オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
4Gamer.net
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2013/02/05 02:00

無料体験版

日本語版体験版

3DMark

発売元:UL(旧称:Futuremark)


画像(002)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
 2013年2月5日,Futuremarkは,同社製3Dベンチマークテストアプリケーションの最新版「3DMark」を発表した。正式発表は日本時間3:00で,オンラインのテスト結果集計サーバーも同時刻からの運用開始となるが,4GamerをはじめとするFuturemarkの公式ミラーサイトには1時間前からのインストーラ公開が許可されたので,一足早く掲載する次第である。

2013年5月7日:Version 1.1.0
2013年12月11日:Version 1.2.250
2014年3月13日:Version 1.2.362
2014年6月11日:Version 1.3.708
2014年10月14日:Version 1.4.775
2014年10月16日:Version 1.4.778
2014年10月24日:Version 1.4.780
2014年12月2日:Version 1.4.828
2015年3月27日:Version 1.5.884
2015年4月24日:Version 1.5.893
2015年6月8日:Version 1.5.915
2016年4月7日:Version 2.0.1979
2016年4月18日:Version 2.0.2067
2016年6月14日:Version 2.0.2530
2016年7月4日:Version 2.0.2724
2016年7月12日:Version 2.0.2809
2016年7月15日:Version 2.1.2852
2016年8月22日:Version 2.1.2973
2016年12月12日:Version 2.2.3488
2016年12月13日:Version 2.2.3491
2016年12月19日:Version 2.2.3509
2017年3月24日:Version 2.3.3663
2017年4月6日:Version 2.3.3682
2017年4月13日:Version 2.3.3693
2017年6月14日:Version 2.3.3732
2017年10月11日:Version 2.4.3819
2017年12月13日:Version 2.4.4163
2017年12月21日:Version 2.4.4180
2018年2月6日:Version 2.4.4254
2018年2月15日:Version 2.4.4264
2018年6月21日:Version 2.5.5029
2018年10月8日:Version 2.6.6174
2018年11月20日:Version 2.6.6238
2019年1月9日:Version 2.7.6283
2019年1月22日:Version 2.7.6296
2019年2月5日:Version 2.8.6427
2019年2月13日:Version 2.8.6446
2019年3月12日:Version 2.8.6528
2019年3月13日:Version 2.8.6536
2019年3月16日:Version 2.8.6546

※Version 2.6世代以前のリンクをクリックすると,アーカイブページが開きます。

●リリース後の大型アップデート概要
  • フィンランド時間2014年6月11日:DirectX世代のベンチマーク「Sky Diver」追加
  • フィンランド時間2015年3月26日:DirectX 12とDirectX 11,Mantle 1.0の各APIにおけるオーバーヘッドを比較するための要素テストである「API Overhead feature test」追加
  • フィンランド時間2016年6月14日:DirectX 11世代のベンチマーク「Fire Strike」に「Stress Test」追加
  • フィンランド時間2016年7月14日:DirectX 12世代のベンチマーク「Time Spy」追加(関連記事
  • フィンランド時間2018年10月8日:DirectX 12世代のベンチマーク「Night Raid」追加(関連記事
  • フィンランド時間2019年1月9日:DirectX 12世代のベンチマーク「Port Royal」追加(関連記事

新世代3DMarkのテストより。詳細は後ほど
画像(007)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
画像(004)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
画像(005)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
 製品としては,2010年12月に公開された「3DMark 11」に続くものとなるが,“3DMark ○○”といった表現はなく,シンプルな名称となった新世代3DMark。その最大の特徴は,従来どおりの「x86/64版Windows専用」ではなくなり,一部のテストでAndroidやiOS,Windows RTといった,モバイルデバイス向けOSに対応したことが挙げられるだろう。
 発表時点ではx86/64版Windows専用版しか公開されておらず,その点はやや残念ながら,Futuremarkは,向こう数週間以内に,モバイルデバイス向け3DMarkも投入する計画だとしている。なお,詳細は本稿の最後にまとめたが,Androidは3.1(Honeycomb)以降,iOSは5.0以降に対応するとのことだ。

 エディションは,3DMark 11から変わらず3種類。無償版の「Basic Edition」と,有償版「Advanced Edition」,そして,商用利用が可能な「Professional Edition」の3つだ。価格はAdvanced Editionが24.95ドル(※2016年7月14日リリースの「Time Spy」追加後は29.99ドル),Professional Editionが995ドルとなっている。

