆さん
新たな形のアイドルがインターネットで生まれたと思ってます。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
携わってるタイトルでいうと「ニーア レプリカント」がリメイクされます！
約10年前のお芝居を今の役者たちで再現して頑張りました！
ぜひプレイしてみてください！
ゲームデザイナー
カナイセイジ
代表作：「ラブレター」「文絵のために」「Dr.Stoneボードゲーム」 |
「Tabletop Simulator」
厳密には今年発売ではありませんし、「ゲーム」というくくりではないかもしれませんが、今年（私のようなテーブルゲームのデザイナーにとって）最も注目すべきアイテムだったと感じたのがこのタイトルです。
シミュレーター、とある通り、これはVR空間上に仮想のテーブルを作り、そこで自由にテーブルゲームを楽しむためのツールです。チェスなどがプリセットされており、それだけでも楽しむことができますが、既存のテーブルゲームのコンポーネントパッチを購入することでそのゲームを展開・対戦することもできます。コロナ禍におけるリモート環境でテーブルゲームを遊ぶための、最良のツールの1つであると言えます（オンライン対戦という意味では、「Board Game Arena」というサイトなども活用されています）。
このアイテムの重要な点は、自作ゲームのカード画像などを読み込ませることも可能であることです。それを展開することで、遠隔地にいる人間同士で（時間・場所を問わずに）テストプレイをすることができるようになりました。
同様に、「ユドナリウム」にも大変お世話になりました。こちらは主にTRPGを遊ぶために使用できるオンラインツールで、特にマップやコマなどの表現をより直接的に編集・管理しやすいという特徴があります。Tabletop Simulatorほどの再現性はありませんが、逆にカードセットなどの操作は容易に行えるため、小規模なカードゲームのテストなどに使用されるケースもあります。
コロナ禍でオンライン環境が整備された結果、テーブルゲームはデジタルと融合してまた新たな一歩を踏み出したな、と感じます。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「可愛そうにね、元気くん」（古宮海）
2019年から連載が始まった、「週刊ヤングジャンプ」掲載の漫画で、特殊性癖をもつ主人公の高校生男子と、彼を取り巻く人々の、複雑な恋愛模様が描かれます。主人公の性癖が一部に露見したことをきっかけに、様々な秘密をもつ周囲との関係が加速、徐々に彼の性癖に絡んだ壮絶なやり取りが展開されるようになっていきます。ネタバレを避けるためあえて詳しくは書きませんが、突如として現れる二面性や、ふとした時に垣間見える狂気と愛、そして現れる鮮烈な表情にもの凄く引き込まれ、続きはどうなるのか、どのような結末を迎えるのか、とても気になる作品です。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
今年初頭に上演された朗読劇「文絵のために」に出演していただいた演者・舞台製作に関わっていただいたスタッフの皆様です。舞台関係者である皆様は、コロナ禍による影響が特に大きく、大変な立場だったと思います。そんな中でも、感染対策をした舞台の制作・出演や動画配信などでたくましく活動されているのを拝見して、こちらも元気をいただきました。一刻も早くそのような方々が気兼ねなく活動できるようになることを心から願っております。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
正直なところ、今年はコロナ禍により、精神的なプレッシャーを受け続けていたように思います。大変ありがたいことに、そんな状況でも多くの方の助けを借りていくつかのゲームを仕上げることができましたので、それらがインドアで過ごす際の一助となっていれば幸いです。また来年もできることを1つずつ積み重ねていこうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
作曲家
菊田裕樹
代表作：「聖剣伝説2」「聖剣伝説3」「Indivisible」「シャイニング・ハーツ」など |
「天穂のサクナヒメ」
作家性の強い世界観のコンセプト、完成度の高いゲーム内容もさることながら、これがインディーズとして開発されたということに、新しい希望を感じます。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ようこそ映画音響の世界へ」
