企画記事
ゲーム業界の165人が2022年を振り返り,新年への抱負を語る。年末恒例のコメント集企画
サイバーコネクトツー
代表取締役
松山 洋
代表作:ゲーム作品「戦場のフーガ」「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」「ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトルR」「ドラゴンボールZ KAKAROT」,NARUTO−ナルト− ナルティメットシリーズ,.hackシリーズなど。著書「熱狂する現場の作り方 サイバーコネクトツー流ゲームクリエイター超十則」「エンターテインメントという薬 -光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-」。漫画原作「チェイサーゲーム」「ベヨネッタ3」
日本のゲーム会社の闘い方ってやっぱりこーだよな、って思わせてくれますしなんか嬉しくなっちゃいますね。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ONE PIECE FILM RED」
ここにきてこんなにも新しいワンピースを見ることができて本当に感心しますし、過去最高成績であることも含めて何度でも闘って勝つことができるって勇気をいただきました。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
幻影旅団
描かれた過去や始まりからきっと終わりに向かっていくんだと考えると眠れません。一号でも長く読みたいです。冨樫先生、お願いします。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
どうか週刊少年ジャンプに一号でも長く「HUNTER×HUNTER」が掲載されていますように!
書籍「Game Art Works .hack//20th Vol.1」 (C)Project .hack (C).hack Conglomerate .hack Series & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. |
thatgamecompany
リードオーディオデザイナー / ジャパンブランドリード
水谷 立
代表作:「Sky 星を紡ぐ子どもたち」「RPGタイム!〜ライトの伝説〜」
遊びすぎでゲーム機を没収された小学校時代、渇望のあまりノートにビッシリと設定とイラストを詰め込んだゲームブックを自作して友達に遊ばせていた記憶もすっかり忘れてスタイリッシュに生きてきたつもりでしたが、実家の物置奥深くにしまわれた段ボールのガムテープの封印がバリバリと破られたかのごとく、当時の記憶や気持ちが蘇って酸っぱい気分になりました。溢れんばかりの小学生マインドが最高です。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「Everything Everywhere All at Once」
宇宙を超越する愛と最高にくだらない下ネタが同居。こんなマルチバース映画は見たことがない。日本公開はこれからだと思うのでこれ以上は語りませんが、ぜひ観てみてください。いいなぁ。記憶を消してもう1回観たい。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
ダーレン・アロノフスキー(映画監督)
「π」から足掛け24年ずっと注目しています。今年は5年ぶりの新作「The Whale」が公開ということで、楽しみで仕方ありません。早く来い来いクリスマス休暇...。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
4年めを迎えPlayStation版のリリースも果たした「Sky 星を紡ぐ子どもたち」は、シンガーソングライターのAURORAさんを迎えて、4000人以上のプレイヤーが同じ画面内で体験するゲーム史上類を見ない参加型コンサートイベントを実現いたしました(コンサートイベントは1月2日17時までとなっております。ゲームをインストールしてすぐに参加可能となっていますので、まだ体験したことがない方はぜひ、魔法のような音楽の旅を体験してみてくださいね)。
2023年はさらに、感情をゆさぶり、世界中とつながる体験をお届けしてまいります。2023年の「Sky」も、どうかお楽しみに!
サン電子
サンソフトプロジェクト 部長
越知雄一
代表作:「いっき団結」「7 Days to End with You」
もともと謎解きパズル系が大好きなんですけど、「あ、この手があったか!」と思わせられました。現代はSteamで年間約一万本、モバイルは一日約500本のゲームが世界中でリリースされるという「面白いゲーム」だけでは戦えない時代。青汁王子も言ってましたが、ビジネスがうまくいく基本は「相対的優位性」。インディーゲームだからこその振り切ったゲーム設定、謎の仕掛け方…。シンギュラリティが近いと聞いています。AIが人間を凌駕する分野も出てくるでしょうが、「新しいアイデア」は人間の専売特許にしたい。そんなことを考えさせられたゲームです。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(Netflixドラマ)
設定、脚本、ビジュアルセンス、演技とエンターテイメントとしての完成度が文句なしに高い!
映画にしてもドラマにしても、韓国の作品は良くも悪くも「世相を反映する」傾向が強いと前から思っています。コミカルタッチの弁護士ものでありつつ、各エピソードが韓国社会の課題に鋭く切り込んでいるな、と思いました。最近ウェブトゥーン、ウェブ小説原作も多いですが、これは原作無し、脚本家チームで作られたようです。凄い。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
Embracer Group CEOのLars Wingeforsさん。日本ではあまり知られていませんが、近年ゲームスタジオやIPへの投資を加速しているスウェーデンの会社です。今年スウェーデンを訪れてお話する機会があったのですが、とにかくゲームに対する情熱が凄い。自身がゲーム大好きで、かつセンスよく経営を回している、あまり日本では見ないタイプのゲーム会社経営者ですね。「すべてのゲームを集める」というコンセプトのGame Archviesという保存施設プロジェクトもやっています。ここは本当に充実したコレクションで、壊れたものも修理して動くようにしているし、老後住みたいと思ったくらいです(笑)
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2022年はSUNSOFT復活!とバルーンを打ち上げました。期待されている皆様のために、まだ言えないものも含めて様々準備しておりますが、まもなく正式リリースの「いっき団結」をぜひ遊んでみてください!伝説の愛されるクソゲー「いっき」をモチーフに、今流行りのスタイルと「空気読み」という新機軸をプラスし、今、21世紀だから、SUNSOFTだからこそ作れるゲームになっていると思います。その後も、色々と準備しております。最新情報はこちらでお知らせしていくのでTwitterをぜひフォローください。
ジェン・デザイン
ゲームデザイナー
上田文人
代表作:「ICO」「ワンダと巨像」「人喰いの大鷲トリコ」「Vampire Survivors」
「タクティクスオウガ リボーン」
「ELDEN RING」
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「Midjourney」
AIを用いた自動生成による絵や映像制作。
クリエイティブの手段は時代によって変わる。
必要なのは作りたいという情熱と責任。
AIが当たり前になると、品質そのものの評価ではなく「人の思考が入っていること」と、その純度に価値がある時代になるのかも。
ヘタウマ系3DCG
https://twitter.com/SueSuemejack
https://twitter.com/denpun_kakou
昨年以上に3DCGツール Blender による攻勢。
そして絵画や漫画が辿ってきた道をトレース。