 エディションによる違いは表1のとおりで,どのエディションでもベンチマークテストおよびデモの実行は可能だが,無償版となるBasic Editionでは,デモとテストの実行順やテスト内容の細かなカスタマイズが一切行えず,テスト結果は,常にFuturemarkのオンラインスコアサイトへ送信され,さらに詳細表示を行えないという制限がある。
 一方,一般ユーザー向けの有償版となるAdvanced Editionでは,3DMarkの基本的な設定変更がすべて可能。Professional Editionでは,後述する特殊な機能が追加されるほか,報道機関がベンチマークテストに使ったり,ベンチマークテスト結果をまとめたり,あるいはショップが店頭デモに使ったりといったことが許可される。優先的な技術サポートが提供されるのもProfessional Editionだけだ。

※公開記念として,3DMark 11 Advanced Editionのユーザーは,Futuremark公式Webサイトから,新世代3DMarkのAdvanced Editionを25%引きで購入できる。また,公開後1週間に限り,Steamからも25%引きで購入可能とされている
画像(039)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始


テストは3種類。テストごとに

対象システムが異なる


テストは3種類用意される。いずれも異なるシステムに向けたもので,スコアの互換性はもちろんない
画像(006)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
 テストは大きく3種類に分かれる……と書くと,3DMark 11から何も変わっていないように思うかもしれないが,冒頭で紹介した「モバイルデバイス対応」にあたってのキモは,実のところ,この3つのテストにある。3DMark 11の場合,用意されるテストシークエンスは同じもので,3種類のテストは負荷の異なるプリセットとして用意されていたのだが,新世代3DMarkでは,

  • Ice Storm(アイスストーム):モバイルデバイスおよびエントリークラスのPC向け
  • Cloud Gate(クラウドゲート):ノートPCやホームPC向け
  • Fire Strike(ファイアストライク):高性能なゲームPC向け

と,対象となるシステムに合わせて,まったく異なるベンチマークテストシークエンスが用意されているのだ。Futuremarkでは,対象となっていないシステムに向けたスコアは意味がない――たとえば,ハイエンドのゲームPCで得られたIce Stormのスコアは参考にならない――としているとしているので,この点はご注意を。
 このうち,PCとモバイルデバイスを横断的にテストするのに使えるのはIce Stormのみ。一方,Cloud GateとFire Strikeはx86/x64版WindowsとWindows RTシステムで実行可能とされている(表2)。

画像(040)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始

 以下,テストシークエンスそれぞれの概要をチェックしてみよう。


■Ice Storm

画像(003)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
画像(008)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
 「氷の世界で,宇宙空間での戦艦や戦闘機などが入り乱れる」というシーンをモチーフとしたもので,3DMarkシリーズ史上初のクロスプラットフォーム対応ベンチマークとして用意されるテストだ。x86/x64版WindowsとWindows RT用では基本的にDirectX 9レベルのグラフィックス機能のみを用いて構成されているのだが,DirectX 11上で(グラフィックスハードウェアに依存しない部分の)最新機能を駆使したエンジンが使われている。Windowsでの動作には,DirectX 9.3ないしDirectX 9.1でオプションとなっていたシャドウフィルタリングをサポートしている必要がある……が,ここ数年の間に登場したPCなら,まず問題ないだろう。
 Android版とiOS版ではOpenGL ES 2.0を用いるが,テクスチャ圧縮技法は(AndroidおよびiOS標準の)ETC(Ericsson Texture Compression)にのみ対応。GPUメーカー独自のテクスチャ圧縮法には対応しない。

画像(009)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Ice StormはグラフィックスカードメーカーのGALAXY Microsystemsがスポンサーに入っており,デモではそこかしこに「GALAXY」のロゴが出てくる
画像(010)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Graphics test 1より
 テスト解像度は(標準だと)1280×720ドット固定。指定した解像度でレンダリングし,それをデバイスの解像度にまで拡大/縮小して表示する手法が採られている。