映画における「音」の重要性について取り上げたドキュメンタリー映画、誰もがもっと、エンターテイメント作品の中の「音」というものに興味を持ってもらえると、音屋としては嬉しいなあと思います。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
Kei Fujimoto（山岳系YouTuber）
大阪の映像会社に勤め、休日に仲間とロッククライミングをしたり、沢を登ったりする、ごく普通の人で、個人的な記録として撮った映像を、持ち前のセンスと技術で編集してYouTubeにアップしておられたのですが、それがあまりにも面白いということで評判になり、人気が急上昇、極めてマニアックで狭い世界ではありますが、いまや山を登る人の間では強力な有名人となりつつあり、僕も必ず新しい動画をチェックしています。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
残念なことに2020年は、ウイルス禍によって失われた1年となってしまいましたが、2021年は、それを取り戻す勢いで、あれこれ頑張りたいと思っています。粛々と開発を進めていたタイトルが発表になったり、誰もが待ち望んでいる新しい船出をお知らせすることが出来るかもしれません、個人的にもいろいろ楽しみにしていることが多いので、乞うご期待というところです。
シナリオライター / チームグリグリ取締役
祁答院 慎
代表作：コープスパーティーシリーズ，Death end re;Questシリーズ |
「あつまれ どうぶつの森」
感染症への対策から全てが変わってしまった印象をうけた2020年、なかなか人とも会えず、自分を含め周囲の知人もみなYouTuberとしての活動を始めたなか、彗星のように飛び込んできた“巣ごもり生活の楽しみ”のひとつになってくれたソフトでした。やりこみ要素抜群で一人で遊べ、かつプレイ結果に個性が強く出るので配信向きという、もちろんゲームそのものの完成度にも裏打ちされたベストタイミングの一本だったと思います。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「TENET」
「クリストファー・ノーラン監督がまた魅せる！ 観たことのない映像体験！」と聞き、半信半疑で観に行ったところ唸るほどにその通りで、夢中になって映画の中に入りました。読めない展開に理解を求めて食い入るように画面を見、不意に体を包む爆音に驚いて椅子から転げ落ちそうになりながら、最終的に「僕はこれは何を観ているのか」と笑いだしてしまいました。そして2回、3回と観直すごとに深まる理解と増える謎……。極上のエンターテイメント作品であると断言できます。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
森 七菜さん
「天気の子」、実写映画「地獄少女」と、我々に近いジャンルでも活躍されている女優さんで、透き通るような演技の清潔感が素敵だと注目しています。いつかお仕事でお招きできると良いなと願っております。多分ホラーものですが……！
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
演劇公演が延び、大小さまざまな企画も延期あるいは消滅し、全てが変わってしまったという表現が悲しくも当てはまる2020年でしたが（なんとアークの森 利道さんとも1回しか会えていないんです）、たくましく立ち上がってゆく方々が周りにいて下さるおかげで、僕もまだまだ戦って行けそうです！ コンパイルハートさまの「Death end re;Quest（デス エンド リクエスト）2」も発売になり、「コープスパーティー ブラッドカバーリピーティッドフィアー」もNintendo SwitchやPS4に舞台を移して、新作シナリオと新キャラクター、新録音声などを盛り込んで再展開を予定しています。新シリーズに向けて、こちらも宜しくお願い致します。
朗読劇「パレード・ホライゾン」も2021年こそは開催できるよう準備中ですので、こちらもお楽しみに！
そして！ 祁答院こっそりVtuberデビュー（？）もしておりました。メドウィン（@Medwin_Toris）の中に入って、普段話せないゲーム制作の裏側のお話などを展開しているので、宜しければ「ホラーアカデミアン」（※外部リンクまで遊びに来て下さいね！
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シナリオライター
志水はつみ
代表作：「FLOWERS」「クダンノフォークロア」他 |
「サクラ革命 〜華咲く乙女たち〜」