「セヴェランス」AppleTV+
シーズン2が楽しみ
「ラブ、デス&ロボット」のシーズン3の中の1話「彼女の声」(17分)
こなれてきた水や草のリアクション表現などの最新CG技術と、それをもってしても「アンリアルなもの」は極力排除。
ハイパーリアルおとぎ話。こういうのをセンス・オブ・ワンダーというんだろう。
「トップガン マーヴェリック」
「偶然と想像」
「街の上で」(去年の映画だが観たのが今年)
下北を舞台としたサブカル若者の群像劇。
「とんがりコーン」(あっさり塩)
今更ながら嵌ってました。再評価。ふるさと納税で頼もうかとすら。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
武尊天心戦
(名前順で応援してた方を察してください)
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
もうそろそろ何かしら発表できるようにジェン・デザイン総出で頑張ってますのでよろしくお願いします
GPTRACK50
代表取締役社長 / プロデューサー
小林裕幸
代表作:「バイオハザード」「デビル メイ クライ」「戦国BASARA」「ドラゴンズドグマ」等のシリーズ「Ghostwire: Tokyo」
Tango Gameworksが開発したオリジナルのアクションアドベンチャーゲームで
東京の渋谷を舞台にした妖怪ものが、全世界で、どのような反響になるか注目していました。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
実写映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2022年1月7日公開)
マルチバースの世界で歴代のピーター・パーカーが登場して感動と涙でした。
トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド、トム・ホランドの3人の共演は凄かった!
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
アニャ・テイラー=ジョイ(女優)
Netflix配信ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」(2021)の主演で注目された女優さん。
映画「ザ・メニュー」(日本2022年11月18日公開)で名優レイフ・ファインズ氏との対決も引けを取らない演技で素敵にヒロインを演じていた。
映画「アムステルダム」(日本2022年10月28日公開)では、ラミ・マレック氏(資産家役)の妻役として美しく可愛い嫌味なキャラを演じていた。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2022年は実写映画「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」(1月28日公開)や
Netflix配信ドラマ「バイオハザード」(7月14日配信)と関わった作品はありましたが、27年務めた株式会社カプコンを退職して、新たにNetEase Gamesの傘下でオリジナル作品を届ける新たなゲームスタジオ・株式会社GPTRACK50を設立したことが大きな出来事でした。
2023年はコンシューマーゲームの開発を「本格的に始動」して、多くのクリエイターやデベロッパーと一緒にゲームを作っていきたいと思います。
SHIFT UP
「勝利の女神:NIKKE」ディレクター
ユー・ヒョンソク
代表作:「HIT」「OVERHIT」「勝利の女神:NIKKE」「ELDEN RING」が一番興味深い作品です。
オープンワールド制のレベルデザインと、フロム・ソフトウェア特有のレベルデザインとが融合しているところが、ユーザーとしても、ゲーム制作に携わる者として、とても興味深かったです。
この作品のレベルデザインについては、色々な意見がありますが、私はプレイしてみて素晴らしいと思いました。ボスもかっこよく、背景も素敵で、没入感も抜群でした。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「サイバーパンク: エッジランナーズ」です。
個人的な意見ですが、レトロ系のサイバーパンクは、現実感を感じにくいため、視聴者やプレイヤーにその作品の世界を納得させることがとても難しいジャンルの1つだと思います。
しかし、「サイバーパンク: エッジランナーズ」は、納得感を通り越して、十分没入できる作品でした。
ストーリーテリング、世界とキャラクター表現、テンポの塩梅まで素晴らしすぎて、全話一気見してしまいました。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
今年は、ゲーム開発でとても忙しく、特定の誰かに関心を寄せる余裕がありませんでした。
そんな中、通勤中に、または、職場で仕事中に音楽を聴く機会はあったので、YOASOBIの曲をよく聴きました。
YOASOBIの曲は、色々聴いていますが、新曲の「祝福」もかなり気に入っています。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
これまで、いくつかゲームをロンチングしてきましたが、いつも「本当はもっといいゲームを作れたのでは」という気持ちが残りました。
ゲームを制作してロンチングするという機会は貴重なものですので、「勝利の女神:NIKKE」に関しては、なるべくそういう心残りがないようにしたいと思います。
まだまだ至らない点もありますが、皆さんに大きな感動をお贈りできるように頑張っていきたいと思います。どうにか「勝利の女神:NIKKE」を温かい目で見守ってください!宜しくお願い致します。
集英社ゲームズ
執行役員 / プロデューサー 株式会社エピグラズム 代表取締役
山本正美
代表作:「立体忍者活劇 天誅」,勇者のくせになまいきだ。シリーズ「Sifu」
体力はあるが技の練度が低い若者時代。体力は低いが技に磨きがかかる老練時代。このシンプルで、かつ誰にでも喉越しがいい構造を、功夫(クンフー)という設定と絡めゲームシステム化してみせた着眼が凄い。きっとこの世には、気付いていないけれど視点を変えるだけで顕在化されるであろうアイデアで満ち溢れているんだな、というワクワクを感じさせてもらったタイトルでした。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「犬王」
クリエイティブが、悠久の時を越えて現代と繋がる快感。アブちゃんの歌声が、今でも耳に響いています。
小説「変な絵」
文字ベース主体の小説という表現手法において、「絵」を混ぜ込むことで生まれる体験性と不気味さ。このような本を読むたびに、文字も絵も音も入力も使えるゲームはもっと頑張らないと、と思います。
コミック「おちてよ、ケンさん」
たぶん、このマンガのようなテーマは、ゲームで扱うのは難しい。しかしそれをやってしまう少年JUMP+の覚悟、マンガを信じる姿勢は、僕らも見習いたいなと思います。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
雨穴さん。YouTuberとしてホラーテイストの動画を発信しつつ、それを物語として構築し小説として展開するなど、これからのクリエイターのあるべき姿を体現しているなあと注目していました。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
集英社ゲームズは、設立されてまだ1年も経っていないパブリッシャーですが、マンガの世界で新たなタレントが登場し続けているのと同様に、集英社の強みも活かしゲームでも同じ化学反応を起こしたいと思っています。2022年は、BitSummit、Gamescom、TGS2022などのリアルイベントを始め、プレゼンスを高める様々な活動をしてきました。しかしまだまだツカミとしての活動を始めたに過ぎないので、2023年は、「ONI -空と風の哀歌-」「SOULVARS」「ハテナの塔」とタイトルをリリースし、コンテンツメーカーとしての存在感も出していきたいと思います。そして、3年目、4年目、5年目の仕込みを今から考えるのが何よりも大事。さあて、やったりまっせ〜!!
