Activisionが,同社初のNASCARライセンスゲームとなるレースシミュレータ「NASCAR The Game 2011」(
PlayStation 3 /
Xbox 360 /
Wii)を,
2011年2月に発売すると発表した。開発を手掛けるのは,
「Le Man 24 Hours」(1999年)や
「Ferrari Challenge」(2008年)など,過去23年にわたってレースゲームを中心に開発してきたイギリスの古豪Eutechnyxだ。
本作は,2011年2月20日のデイトナからスタートする
「NASCAR Sprint Cup Series」の2010−2011年度シーズンに完全対応。V8仕様のアメリカ製カムリで参戦するトヨタを含め,同シリーズに関連するすべてのチームおよびサーキットを収録している。スクリーンショットからも分かるように,クルマのダメージモデルが相当リアルに描かれているほか,ピットクルーや招待客で賑わうガレージのディテールもなかなかのものだ。
NASCARを題材としたレースゲームといえば,2003年から2009年までの間は,独占ライセンスを保有していたElectronic Artsが関連タイトルを制作していた。ところが同社は,業績不振から「NASCAR 09」を最後に契約を更新していないため,2010年度はソニー・コンピュータエンタテインメントの
「グランツーリスモ5」がNASCARをフィーチャーしている。
面白いのは,NASCARのライセンスを獲得したのはパブリッシャであるActivisionではなく,デベロッパのEutechnyxという点だ。どうやら,Eutechnyxが看板となるレースゲームシリーズを持たないActivisionに
売り込みをかけたらしい。
なおEutechnyxには,かつてElectronic ArtsのNASCARシリーズを手掛けていた
EA Tiburonのコアメンバーが参加するなど,この分野の優れた人材が集結している様子。NASCARは北米エリア限定のモータースポーツで少し近づきがたい(?)印象もあるが,本作の発表を機に,興味を持ってみるのもありだろう(現時点では日本でのリリースは未定だが……)。