iOS / Android向け作品ですが、本作の発表はサクラ大戦をプレイしてゲームクリエイターに成ることを決意した者として衝撃でした。新サクラ大戦でも再びシリーズをプレイできる感動に震えましたが、同作品を携帯端末でプレイできるというゲーム文化の進化にクリエイターとして別種の感動を覚えます。
サクラ大戦はゲームにとってシナリオというものがいかに大切か、シナリオライターを目指していた私にとって光を与えてくれた作品です。これからも長くシリーズが続くことを望みます！
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
コミック「空電の姫君」
冬目景先生の作品ですが、ロック音楽に向き合うキャラクターたちそれぞれの姿勢・背景にフックがきいており愉しく拝読しています。
冬目景先生の作品は「羊のうた」以来のファンですが、どの作品も世界を取りまく雰囲気が独特で他の作品では類のないものだと思います。魅力的なキャラクターや人を惹きつける物語は努力して書けるようになりますが、世界を包む“空気”だけは努力だけでは生み出せません。発刊が遅い事だけが難ですが愉しみにさせて貰っています。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
バーチャルYouTuberの犬神ころねさんです。
コロナ禍で自宅にて過ごす日が多くなり、友人から勧められ初めて拝見しましたがなかなかに中毒性があるコンテンツです。
VTuberとはコンピューターグラフィックスのアバターを通して既存のYouTuberと同じように体験型の企画をしますが、犬神ころねさんは主にゲームのライブプレイ動画をあげてくれているのもありまして興味深く視聴させて貰っています。ゲーム制作をしておりますが、ゲームをプレイしているプレイヤーを見ることはほぼないため、どのポイントで笑うのか・怒りを覚えるのか・感動を覚えるのか勉強になります。彼女自身のキャラクターも、言葉が訛っていること・どんな難解なゲームでも腐らせるような事を言わないこと・本当に愉しそうにプレイするそのスタイルに尊敬に似た念を覚えます。
いつか自分が制作したゲームタイトルを犬神ころねさんにプレイして貰いたいですね。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年も有り難いことに幾つかのゲーム作品のシナリオを書かせていただきました。
2021年発売予定の百合系オカルトAVG「裏窓の少女」。こちらは百合とオカルトというクダンノフォークロアに似たコンセプトの作品となります。厭世家の女主人公が巻き込まれる怪異との結末とは。ご期待ください！
そしてもうひとつ2021年発売予定のホラー系ビジュアルノベル「ミゾロギカイダン」です。読み進めるタイプのゲームですが、こちらも百合と怪談というコンセプトになります。溝呂木珠洲が体験する奇妙な怪談の数々をお楽しみください。
ふたつの作品とも百合＋オカルト好きとしては愉しみながら執筆することができました。2021年も佳き百合年とすべく邁進していきます！
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作曲家
田中公平
代表作：「ONE PIECE」「サクラ大戦」「かいけつゾロリ」 |
2019年11月発売で悪いのですが、「DEATH STRANDING」小島さんの新しいゲームソフトを作ろうと言う意欲が凄い、と思いました。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
悲しみを乗り越えて作り上げた京アニさんの傑作！ です。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
作曲家 東大路憲太
イマジンの若手の作曲家です。
私のお仕事のお手伝いから始まった彼のキャリアですが、どんどん素晴らしい才能を発揮して来て、今では多くの作品に関わっています。「サクラ革命」「プリンセスコネクト!」では、劇伴も担当。これから所々で彼の名前を見ることになるでしょう。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年は、私の作家生活40周年を記念したコンサートやライブが多数企画されていましたが、それを2021年に移動出来たら嬉しいのですが（もちろんコロナ次第）
後、サクラ大戦、ワンピース、かいけつゾロリも新たな展開があります。
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イラストレーター
つなこ
代表作：超次元ゲイム ネプテューヌシリーズ，デート・ア・ライブシリーズ |
「天穂のサクナヒメ」
キャラクターやストーリーが素晴らしく、風景やBGMと一体になった世界観とゲーム性がマッチしていて引き込まれました。