ジンテーゼ
代表取締役
北島行徳
代表作:「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」,閃乱カグラシリーズ,「428 〜封鎖された渋谷で〜」「ELDEN RING」
現在、レベル320でプレイ時間は180時間。ここまで一つのゲームをやり込んだのは初めて。ネットで情報を集めながらプレーをしていたら、攻略本片手に遊んでいた頃のような楽しさを思い出した。不親切で高難度だけど、冒険してる感じがハンパない。これはファミコンでドラクエIIに出会ったときのような感覚をまた味わえるなんて……。アクションゲームの腕がすっかり落ちた私でも、レベルを上げてのごり押しでクリアができるのもまたRPGらしくていい。この年齢になって生涯のゲームベスト1が塗り替えられるとは思いませんでした。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「天幕のジャードゥーガル」
「このマンガがすごい!」でも1位になっていました。まだ序盤の序盤ですが、間違いなくすごい作品になると思います。
「ベルセルク」
完結まで読めることに感謝。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
なかねかな
ぜひ、この「blue」を聞いてほしい。
こんな感動する歌もなかなかない。
オチが最高すぎる。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
新しいゲームのシナリオをいろいろと執筆中です。今年はいくつかタイトルが発表できるかも(驚きのビッグタイトルも)。「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」の第4シーズンも引き続き執筆中です。
スクウェア・エニックス
プロデューサー
青山公士
代表作:「ドラゴンクエストX オンライン」「ELDEN RING」
PlayStation 5世代と思わせるクオリティのグラフィックでPlayStation 4版でもプレイ可能なところに、グラフィックセンスと、それを支える技術力の高さに衝撃を受けました。またオープンワールドとの親和性の高さを実感できるゲーム性にも感心しました。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE」
初のドームライブということですが、出演者数十人と観客数万人を合わせたドーム全体の一体感がすばらしかったです。ステージ構成も相当に工夫されていて、スタッフの皆さんの気配りが伺えます。4時間近く×2日間立ちっぱなしで老体には堪えましたがとても楽しめました!
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
羽生善治九段
2023年頭に行われる将棋タイトルの王将戦7番勝負で藤井聡太王将(竜王・五冠)に挑戦することが決まった羽生善治九段。勝利すればタイトル通算100期となる大記録が生まれます。現在の将棋界の大物対決でどちらも応援していますが、私と同世代で活躍されている羽生九段には特にがんばっていただきたいです。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
4Gamer読者の皆さん、いつもありがとうございます。おかげさまで「ドラゴンクエストX オンライン」は2022年に10周年を迎えました。現在「ドラゴンクエストX オンライン」は長く続けてくださっている熟練冒険者さんも多いですが、新たに冒険を始める方が今も増え続けていて、休止してふらっと戻ってこられる冒険者の皆さんも多く、それぞれマイペースで続けられるゲームです。この10年で対応プラットフォームも増え、各種体験版もご用意できました。それらをベースに2023年は、次の10年、そしてその先へ向けて躍進する年にしたいと考えておりまして、そのためには冒険者の皆さんのご協力が必要です。引き続き楽しんでプレイしていただけると嬉しいです!
スクウェア・エニックス
第二開発事業本部ディビジョン6ディレクター
浅野智也
代表作:「BRAVELY DEFAULT」「OCTOPATH TRAVELER」「トライアングルストラテジー」「RPGタイム!〜ライトの伝説〜」
JRPGの良いところを煮詰めたような作品。小1の子供と楽しんで、ラストの演出にはかっこ泣きしちゃいました。良い作品だった…。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
朝ドラ「ちむどんどん」
激高のエンタメ濃度。私は大好きです。その中でも、母の持っているドラマ、よって子供たちへの願いの部分なんてのは、今思い出しても泣いちゃいそうです。「幸せになりなさい…!」
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
イーロン・マスク氏。なんかすごくないですか?怖いです。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2/24にはチームの最新作「OCTOPATH TRAVELER II」が発売します!
HD-2DシリーズがPSプラットホームに初上陸なんじゃないですかね。どうぞ、よろしくお願いします。
2022はブレイブリー10周年でした。2023はオクトパスの5周年です。
ちょっとした企画も予定しているのでお楽しみにーーーー
スクウェア・エニックス
ディレクター
安西 崇
代表作:「ドラゴンクエストX オンライン」「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」
ついにポケモンがオープンフィールドに! 誰もが知るポケモンの新たな挑戦に拍手を送りたいです。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「THE FIRST SLAM DUNK」
期待をはるかに超えていました。スポーツアニメの到達点にして最高傑作だと思います。
「鎌倉殿の13人」
一年間楽しませてもらいました。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
藤本タツキさん
「チェンソーマン」はマンガもアニメも最高です。物語もキャラクターたちも創造性豊かで素晴らしい。続きや新作を楽しみにしています。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
「ドラゴンクエストX」の次回大型アップデートとなるバージョン6.4は、本当に盛りだくさんで充実の内容になりそうです! 楽しみに待っててくださいね。
新年も「いのちだいじに」頑張っていきます!!