 テストシークエンスは「Graphics test 1」「Graphics test 2」「Physics Test」の3つ。Graphics test 1は頂点性能を見るもの,Graphics test 2はピクセル性能を見るもの,「Physics test」はCPUによる物理演算性能を見るものとなっており,物理演算ライブラリにはオープンソースの「Bullet Physics」が使われている。
 光源処理は単純な1パスのもののみ。シェーダはBlinn Phongシェーディングが利用されている。いわゆるHDR的な光源処理も行われており,これも特徴といえるだろう。



■Cloud Gate

画像(011)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
画像(012)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
 「靄(もや)のかかった低高度惑星軌道上らしき場所で,宇宙観光船がワープゲートを利用して移動する」というシーンをモチーフとするベンチマークだ。重力ブロックは遠心力利用式なので,重力制御は実用化されてない世界なのだろうが,にも関わらず上には雲が見えたり,衛星軌道にしては大気や水分が濃すぎな気がしたりと,絵的には突っ込みどころが多い。

 ともあれ,Cloud GateはDirectX 10レベルのグラフィックス機能を使って作られたテストだ。エンジン自体は,次に説明するFire Strikeと同じものだが,Ice Stormと同様に,DirectX 11上でDirectX 10相当の機能だけを利用したものになっている。デフォルト解像度は1280×720ドットで,Ice Stormのような表示解像度の変更処理は行われない。

Graphics test 1より
画像(013)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
 テストは3パートに分かれており,「Graphics test 1」はジオメトリ操作とポストプロセスを中心とした構成,「Graphics test 2」ではボリューメトリックライト処理を中心とした構成,「Physics test」では,CPUによる物理演算処理が行われている。横線のスミアが目立つので,あまりいいカメラは使ってないようだ。

画像(014)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Graphics test 2より
画像(015)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Physics testより

 「いまさらDirectX 10レベルのゲーム性能を計測してどうするんだ」と疑問を持った人はいるかもしれないが,要は,「DirectX 11の機能自体はサポートしているが,DirectX 11の機能をフルに使ったゲームをプレイするのは苦しい」環境に向けたテストというわけである。



■Fire Strike

画像(016)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
3DMark 11ではキャラクターが登場しなかったのに対し,今回は見た目の異なる2体が登場したことで,全体から受けるイメージは3DMark 11から大きく変わっている
画像(017)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Fire Strikeのスポンサーは,PCパーツやノートPCで知られるMSI。デモ中,そこかしこに同社のロゴが映る
 シリーズを重ねてきた「PC向け3DMark」の系譜に連なるテストで,「噴煙乱れる火山における2キャラクターの邂逅(?)と戦闘」がモチーフ。DirectX 11の機能をフルに使って開発され,ボリューメトリックな煙やパーティクル,多量の光源などが使われた,非常に負荷の高いものとなっている。デフォルト解像度は1920×1080ドットだ。

 テストは先の2つと異なり4パート。「Graphics test 1」ではジオメトリ処理と光源処理に重点が置かれ,「Graphics test 2」ではGPUベースのパーティクルおよびパーティクル光源に重点が置かれている。
 「Physics test」はこれまで同様,CPUによるものだ。Fire Strikeだけに用意される「Combined test」では,Graphics test 1&2の内容に,テッセレーションや流体シミュレーション,ボリューメトリックライトなどを加え,GPUとCPU双方に高い負荷をかける構成がとられている。

画像(018)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Graphics test 1より
画像(019)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Graphics test 2より
画像(020)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Physics testより
画像(021)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Combined testより

 もう1つFire Strikeで注目したいのは,3DMark 11から引き続いてプリセットが用意されていることだ。Basic Editionでは「Default」プリセットでの実行となるが,Advanced Edition以上では,より高い解像度&グラフィックス設定になる「Extreme」プリセットも用意されるのである。
 なお,Extremeは,マルチGPU構成や,将来のGPUに向けて用意されているプリセットとのことだ。



インストール方法はごく簡単

64bit版と32bit版が用意される


新世代3DMarkのインストーラを起動したところ
画像(022)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
 従来の3DMarkシリーズでそうしてきたように,新世代3DMarkのインストーラも,Futuremarkの公式ミラーサイトである4Gamerにアップ済みだ。入手したい人は本稿の最後に示したボタンをクリックしてダウンロードしてもらえればと思う。
 3DMarkは英語版のソフトウェアで,当然のことながらインストーラも英語だが,特段難しいことはないだろう。64bit版と32bit版のバイナリが用意され,64bit環境では64bit版が,32bit環境では32bit版が自動的に用意される仕様となっており,64bit環境に限り,インストール時にカスタムセットアップを選んでおけば,32bit版バイナリもインストールできるというのも,3DMark 11から変わっていない。