作品のキーになっている楽曲「ヤナト田植唄」と、その旋律が使われているBGMがエピソードと一緒に強く印象に残っています。
当初「稲作がガチ過ぎ」と噂されていてちょっと身構えたのですが、主な問題はUIに表示され、やるべきことはキャラクターがセリフで教えてくれるので、のんびり遊ぶことができました。
朝起きてからの自分なりの1日の流れが自然と出来上がっていくのが面白かったです。
周囲のアクション得意な人々が稲作につまずいて敵を倒せなくなっているのも見ましたが……。改めて、珍しいタイプのゲームだと思いました。
ただ、稲作は適当でもそのうち軌道に乗るので、アクションだけ遊びたい人もまったく問題ないと思います。
逆に私はアクションが苦手なので、米さえ作れば比較的簡単に敵を倒せるようになるのは助かりました！
サクナさんの強さ以外にも、徐々に食事が豪華になって食べているキャラが喜んでくれたり、嗜好品に手を出せるようになったり、成果を実感できる場面が多いのも嬉しい。
そういえば、食用を除いて虫のビジュアルが出てこなくて本当に良かったです。
虫が苦手な者にとって、現実の家庭菜園は、いかに虫と出会わないようにするかの戦い……。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
最近は息抜きに電子でコミックを読むことが多くて、挙げると少し多くなってしまうのですが……、「チェンソーマン」（藤本タツキ先生）は最初に主人公の話がまとまっていて面白いな〜と読み進めていたら、続けて登場する周囲のキャラクターも魅力的すぎました。コミックス派なのであまり情報を仕入れないように気を付けているところです。
それから、「異世界美少女受肉おじさんと」（池澤真先生・津留崎優先生）の美少女にされた主人公があまりにもかわいくて罪。主要キャラ同士の関係も良い……。
「推しの子」（赤坂アカ先生・横槍メンゴ先生）も毎週楽しみにしています。
連載初期のタイトル回収が衝撃でしたが、続きが本題で目が離せません。あとキャラの顔が良すぎる。
色々な作品に触れよう！ と思いつつ、最終的に素敵な女の子が出てくる作品ばかり追いかけてしまうのですが、仕方ないです。抗えません。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
声優の田中理恵さんと、タレントの指原莉乃さんです。
田中さんには担当作で長い間主人公を演じて頂いていますが、それ以前から好きでずっと注目しています。
役柄によってまったく違う声を表現されていて本当に凄い。声や歌を聴くと嬉しくなります。
指原さんは、元々テレビでよく拝見していて好きなタレントさんなのですが、「TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020」のVTuber部門「バーチャルTIF」で、指原さんのバーチャル姿をデザインさせて頂いたのをきっかけに、
さらに活動に注目するようになりました。プロデュースされているアイドルもチェックしていたりします。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
今年はイベントや物販がことごとく延期・中止になってしまったり、作品の公開時期が延びたりで、あまりお届けできるものがなかったのですが、21年は未発表のお仕事がいくつか公開されると思いますので、引き続き準備を頑張りたいと思います！
発表済みのお仕事では「デート・ア・ライブ」アニメ4期が進行中、「デート・ア・バレット」アニメ後編も少しだけお手伝いしています。
また、先日公開されたファンタジア文庫のアプリ「ファンタジア・リビルド」にも「デート・ア・ライブ」キャラクターのイラストで参加しています。
OVA「超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION ねぷのなつやすみ」も、つい先日ブルーレイが発売されましたので、こちらも是非よろしくお願いいたします！
大変なことが多いですが、私もゲームを始めとしたエンタメに救われている者の一人です。
ちょっとした時間に一息つける作品に関わっていけたらいいな……と思っています。
皆様、どうかお体にはくれぐれもお気をつけて！
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 「ファンタジア・リビルド」 （C）KADOKAWA ファンタジア文庫 （C）2020 EXNOA LLC |
 「超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION ねぷのなつやすみ」 （C）2013 アイディアファクトリー・コンパイルハート/ネプテューヌ製作委員会 |