スクウェア・エニックス
サガシリーズプロデューサー / 「ロマンシング サガ リ・ユニバース」プロデューサー
市川雅統
代表作:「ロマンシング サガ リ・ユニバース」「ELDEN RING」
本当に友達と楽しめた作品でした。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
キングギドラ「Raising Hell」(HIPHOPのグループ)
まさか復活すると思っていなかったので驚きました。HIPHOPというジャンルはここ20年ですっかりメジャーになり、様々なラッパーが活躍するようになっています。環境が変わった中でどういう活動されるのか気になっています。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
プロレスラーグレート-O-カーン
私は目の前で困っている人を普通に助けられる人間でいたいと思っています。
昨年もプロレスラーの方をあげさせていただきましたが。プロレスラーさんたちは永遠のヒーローです。
「環状線理論」や「風車の理論」はプロデュースするときに指針にしています。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
いつもサガシリーズを応援してくださってありがとうございます。
今後の展開をお楽しみにください。いろいろ準備しています。
スクウェア・エニックス
ドラゴンクエストシリーズ チーフプロデューサー
市村龍太郎
代表作:「星のドラゴンクエスト」「ドラゴンクエストVIII」「ドラゴンクエストIX」など「Victoria 3」
ものすごくマニアックなシミュレーションゲームです。ビクトリア王朝時代を舞台にした戦争よりも、内政成分が多めの国家運営シミュレーションなんですが、経済の仕組みや身分、宗教、派閥、外交、テクノロジーなど細かくかつ、綿密に絡まっていて、よくこんなの作れたなっていう作品です。癖が強めではありますが、当時の200以上もある国や地域のどれからでもプレイがスタートできるのも魅力で、とにかく時間が溶けていきます。僕はビルマを奴隷解放に導くプレイをしてみました!
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「トップガン マーヴェリック」
36年前の映画の続編で、時系列も合わせている設定でおっさん号泣でした。
偶然だと思いますが、ドラクエも2022年で36周年。同じ時を経て、さらにマーベリックが公開されたのは5月27日。この日はドラクエIが発売された36周年当日でした。公開前日に前作を予習してから観に行って、さらにこの運命的な公開もあってか、感動が数倍に跳ね上がりました!
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
瀧野由美子さん(STU48)
アイドル事情に詳しくない人はわからないかもしれませんが、最近の音楽番組で瀬戸内を拠点とするご当地アイドルのSTU48が活躍しているのはご存じでしょうか?とある偶然がキッカケで、瀧野さんは別グループの日向坂46のファンを虜にして、一気に知名度を上げていく。というサクセスストーリーがあったんです。詳しくは「瀧野由美子 おひさま」で検索してみてください。偶然やってきたチャンスを逃さずに、大成功に導いた彼女の運と実力が印象的だったので挙げさせてもらいました!
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
発表済みの「インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険」は完成に向けて鋭意開発中でございます。最終段階まで来ている状態ですので、しっかり仕上げられるようにスタッフ一同がんばります。楽しみにしていてください。
スクウェア・エニックス
プロデューサー
江原純一
代表作:「春ゆきてレトロチカ」「NieR:Automata」「DAVE THE DIVER」
深海ってふしぎですよね…。お魚を獲るだけではなく、探索しがいがあるのが楽しいです。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「すずめの戸締まり」
冒頭から主人公のすずめの言動に違和感がありました。そこにきちんとメッセージが込められていたことが良かったです。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
アンドリュー・ガーフィールド
「アメイジング スパイダーマン」の3作目に期待したいです。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2022年は叱咤激励のお声、ありがとうございました。
引き続きRPGもADVも作っていきたいです。よろしくお願いします。
スクウェア・エニックス
プロデューサー
小山田将
代表作:聖剣伝説シリーズ「ELDEN RING」
世界観的にもプレイ体験的にも、心臓に衝撃があったので。動画配信者の方々のプレイを見ていても、色々な攻略法が成立するあたり、作りの素晴らしさに憤死しそうになりながらちゃんと全ボス倒しました。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」
マルチバース展開でテンションが上がっているところにトドメと言わんばかりの結末で年始から感情ぐちゃぐちゃになったため。何か救いのある展開を……。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
戌神ころね
知識はあってもそれまで特に興味がなかったVtuberさんに興味をもたせてくれたので。楽しそうにゲームされているので、見ていてやる気が湧いてくるというか、自分もゲームをやりたいという気持ちにさせてくれるなと思っています。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2023年、いよいよだなーという気持ちで日々ものづくりしております。
スクウェア・エニックス
「FINAL FANTASY VII REMAKE」「FINAL FANTASY VII REBIRTH」「プロデューサー
北瀬佳範
代表作:「FINAL FANTASY VII REMAKE」「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」
正直言うとこのシリーズは初期の見下ろし固定カメラの時代の方がレベルデザインに謎解きパズル感が満載で好きだったのですが、リアル表現になった今シリーズもさすがのクオリティでした。
シリーズの特徴である巨大な神々やロケーションのスケールの大きさが今作でもリアルなグラフィックで表現されており、圧巻な演出の連続です。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「トップガン マーヴェリック」
これぞ劇場映画!トム・クルーズ万歳!
