そういえばちゃんと書いたことがないので,氏の経歴に改めて触れておこう。
吉田修平氏は,1986年にソニーに入社して,1993年,久夛良木健氏率いる「プレイステーション」立ち上げプロジェクトに合流し,以来およそ30年にわたってPlayStationとともに歩んできた人物である。
2008年からはワールドワイド・スタジオのプレジデントとして世界中のファーストパーティスタジオを束ね……という話は,4Gamerの読者にとっては釈迦に説法か。
氏が2019年,自ら望んでインディーゲーム支援の「インディーズ イニシアチブ」に軸足を移したとき,少なからぬ人が「なぜ今インディーを?」と首をかしげたものだが,答えは今,世界中のインディーイベントの会場にある。さすがの先見の明だ。
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今回のインタビューでも語られているが,今年のTGSではSENSE OF WONDER NIGHTの審査に関わり,SELECTED INDIE 80(SI80)では審査委員長まで務めている。応募1500本超のプレイ動画を週末にひたすら見続ける生活は,どう考えても「悠々自適」ではなさそうだ。
肩書きで言うと今の吉田氏が何者なのか,正直筆者にはいまだによく分かってないのだが,「インディーゲームのおじさん」で世界中に通じるのだから,肩書きなどもう不要なのかもしれない。
さて今年のTGSは,ご存じのとおり台風25号の接近で最終日が中止になるという波乱の年になったが,筆者にとってはもう一つ恒例でないことがあった。会期初日,吉田氏と45分のステージ「なぜ毎年日本のインディーは大ヒットを生み出すのか――この10年とこれからの10年に向けて」で共同登壇したのだ。
この10年の日本インディーの歩みを2人で振り返るという内容で,詳細は4Gamerのレポートに譲るが,台本のない45分は,案の定まったく時間が足りなかった。しゃべり出すと止まらない吉田氏を途中でぶった切る勇気と度胸が必要なことが,よく分かった。
日本のインディーゲームはなぜ急激に成長し,これからどこへ向かうのか? 吉田修平氏と4Gamer編集長が語り合う[TGS2026]
2026年9月17日,4Gamerブースで,yosp代表の吉田修平氏と4Gamer編集長の岡田和久によるステージが行われた。日本のインディーゲームはなぜここまで盛り上がったのか。この10年を振り返りつつ,次の10年が語られたその内容をレポートしよう。
このインタビューは,その翌日の9月18日,アワードのプレゼンターを控えた吉田氏をつかまえて収録した,恒例の「吉田リスト」である。
今年のイチオシは,監獄で危険な食事を検分しながら生き延びる「満腹脱獄計画」で,以下SOWN大賞の「顔UFO」から,セガの看板IPを託された「SONIC PICO PARK」,インドネシア発のハイエンドホラーまで,「いまのお勧め」がよく分かる顔ぶれになっている。
話している時間はさほど長くないのだが,吉田さんが次から次へとタイトル名を出すものだから,記事の形に起こすと文字が少ない割に画面などが多くて,ちょっと誌面の密度が高く見えるのは申し訳ない。
しかし「たくさんタイトル名を出して,もっとみんなにインディー作品を知ってもらおう」というのがそもそもの企画の発端なので,まぁこれはこれでよいのだと思う。
頭書きに新しい情報がほぼないことは認めるが,恒例とはそういうものである。それでは,どうぞ。
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![画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / [インタビュー]監獄の食事がとにかくヤバい―――吉田修平氏のTGS2026イチオシは,「満腹脱獄計画」](/games/006/G100620/20260925015/TN/002.jpg)

![画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / [インタビュー]監獄の食事がとにかくヤバい―――吉田修平氏のTGS2026イチオシは,「満腹脱獄計画」](/games/006/G100620/20260925015/TN/004.jpg)