音楽クリエイター
ヒャダイン
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「Ghost of Tsushima」
日本人でなくても日本の侘び寂びや美しさを表現できることに嬉しさもあり、「日本人だからこそ」という我々日本人クリエイターの都合の良いアイデンティティを揺るがされ身が引き締まりました。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
アニメファン以外をも劇場に向かわせた内容の素晴らしさ。アニメシリーズを観てなくてもわかる、観てたらさらに泣ける全対応の作り方も見事。生きる力をくれた作品です。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
フワちゃん。
パブリックイメージでは「無礼な子」と思われてるかもですが、今までの価値観や無駄な常識をぶっ壊す寵児だと感じています。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
桃鉄大ヒットありがとうございます！ 2021はさらに自分もみんなも楽しいと思えることに邁進します！
プロデューサー / ディレクター / 脚本家
山中拓也
代表作：「Caligula -カリギュラ-」「MILGRAM-ミルグラム-」 |
「九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE」
作品の中身は勿論。リメイクに至るまでの製作者やファンの情熱を含めてとても感心させられました。
僕もとても大好きなタイトルで、ものづくりにおいて多大な影響を受けた作品なのです。しかし、とにかくトガっていたタイトルだったので、山中少年は当時この面白さを共有できる仲間が周りにおらずモヤモヤを抱えておりました。確かに万人を刺す作品ではなかったのですが、「これは僕のために創られたものだ！」と錯覚することのできるパワーをもった作品なのです。これがここで終わるのは哀しい、とずっと頭の片隅に居座り続けておりました。
しかし、今の時代周りを見渡せば同じ思いを抱える僕のような方がたくさんいて、その情熱が15年間燃え続けており、リメイクにまで至る、と。山中少年は独りではなかったんだ!!ってなものですよ。とても心震える出来事ですね。
僕も今や制作側に回るようになり、夢物語だけではないビジネスの部分を知ってしまっております。ゆえにこのリメイクにおいて関係者の皆様がどれだけの苦労をしたか、どれだけ無理を通して走り回ったか、想像できるつもりです……本当にあの頃の孤独な自分のために復活させてくれてありがとうございます、と感謝の気持ちでいっぱいです。作り手としてもこういった形で表現が報われることがあるということに、とても夢が持てます。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
Netflixのオリジナルドラマ「クイーンズ・ギャンビット」、主役のアニャ・テイラー＝ジョイをはじめ登場人物全員の表情がとにかく魅力的な作品でした。才能と、依存と、勝負と、仲間と、数々の要素が丁寧に折り重なった爽快感のある展開も過不足なく良かったですね……。衣装含めたデザインの完成度も高く、見ているだけで楽しめる素敵な体験でした。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
この設問でハロプロの話をし始めて、もう5年目になります。いつもこの蛮行を見逃してくれてありがとうございます。
しかし、今回は5年間取り上げてきた「こぶしファクトリー」に関する哀しい話をしなくてはなりません。
2020年1月こぶしファクトリーの解散が発表されました。
度重なるメンバー脱退を繰り返しながらも、パフォーマンスの練度を高め、研ぎ澄まされてきていたところでしたから、「まだまだいけるだろ!?」「これからだ！ じゃなかったのか」「僕が去年ここのインタビューで浮気してBEYOOOOONDSの話をしたからか」様々な想いが錯綜しました。
しかし、本人及び事務所の決めたことであれば仕方がない……表から見えるもの以外に様々な事情があるものです。僕はアイドルというのは、彼女たちの貴重な青春を我々を楽しませるためのエンターテインメントに消費してくれているものだと認識しています。いつか彼女たちは自分の人生を自分のためだけに使うときが来る。そのときが来たならば、感謝で見送るべきだと考えておりました。