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
尾上菊之助さん
FFX歌舞伎の仕掛け人。
ゲームと歌舞伎の融合がどんな効果を生み出すのか?非常に楽しみです
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
昨年末に発売された「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン」、この夏にクローズドベータを迎える「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS」、そしてそのあとに控える「FINAL FANTASY VII REBIRTH」
ファイナルファンタジーVIIリメイクプロジェクトはますます盛り上がっていきますのでご期待ください。
スクウェア・エニックス
取締役 / 執行役員
齊藤陽介
代表作:NieRシリーズ(プロデューサー),「GEMS COMPANY」(プロデューサー),「Voice of Cards」(プロデューサー)「ELDEN RING」に尽きます…。いわゆる「死にゲー」がここまで世界を熱狂させるタイトルになるのかと驚きしかありませんでした。いきなり1200万本とか、どうしたらできるんですかね…。改めて、フロム・ソフトウェアの宮崎さんは天才だと思います。授賞式のハプニングについてもお伺いしたいので、またご飯に行きましょう(笑)
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「今、私たちの学校は...」(韓国ドラマ / Netflix)です。今年の後半、今まさにハイクオリティなアニメ祭りが来ているのは分かっているのですが、アレもコレも忙しくて、観にいけていないのです(泣) そんな中でも、今年前半にNetflixで放送していた「今、私たちの学校は...」は、仕事終わりにおうちで観るドラマとしては、毎回続きをワクワクして待てる作品でした!続編もあるとかないとかで楽しみです。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
演出家の松崎史也さんです。ここ数年は、演劇業界は相当厳しい冬の時代だったと思います。そんな中でも松崎さん演出の「機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-」や「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS THE MUSICAL」をはじめ、いくつかの舞台を観劇させていただき、今年は「人狼TLPT」という、私の大好きな人狼ゲーム+即興劇の10周年記念公演でもご一緒させていただける機会があり、その感性や才能にいつも感銘を受けています。来年こそは演劇業界もまた日常に戻り、松崎さんの活躍を期待できると考えると嬉しい限りです。頑張ってください!
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
色々と忙しいんですが(毎年そう言ってるな…)、皆さんがアッと驚くようなものを仕込んでいます。ゲームはもちろん、Web3関連でも新しいチャレンジをしていきたいと考えています。引き続き、応援よろしくお願いいたします。
「GEMS COMPANY」 (C)2018-2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. |
スクウェア・エニックス
プロデューサー
佐藤万里子
代表作:「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン」「地球防衛軍6」
休日は目を休めないとな、と思いつつ「1ステージでもクリアしたい!」とプレイし、数時間やることもしばしば……
あの中毒性には毎回感心させられています。
現実世界でも虫に対する抵抗感が減った(気がする)のも、良いポイントです。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「呪詛」
SNSで話題になったNetflixで公開されている作品なのですが、ラストで「うわーー!!なるほどなぁー!」と叫びました。これは確かに人に薦めたくなりますね。そういう意味でかなり印象深いです。まだ観てない人は、私のために是非観てください。
(ホラーなので苦手な人は注意です!)
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
森保 一監督
森保監督だけでなく、日本代表選手みなさんも含みます!
ワールドカップは一応毎回観ているのですが、2022年のは今までで一番熱くなりましたね。
久しぶりに家族と19時からの試合はピザを食べながら、24時からの試合は夜更かしして、28時からの試合はお互い起こしあって、そして連日同じ話題で盛り上り……色々な意味でとても想い出に残りました。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン」絶賛発売中でございます。
本作はオリジナル版を遊んだことがある方でも、初めての方でも楽しめるように調整に調整を重ねたので、少しでも気になっている方は是非遊んでいただけると嬉しいです。
すでに遊んでるよ!という方は、本当にありがとうございます!!まだの方は、年末年始のお供にザックスを「いらっしゃいませー!」してくださいませ。
さて、2023年も4Gamer読者様に楽しんでいただけるような企画を進行していく予定なので、またご報告出来る日まで……
スクウェア・エニックス
プロデューサー
白石琢磨
代表作:「いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY」,ドラゴンクエストビルダーズシリーズ,「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン」「ELDEN RING」
私はいわゆる「死にゲー」というジャンルは苦手で、フロム・ソフトウェアさんのゲームタイトルを最後までクリアしたことはありませんでした。(SEKIROも途中で投げ出してしまいました。)
そんな私でしたが、やはり話題の作品には触れねばと、ELDEN RINGも半ばしぶしぶプレイを開始しました。
案の定、最初のボスであるマルギットに100回くらい負けてしまい、我慢の限界を超えた私はネットの攻略記事に手を出してしまったのです。私は普段、ゲームを一通りクリアするまでは外部からの攻略情報は遮断することを掟としていたのですが、それをとうとう破ってしまったのです。
そこからはもう歯止めが利かず、本作がオープンワールドになったことをいいことに、少しでも詰まりそうな箇所があればネットで情報を得て先回りして強力な武具をそろえ推奨Lv以上にLvを上げ、ゴリゴリのパワープレイでどんどん進めていきました。
最終的には、プレイヤースキルは全く上がっていないこの私が、なんとトロフィーコンプまでするに至ったのです。
「死にゲー」「難しい」と言われるフロムゲーをトロコン……。
大したプレイヤースキルを持たない自分にその達成感を提供できる本作の仕組み・システムは非常に優れているなぁ、と改めて感じました。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「THE FIRST SLAM DUNK」
めちゃくちゃいい作品に仕上がっています。まだ観られてない方へ配慮して詳細は伏せますが、試合のスピード感・再現性は旧アニメや原作漫画とは良い意味で完全に別モノであり、ストーリーの展開なども非常に引き込まれました。安西先生、バスケがしたいです。(ゲーム業界でバスケをやっている方、是非お声がけ下さい。)
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
イーロン・マスク氏
周囲に与える影響の大きさ、彼の言動・行動すべてが、見ていて飽きないですよね。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2023年春配信予定の「ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オフライン」を何卒よろしくお願いいたします。皆様に楽しんで頂けるよう、スタッフ一同全力で制作を進めております!
