サバイバルホラー「Greyhill Incident」の最新トレイラーが公開に。ビデオカム撮影者視点でストーリーを追うプレイモードが明らかに

　イギリスを拠点にするRefugium Gamesは，2023年6月9日のリリースがアナウンスされている新作サバイバルホラー「Greyhill Incident」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One）の最新トレイラーを公開し，その中で「Found Footage Mode」というゲームモードの存在を明らかにした。



　エイリアンに侵略された，1990年代のアメリカの架空の農村を舞台にした「Greyhill Incident」。プレイヤーは，平凡に暮らしていた主人公のライアン・ベイカーとなって，政府の隠ぺい工作により正しい情報が流されない中，人々を誘拐しようと迫ってくる“グレイズ”と呼ばれるエイリアンたちと戦っていく一人称視点型のホラーゲームだ。メル・ギブソンさん主演の映画「サイン」（2002年）を連想させる世界観の中，エイリアンたちから逃げたり，隠れたりしながら，ときには銃やバットなどを使って戦いながら，混乱する村人たちのために奔走していくことになる。


　今回紹介された「Found Footage Mode」は，“第三者によって発見されたビデオテープに録画されていた驚愕の真実”という体で展開し，ホラー映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」（1999年）のような撮影者の視点でストーリーを追っていくという手法が使われるようだ。

　「Found Footage Mode」では，ストーリーだけを追うものなのか，それまでプレイヤーが体験したことをムービー風にまとめたものなのか，あるいはビデオレコーダーのビューファインダーを覗き込んだような白黒画面にしただけなのかは不明であるものの，Refugium Gamesによると，ゲーム中でも普通のストーリーモードと自由に切り替えられる，と説明されている。

　また，今回のトレイラーには，このゲームモードは「Abducted Editionでプレイできる」とあり，スタンダード版とは異なる複数のパッケージが用意される見込み。なお，PlayStationプラットフォーム向けには，パブリッシャのPerp Gamesからリリースされる予定だ。Steamストアページの情報によると，PC版はインタフェースと字幕が日本語化されるようなので，気になる人はウィッシュリストに登録して続報を待とう。

「Greyhill Incident」公式サイト