しかし、そこから日本はコロナウイルスの流行により形が変わっていくことになります。程なくして、3月に行われるこぶしファクトリーの解散コンサートは無観客の配信での開催が決定しました。ファンの間にも動揺が走ったことを覚えています。
今でこそ無観客の配信はエンタメ業界の努力により、十分な感動が得られることが証明されたように感じますが、当時はまだ「本当にそれで盛り上がれるのか？」という不安があったためかと思います。そしてなにより「最後だぞ？」「解散コンサートなんだぞ？」という納得できない想いを皆が抱えていたように思います。
――数々の不幸を乗り越えてきた彼女たちに、きれいな終わり方すら許さないのか？ と。
ですが、本人たちからのメッセージはあくまで前向き。プロフェッショナルである本人たちが納得し、前を向いているのにファンが文句を言っているのもおかしな話であると納得し、ゆっくりと受け入れる準備をしていったのです。
解散コンサートの当日、僕はライブビューイングが行われる映画館に行きました。そこには感染対策のため「一切声を発してはならない」という注意書き。歓声、リアクションそのひとつも許されない。会場にいたファンの皆も、僕と同様に異様な緊張感に包まれていたように思います。
コンサートが始まってみれば、そこはさすがのクオリティ。こちらの不安なんて吹き飛ばすくらいのパフォーマンスでした。歌もダンスもハイレベルで、「この人達を応援してきた自分は正しかったんだ」と誇りに思える幸福がそこにはありました。それだけに、彼女らが素晴らしければ素晴らしいほど「この人達がもっと日の目を見る未来が見れなかった」ことへの悲しさは募るのですが、仕方ない、仕方ないとその悲しさに蓋をすることが、今目の前でプロとして頑張っている彼女たちへの礼儀だと思いました。
しかし、コンサートの終盤、MCコーナーでそれは起こりました。それまでプロとして毅然とした態度で進行していたはずの、メンバーが想いを語る中でこぼしたのです。
「なんで最後なのにお客さんいないの？ 訳わかんない」と泣いたのです。
年相応の少女の、むき出しの言葉にハッとさせられました。そうだ、これは哀しい出来事なのだと。間違いなく悲劇なのだと。
哀しいことは、哀しんでいいのです。社会がこうだから、とか。大人の事情だから、とか。マナーとして、ルールとしてそうだから、とか。無観客でもやれることだけでありがたいのだ、とか。確かにそれはそうかもしれないのですが、哀しみ自体に蓋をする必要はどこにもないのだと。きちんと前を向くためにも、自分の感情だけはごまかさずに泣きたいときに泣くべきなのだと。そうでないと心は知らないうちに折れてしまうのだと。特に哀しいことが多い今だからこそ、自分が哀しいと思った気持ちを大事にしてあげるべきなのです。
解散も、解散コンサートが無観客なのも、好きなアイドルを声を出して応援できないことも、すべて哀しいことだと思っていい。こぶしファクトリーに生きる上で大事なことを教えてもらったように思います。
我々は最後まで彼女らの姿を見届けながら、嗚咽も出ないように静かに泣きました。ということで、間違いなく2020年もっとも注目し、目に焼き付けたのはこぶしファクトリーでした。ありがとう、こぶしファクトリー……ありがとうハロープロジェクト……来年からどうしようこのコーナー。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
皆様のご支援のおかげでフリーランスとなってから丸2年が経過しましたが、ありがたいことにたくさんの面白いお仕事に関わらせていだいています！
特に2020年は発表物も多く、きちんとエンタメ業界で生きているな〜という実感がありとても充実した一年を過ごすことができました。
DECO*27と共同プロデュースを行っている視聴者参加型音楽作品の「MILGRAM -ミルグラム-」。こちらは「監獄に囚われたヒトゴロシの有罪無罪を視聴者で決める」という音楽で裁判員制度をして遊ぼうという楽しい試みです！ YouTubeで動画を見るだけで参加できますので、是非お気軽にどうぞ！
そして、アプリ「アイドリッシュセブン」内イベントストーリー「ダンスマカブル」の脚本を担当させていただいております。5周年を迎えたアイドリッシュセブンの新たな挑戦と無限の可能性に感銘を受け、自分なりにできることを全力で取り組みました！ 劇中劇という形式上アイドリッシュセブンに初めて触れる皆様でもお話を楽しんでいただける形となっておりますので、これを機にアイナナの世界に触れていただける方がいらっしゃるととても嬉しいです！ 2021年1月に後編が開始となりますので、是非宜しくお願いします！
最後に、同姓同名のアーティストのTHE ORAL CIGARETTEの山中拓也くんとの音楽作品「Boisterous SiX」も発表されました。こちらはボーカリストオーディションも行っておりますので、是非読者の皆さんもご参加くださいませ！ 詳細はこれからどんどん発表されていく予定ですのでお楽しみに！