また、2023年は、これまでの自身のキャリアに縛られない、新たな挑戦をしていきます!皆様にも応援して頂けると幸いです。
スクウェア・エニックス
プロデューサー兼ゲームデザイナー
高 大輔
代表作:「ぷよぷよ!!クエスト」「アナザーエデン 時空を超える猫」「ハーヴェステラ」「スプラトゥーン3」。スプラトゥーン2も都合5000時間プレイしましたが、本作も面白すぎる。2はじりじり一手一手詰めていく展開の渋めのバランスでしたが、今回は攻めて攻めて押し切れるのでプレイ人口が増えているのも納得です。Xマッチもスタートして今後も楽しめそうですね。ちなみにプライムシューター無印使いです。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画、小説、コミック…全く触れなかったなあ。あ、唯一「将棋の渡辺くん」だけ読みました。昔から渡辺明名人が好きです。15年ほど前に、指導対局で二枚落ち(飛車角抜き)で勝たせてもらいました。藤井聡太五冠旋風の中、一矢報いてほしいと願っています。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
麻雀Mリーグから赤坂ドリブンズ園田 賢選手。不運ななかでもやれることは全部やって局面を打開していくのは痛快です。しかも感想戦トークも非常に面白い。なんなん。
そして、KADOKAWAサクラナイツ渋川難波選手。タイトルを取って、YouTubeチャンネルを作って様々な努力をして、見事ドラフトを勝ち取ったというサクセスストーリーは主人公属性ですね。応援しています。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
ファンジターな世界で楽しむ生活シミュレーションRPG「ハーヴェステラ」が発売されました。遊べば絶対に楽しめるスルメゲーに仕上げました。今後も10年20年と続けていきたいので、皆様応援よろしくお願いします!
スクウェア・エニックス
「FINAL FANTASY XVI」メインディレクター
髙井 浩
代表作:「ファイナルファンタジーV」「サガ フロンティア」「ラストレムナント」今年はプライベートでゲームをプレイする時間が本当に取れない一年でした。そのような中でつい最近ようやくエンディングまで漕ぎ着けることが出来た数少ないタイトルが「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」です。相変わらずの没入感で止め時が分からぬまま最後まで駆け抜けることができました。あの親子の行く末を見守れて大満足です。作りも非常に丁寧で、今作はアクションゲームが苦手な方への配慮も十分で素晴らしいゲーム体験でした。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
最初に脳裏に浮かんだのは「劇場版 呪術廻戦 0」でしたが調べたら去年でした…。ということで「トップガン マーヴェリック」を上げさせていただきます。続編モノとしては自分の中で過去一であり最高でした。見ていて自分ならこうなって欲しいと願う以上の物語が目の前で展開されていくことに爽快感を覚える事が出来る作品はそうそうお目にかかれないと思います。初代をリアルタイムで体験出来てて本当に良かったと思えたので、年齢を重ねていくのも悪い事ばかりじゃないなと(笑)
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
燃える闘魂アントニオ猪木です。(あえて呼び捨てです。ご了承ください)。
幼いころから憧れでしたし、ずっと目の離せない方でした。時代もあると思いますが日本でこれ以上のプロレスラーはもう出てこれないと本当に思います。時には嫌いになったこともありますが、長い事楽しませてもらいましたし、何より一貫して猪木という人間でいてくれたことに尊敬と感謝の念でいっぱいです。ありがとうございました。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2023年6月22日に「FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)」がいよいよ発売となります!長い時間をかけて作成してきたタイトルになりますので、なるべくたくさんの方々に主人公クライヴと仲間たちとヴァリスゼアに暮らす人々の世界の行く末を見届けていただきたいと思います。
ご期待ください!!
スクウェア・エニックス
CO.ディレクター,ディレクター
寺田武史
代表作:「FORSPOKEN」「FINAL FANTASY XV EPISODE IGNIS」「FINAL FANTASY XV EPISODE ARDEN」「ELDEN RING」
今年はThe Game Awardsを直接現地で視察することができました。
数ある海外AAAタイトルを押しのけて、国産のゲームタイトルが賞を受賞できたことは、同じ日本人として誇りに感じつつ非常に良い刺激をもらえました。
自分たちも負けないタイトルを作っていきたいと思います。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
エンターテイメントコンテンツとはちょっと違いますが今年の東京ゲームショウは、3年ぶりのリアル開催ともあり、非常に感慨深いものでした。
ユーザーの熱狂や盛り上がりを肌で感じることができて今後も日本のゲーム業界が盛り上がってくれればと思います。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
元サッカー日本代表、本田圭佑さん。
カタールW杯解説者としてお茶の間を盛り上げてくれて、生粋のエンターテイナーだなと感心しました。
2023年も現役サッカー選手、監督、指導者、起業家、YouTuber、解説者などなど、どのようなコンテンツで、どう活躍されるのか、今後も目が離せません。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
Luminous Productionsのデビュー作となる「FORSPOKEN」がいよいよ2023年1月24日に発売されます。高速移動の魔法パルクールや、100種類にも及ぶ魔法バトル、オープンワールドとして広がる魔法のファンタジー世界などなど「魔法」というゲーム体験を、全力で楽しんでもらえれば!
スクウェア・エニックス
第二開発事業本部 ディビジョン6 プロデューサー
時田貴司
代表作:「LIVE A LIVE」「FINAL FANTASY IV」,半熟英雄シリーズ,「ナナシ ノ ゲエム」「クロノ・トリガー」「パラサイト・イヴ」やはり「ELDEN RING」でしょうか。難しいチャレンジャブルなゲームプレイをみな嬉しそうに共有するという現象は、かつての「ドラゴンクエストII」でRPGの新たな体験が一大ムーブメントを巻き起こしたのを彷彿とさせます。
新旧多くのエンターテイメントに溢れる今だからこそ、やりがいこそがゲームプレイであるという面白さの原点回帰を知らしめてくれました!
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」と迷いましたが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で!
