2人でパズルを解いていくCo-opアドベンチャー，「39 Days to Mars」のXbox One版が2月6日にリリース。Nintendo Switch版も明らかに

　カナダのIt’s Anecdotalは，2018年4月にPC版がリリースされたCo-op型のアドベンチャー「39 Days to Mars」のXbox One版を2019年2月6日に発売すると発表した。さらに，Nintendo Switch版も開発中だ。

「39 Days to Mars」公式サイト

　「39 Days to Mars」は，19世紀の探検家であるアルバート・ワイクス卿とクラレンス・バクスター閣下が，まったく信頼のおけない技術の粋を集めた英国軍艦フィアフル号で，火星への処女航海に挑むというコミカルな設定のゲームだ。蒸気エンジンの燃料である石炭が切れそうになったり，ネコが地図をズタズタにしてしまったりなど，なんともおぼつかない冒険が繰り広げられる。
　火星に無事に着くためにも，2人のプレイヤーが力を合わせてパズルを解き，さまざまな問題を解決していかなければならない。


　グラフィックスは，古いフィルムのようなセピア色を背景にした2Dの線画アートで，懐かしい雰囲気だ。パズルは，例えば2人のプレイヤーが息を合わせて2つの歯車を回したりなど，タイミングを重視したものが主体で，ヤカンとティーバッグを2人で操作して，どんな状況でも絶対に欠かすことのできないティータイムの紅茶を作るというパズルもあるようだ。
　Co-opが基本だが，一人でプレイする場合はAI制御のネコが一緒に遊んでくれるので心配はない。ピアノ演奏のBGMも心地よく，ゲーム作り込みは非常に細かい印象だ。


　It’s Anecdotalは，Square Enix Montrealに在籍した経験を持つフィリップ・ブキャナン（Phillip Buchannan）氏の個人スタジオで，グラフィックスもすべてブキャナン氏が自ら描いている。PC版はすでにインタフェースと字幕が日本語化されているので，Xbox One版およびNintendo Switch版でも日本語対応が行われるだろう。