そして2021年には軸足であるゲームクリエイターとしての自分も皆様にがつんとお届けできる予定ですので、ラストスパート頑張りたいと思います！ 引き続き宜しくお願いします！
 「MILGRAM -ミルグラム-」 （C）MILGRAM |
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タレント
結
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「ライフ イズ ストレンジ 2」
主人公ショーンは16歳の普通の男の子。とある事件をキッカケに、超能力に目覚めてしまった弟のダニエルと旅に出ることになります。ダニエルはショーンの姿を間近で見ながら物事の良し悪しを学ぶので，ショーンの考え方や行動がブレブレだと、ダニエルの感情が揺れ動き、悪い影響を与えます。つまりショーン（プレイヤー）は、ダニエルのために、しっかりと心の中で考え方をまとめる必要に駆られるのです。ゲーム自体から制限をかけられているわけではなく、どんな選択をしても自由なはずなのに、選択肢を「なんとなく」で選べなくなる理由の正体が「兄として責任感」だと気付いたときに、思わずドキッとしました。この感情の縛りプレイこそが、ライフ イズ ストレンジなのです。作中には「黒」か「白」かで語ることが出来ないものが多く、プレイヤーによって好き嫌いが分かれそうなキャラクターも存在します。そういった部分の解釈もまた、プレイヤーに委ねられているところも魅力です。どんなに真剣に悩んだ末の選択だとしても「本当にこれで良かったのかなぁ」と後悔することがあって，それでも真剣に選び続けるしかないのが人生なのでしょう。
「グノーシア」
私は人狼番組を運営するほどの人狼フリークなのですが、本作が人狼ゲームを「コミュニケーションツール」として描いてくださったことを、たまらなく嬉しく思っています。本作の目的は「一緒に人狼ゲームをするキャラクターのプロフィールを集めること」です。このシステムに、私の思う人狼ゲームの良さがギュッと詰まっているのです。人狼ゲームって「村人」とか「人狼」とか「人狼ゲームでの役割」をロールプレイしているんですが、そのロールプレイの皮がぺりぺりと剥がれた瞬間に「プレイヤー自身の感情」が垣間見れる瞬間があるのです。もちろん嘘をついたり、嘘を見抜いたりするのも楽しいのですが、私が人狼ゲームで最も好きなのは、こういった瞬間です。周囲を騙している人狼役が、実は迷いや罪悪感を抱えていたり。人狼を探し出さなければならない村人役が、実は一生懸命に嘘をつく人狼に同情していたり。人狼や村人というロールプレイを飛び越え、そのプレイヤー自身に対する親近感や信頼感が芽生えることこそ、人狼の醍醐味だと思います。本作は、こういった体験をしながらキャラクターの個性に触れていく物語です。本作はいわゆる「ループもの」なのですが、プレイするたびに人狼の配役が変わり、1回のループが10〜15分程度なので、プレイヤーが100回以上のループをまるっと体験することになるのも面白いです。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
アニメ「映像研には手を出すな！」
自主アニメ制作に奮闘する少女三人の物語。生きていくうえで絶対に曲げられないような正義を、そっと肯定してくれる作品です。熱血スポ根ではなく、地に足がついた少女たちの奮闘記だからこそ、気付けばすっかり感情移入してしまうのです。
映画「許された子どもたち」
主人公は、同級生を殺してしまったいじめ加害者。主人公を甘やかす母親、転校先で出会った孤独な少女、あらゆる状況がめぐっても、主人公には都合の良い救済があたえられません。個人的に2020年で最も面白かった日本映画なので、もっとたくさんの人に届いてほしいです。
漫画「チェンソーマン」
これは本当に週刊少年ジャンプの連載作品なのか……？ と疑いたくなるようなダークヒーロー物語。魅力的なキャラクターがわんさか登場してはバッタバタと死んでいきます。主人公の出会う女性がことごとく可愛いのにクズ、というのがたまらないです。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
文野環（Vtuber）