マルチバースという昨今の仕掛けを活かして、マーベルというブランドの中で、シリーズ作品を制作しつつも、その枠を超えてサム・ライミの生き様を全開で見せてくれた快作でした。
「死霊のはらわた」公開時、ファンタスティック映画祭の壇上で嬉しそうにメイキングを語っていた若きサム・ライミを思い出しました。
まだまだ絶好調な現役!というパワーを頂き自分も新たな生き様となる作品を作らねば!と思いを新たにできました
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
趣味や興味を超えて、やはりプーチン大統領です。
グローバル化と言われたこの時代に、コロナ禍の中この事態を巻き起こした彼が、ロシアを今後どうするのか。
世界はどう対応し、変わっていくのか。21世紀の大きな分岐点になるでしょう。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2022年は28年の時を超え、初ディレクション作品「LIVE A LIVE」をHD-2Dリメイクでリリースできました。
原作発売当時はヒットせず、海外にもリリースできず、続編も制作できなかったタイトルでしたが、この作品を応援して下さるファンのみなさん、社内外の関係者のみなさんのおかげで奇跡の復活を遂げることができました。
リメイク作品であるにも関わらず、海外のアワードにもノミネートいただき、この作品が改めて自分の原点、生き様だと実感させてくれた一年でした。2023年もこの生き様で新たな作品を熱く創っていく所存です。
みなさま、2023年もよろしくお願いいたします!
スクウェア・エニックス
「ファイナルファンタジーXI」ディレクター
藤戸洋司
代表作:「アインハンダー」「パラサイト・イヴ2」「カービィのグルメフェス」。
太ったほうが評価される価値観の中で存分に食い意地の張り合いをするところがシンプルに欲望を反映していたところ。また幼児と一緒に混ざって遊ぶのに最適なバランスに調整されており、わが子と遊ぶツールとしても大変お世話になりました。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
原作マンガのほうは始まってからもう数年たちますが、アニメ化されたのでピックアップします。
週刊スピリッツに連載中の「アオアシ」。
自身はサッカーにはそんなに興味はないのですが、主人公のアシトが周囲のメンバーと一緒にいろんなことを試行錯誤して気づいていく過程、またそれが成果につながる展開が熱く、また心地よいマンガです。
キャラクターだけでなく読み手も知識として育つのが素晴らしいです。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
Eテレ「いないいないばあっ!」でワンワン役のチョーさん。
ここ数年、我が家で大変お世話になっている番組「いないいないばあっ!」のキャラの人です。
もう決して若くないご年齢なのに、ワンワンの中の人として体を張って子供たちのアイドルであり続けるその姿勢に脱帽です。5年前くらい前に引退説が流れて、ビデオメッセージをアップされたのですが、その内容にある種の優しさというか次元の違う視点を感じて、以降何かあるたびに気にしてました。今年は番組25周年ということもあるせいかインタビュー記事を目にする機会があったんですが、意欲的な内容に今年も安心しました。引き続き頑張ってほしい方です。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
ついに「ファイナルファンタジーXI」も運営開始より20年を超え、2023年で21周年となります。
この一年を振り返ると、ほんとうにこのタイトルのために力を惜しまず協力くださった方で色々成り立った運営でした。この場を借りてお礼申し上げます。
2023年のファイナルファンタジーXIは、現在展開しているストーリーシリーズ「蝕世のエンブリオ」がいよいよ大詰めを迎え、ヴァナ・ディールに隠された巨大な陰謀の全容が明らかになります!
「ストーリーが完結したら一気に遊ぼうかな」とお考えの方には、そろそろ冒険のご準備をいただきたいと思います。
また、年末年始にかけて無料で復帰できるウェルカムバックキャンペーンも実施中なので、お正月はヴァナ・ディール観光にぜひいらしてください。
お待ちしております。
スクウェア・エニックス
「ファイナルファンタジーXI」プロデューサー
松井聡彦
代表作:ファイナルファンタジーXI,IV,V,XIV,「クロノトリガー」「ロマンシング サガ2」「サガ フロンティア」「聖剣伝説 Legend of Mana」「恋はバランス」「スプラトゥーン3」
これほど期待されて、期待通りにしあがっているところが素晴らしいと思います(トリカラバトルとか、まだ試行錯誤な要素もありますが)。操作感を含めたゲーム性の良さだけでなく、魅力的でユニークな世界観を築きあげられたことに、開発者として深い嫉妬を感じます。良心的と感じさせる運営の上手さも見習いたいですね。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「リコリス・リコイル」
2022年は、「犬王」をはじめ、「RRR」、「すずめの戸締り」と大作、怪作が多数公開されましたが、一番はと問われると「リコリコ」を上げざるをえません。先にあげた三作より何がすぐれているのかと自問するに、「好きなもんは好きで仕方ないだろう」という答えしか返ってきません。まさにそういうところが刺さった理由なのでしょう。あまり考えたくないのですが、歳を取って「ミカ」に感情移入しやすかったことがポイントではという不安が……(設定みたら自分より若い!)。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
加藤英美里さん
2022年だけでなく、FFXIプロジェクトにとっては、イベントのMCを務めていただくなどずっと注目の方です。「アルタナの女神以上に尊い方なのなのです!(クピピ談)。」
数年前から「英美里さんのプレイ配信を見てFFXIをはじめました(復帰しました)!」という方からの報告がとても増えてきました。なので「20周年を迎える2022年は是非一緒に盛り上げていただきたい」とお願いしましたところ、とてもお忙しいのに快諾いただけました。その後の大車輪の活躍は皆さまご存じのとおりです(本当にすごかったんです)。ご本人は謙遜されますが、深い愛とやり込みはFFXIコミュニティでも一目置かれる存在です。
つい先日、テレビドラマという新たな舞台にも活動の場を広げられるとのニュースもありました。これからもますますのご活躍を楽しみにしております。
お忙しいところずうずうしいですが、ひきつづきFFXIをよろしくお願いしまちゅ、……失礼噛みました。
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
今年の5月16日に、FFXIは20周年を迎えました。