家族や友達よりたくさん彼女の声を聴いて、たくさん元気をもらいました。配信中に問題が起きて、アーカイブが消えることもしばしば。まさに台風のような存在です。乳首に洗濯バサミを挟んだり、突然ナンを作りだすエキセントリックさに注目されがちですが、自分が思いもよらぬところでお叱りを受けたときは本気でへこんだり、自分自身のお気に入り配信を何度も繰り返し見ているような等身大の一面もあり、その普通と異常のピーキーっぷりに一層惚れこんでしまいました。これからも衝動のままにマイペースに活動していただきたいです。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
NHK総合「バチャぶらリモだちナイト!」や，NHK Eテレ「私のアニメ語り」など，今年はNHKでアニメを語るという機会に多く恵まれた一年でした。番組での共演がキッカケで、東野幸治さんから対談ラジオにお誘いいただいたことも印象深い出来事でした。作品を語る準備のため、数週間ひきこもったりしたこともザラでしたが、この想いが誰かに伝わったらいいなと願いつつ、好きな作品を表現する言葉を探し出すことが好きだと実感しました。
4Gamer連載「結のほえほえゲーム演説」は隔週土曜日更新です。今年は特にインディーズゲームについて執筆することが多かったですね。ゲーム番組MCも引き続きどんどんやっていきたいです。来年もよろしくお願いします。
クリエイティブディレクターという名前で文句を言うだけの愚かな人間
ヨコオタロウ
代表作：ドラッグ オン ドラグーンシリーズ，ニーアシリーズ |
「斑鳩 IKARUGA」パッケージ版
今もなお「最も美しいゲーム」の名を（ヨコオの中で）欲しいままにしている稀代の名作。19年の歳月を経て、今、最新機種で、単体で、パッケージ版を出すパブリッシャーさんに敬意を捧げます。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
amazarashi オンラインライブ「末法独唱 雨天決行」
コロナで封じられたライブエンターテインメントの、覚悟を感じました。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
「ICO」の上田文人さん、「斑鳩」の井内ひろしさん、「ASTRAL CHAIN」田浦貴久さん、「ボイドテラリウム」古谷優幸さん、「嘘つき姫と盲目王子」小田沙耶佳さん。理由は「イイモノを作った人をストーカーのように追っている」からです。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
ヨコオタロウの2020年の振り返りと、2021年への抱負については、皆様にとって不要不急の情報ですので割愛させていただきます。
2021年が皆様にとって良い年でありますように。
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アーティスト / 音楽プロデューサー
RAM RIDER
代表作：「東京論」 |
「ヘッドライナー：ノヴィニュース」
正確には昨年末発売ですが遊んだのが今年なので挙げさせていただきました。新聞者の編集長として記事を精読し、採用を決める編集パートと、街を歩きながら様々なコミュニケーションをとり、ときには事件を解決に導くアドベンチャーパートから成り立つシンプルな構成ながら、とにかく綿密につながったシナリオはメディア・リテラシーを育む意味でも多くの方にプレイしてほしいゲームです。
＜質問2＞2020年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「透明人間」
ホラー映画、モンスター映画とミステリー、サスペンスが高次で融合した素晴らしい作品でした。今年の映画マイベストです。
＜質問3＞2020年に、個人的に注目した（している）人物
ルーカス・ポープ
「Return of the Obra Dinn」の作者で、前作「Papers, Please」も面白かったですし、何より日本在住というのもすごく興味がわきます。次回作が楽しみであり、お会いしてみたい一人です。
＜質問4＞2021年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
401というレーベルを立ち上げ1年が経ちました。プロデュースや楽曲提供などでもも含め、新しい年はより多くの作品をお届けできるようがんばります。ゲームについてもコラムやラジオ出演などで多く皆さんのお目にかかれると嬉しいなと思います。2021年もよろしくおねがいします。
 「うちで踊ろう RAM RIDERと服部グラフィクス」 （※外部リンク） |
 「おやすみ」（※外部リンク） |
 「東京論」（※外部リンク） |
 「RADIO BOY」（※外部リンク） |
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