記念サイト “WE ARE VANA'DIEL”の取材でいろいろ話を伺ったり、エピソードを募集させていただいたりしましたが、本当に多くの方々に支えられていたのだなあと実感する一年でした。“WE ARE VANA'DIEL”自体もご協力いただいたメディアの方々の「仕事を超えたこだわりの結晶」ですし、グラブルの皆さまには「献身的な」としか形容できない「愛あるコラボ」を実現していただきました。
そうしたかかわりの中で、私が発見したのは、FFXIが大好きだという方々はみな冒険者同士の熱い物語を沢山もっているということでした。なるほど、20年ですから、私たちが用意したNPCの発するクエストだけでは足りるわけもありません。他のプレイヤーとの物語が――それは、よい事ばかりではないにしろ――日々生まれているから、冒険者の皆さまにヴァナ・ディールを支えていただけているのだと悟りました。冗談のように語られますが、「フィールドで倒れていたところをレイズしてもらったことが縁で、リアルに結婚した」という話も、当事者から伺ったことがあります。
MMORPGが良い作品になるためには、良いプレイヤーが、それも沢山必要です(断言!)。皆さまに出会えて本当によかったと思います。これからも、素敵な物語のつくり手としてヴァナ・ディールでの冒険をお楽しみいただけたら幸いです。
スクウェア・エニックス
クリエイティブ・プロデューサー
光野雷生
代表作:「FORSPOKEN」「Horizon Forbidden West」
とにかくグラフィックスが素晴らしいと思いました。ワールドのディテール、ライティング、フェイシャルアニメーションといい、あらゆる面のクオリティーが非常に高く、気づけば機械獣とバトルせず景色を堪能していました(笑)
アクションゲームでは60fpsが主流かもしれませんが、自分はグラフィック優先モードで遊びました。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4
約3年ぶりの新シーズンでしたが、最高に楽しめました。シンプルにずっとストーリーが面白いのですが、自分が毎回驚かされるのはキャラクターの描き方です。こんなに登場人物が多い作品なのに一人一人がしっかり立っていて、キャラクターの組み合わせによって生まれる化学反応も見どころです。妻が観たことがなかったので一緒にシーズン1から見直したのですが、二週目だから気付けた(自分は)数々の伏線回収もお見事なことで。改めて制作陣に脱帽しました。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
NBA選手、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー
昔から一番好きな選手なのですが、2021-22シーズンは歴史的なシーズンでした。数年前までNBAの頂点に立っていたウォリアーズですが、彼含むキープレイヤーの怪我や移籍といった数々の挫折で過去2年は残念な結果に。プレイオフを2年連続で逃したカリーは、最後の試合後のインタビューで「来年は我々と当たらないほうがいい」という言葉を残しました。その1年後、ここ8シーズンで4回目の優勝へとチームを導き、満票でファイナルMVPにも選ばれました。こんなかっこいい有言実行ありますか?思い出しただけで鳥肌たちました(笑)
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2023年1月24日にいよいよ「FORSPOKEN」が発売されるので、2023年はLuminous Productionsにとって大きな一年になります。魔法を中心とした今までにないゲーム体験と人間の成長を描いたドラマチックなストーリーをなるべく多くのユーザーにお届けできれば幸いです。そして、2023年を振り返ったときに思い出に残っている作品になれたら嬉しいです。
スクウェア・エニックス
プロデューサー
ムトウナオキ
代表作:星のドラゴンクエスト「ELDEN RING」
クローズドβテストから製品版まで、全てにおいて素晴らしい体験を提供してくれた作品ですね。
クリア後にアイテムのキャプションを読みふける時間も幸せ。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「Nightmare Alley」
映画全体を支配するCate Blanchett氏の演技と皮肉な結末をお楽しみください。
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
片倉岳人氏(YouTuber)
筋トレとダイエットの参考によく見てました。エンタメ要素多めなのも◎
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
そろそろ、プロデューサー拝命後から仕込んだアレコレが世に出てまいります。
ユーザーの皆さまの反応を伺いながら、良いものはより伸ばして、悪いものは立ち返る形で歩んでゆきたいと思います。
スクウェア・エニックス
取締役 / 開発担当執行役員 / 第三開発事業本部 本部長 / 「ファイナルファンタジーXIV」プロデューサー兼ディレクター / 「ファイナルファンタジーXVI」プロデューサー
吉田直樹
代表作:(「ファイナルファンタジーXIV」「ファイナルファンタジーXVI」「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」「ドラゴンクエストX」「ELDEN RING」。やはりこうなってしまいます。挑戦し続けること、作り続けること、いずれもの飽くなき“継続”の姿とその結果、内容に感服させられました。それと同時に、奮い立たせていただいた、という気持ちもありました。
<質問2>2022年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ブレット・トレイン(原題:Bullet Train)」。原作が大好きなシリーズであることと、予告に惹かれて初日に観ましたが、脚本の凄さ、役者の演技と魅力、あえての“日本”の描き方、作中のタイトル演出などなど、突き抜けたエンターテインメント性に、終始笑い、時に泣き、最高の映画体験でした。こういう感覚のゲームを作ってみたい、と思わせられたくらい良かったです。未見の方は是非に!オススメです!(みかんと檸檬のファンになるはず……!)
<質問3>2022年に、個人的に注目した(している)人物
尾田栄一郎先生。遂に最終章に突入した「ONE PIECE」ですが、見届けるまで死ねません!毎週の生きる糧をありがとうございます!
<質問4>2023年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2023年は“新生「FFXIV」”10周年! これからも攻めの気持ちは忘れず、かつ、丁寧な運営を心掛けつつ、更なる飛躍の年にしていきたいと思っています。これからプレイを始める方、いつでも追いつける、楽しめるオンラインRPGですので、ぜひ、臆さず遊んでみてくださいね。そしてシリーズ最新作、「FFXVI」の発売が6月に控えています。こちらも新たなる挑戦を多数行いつつ、何よりもストーリーとバトル、そしてサウンドに力を入れてきた作品です。ご期待ください!
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