インストール方法は「Complete」と「Custom」の2種類。64bit環境で後者を選択したときには,32bit版バイナリをインストールするかどうか選択できる
画像(023)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始 画像(024)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始

 というわけで,下に示したのがセットアップ直後,初回起動時のメインメニューだ。3DMarkはひとまずBasic Editionとして立ち上がってくるので,Advanced EditionやProfessional Editionのアップグレードキーを購入済みなら,「Enter your upgrade key here」の枠に入力して[Register]ボタンを押そう。購入したい場合は[Upgrade]ボタンを押せば,販売サイトへのリンクがWebブラウザで立ち上がる。
 一方,Basic Editionのまま実行したい場合は,このメニューから[Run all tests]ボタンをクリックすれば手っ取り早く全テストを実行可能だ。

新世代3DMarkの初回起動時に表示されるメニュー。Basic Editionとして起動する
画像(025)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始

TESTSタブ。各テストの概要確認と,テストスイートの個別実行が行える
画像(026)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
 なお,本稿では以下,Professional Editionをベースに話を進めていくが,新世代3DMarkのメインメニューは右上のタブで切り替えながら使うような設計になっている。
 たとえば「TESTS」タブでは,3つ用意されたテストスイートを個別に実行するとか,「CUSTOM」タブでは解像度やアンチエイリアシングなどなど,テストにあたっての個別設定を変更するといったことができるようになっている。

画像(027)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始 画像(028)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
CUSTOMタブより,Cloud Gateの詳細設定。Professional Edition(とAdvanced Edition)では解像度をはじめとしてすべての項目を変更できる一方,Basic Editionでは何も変更できない。ぱっと見,「どのテストを実行するか」は選択できそうなのだが,マウスカーソルを持っていくと「Advanced Editionでなければ変更できない」というポップアップが表示される
画像(029)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始 画像(030)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
こちらはFire Stikeの詳細設定。メニュー下部に[Reset to default][Reset to Extreme]のボタンがあり,Fire Strike用の2設定を簡単に切り替えられるようになっている

 というわけで,テストスイートを実行し,すべてが終わると,計測後,スコアが「RESULTS」タブに表示される。スコアといっしょに,フレームレートとGPU温度,CPU温度の推移も参考としてグラフで示されるのが,新世代3DMarkの特徴といえそうだ。また,タブのすぐ下に用意された[View run details]ボタンをクリックすると,別ウインドウでシステム情報なども確認できる。
 なお,Basic Editionの場合,スコアはオンラインでのみ閲覧可能。テストが終わると,スコアはオンラインの集計サーバーに送られ,そちらで確認できるようになる。

Advanced Edition以上では,RESULTSタブにスコアが示される。スコアの上にある「Score has not been validated online」という枠をクリックすると,スコアがFuturemarkのサーバーにアップロードされて認証され,認証されたもは表示が「Valid score」へ変わる
画像(031)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
画像(032)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
[View run details]ボタンをクリックすると,別ウインドウで,各種測定データの推移およびシステム情報をチェックできる
画像(033)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
Basic Editionだと,スコアはメインメニュー内でチェックできない。Webブラウザを使って確認することとなる

 そのほか3DMarkには,製品のバージョン情報を確認したり,基本設定を変更したりできる「HELP」タブ,そして,Professional Editionには,同エディション専用の設定項目である「PROFESSIONAL」タブが用意されている。このあたりは基本的に,3DMark 11から変わっていない印象だ。

画像(035)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
HELPタブ。3DMarkの基本動作設定を行ったり,バージョン情報を確認したりすることが可能だ
画像(034)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
PROFESSIONALタブ。特定フレームを描き出したり,テスト結果をXMLファイルに書き出したりできる

 「新世代3DMarkが本領を発揮するのは,AndroidやiOS,Windows RTに対応してから」という気もするが,何はともあれ,「ド」がつく定番3Dベンチマークテストの最新作なので,一度は実行してみてはどうだろうか。

●4Gamerによるテスト実行結果
 ※テストレポートを参照してください



バージョンアップ履歴


Version 2.7.6283


 フィンランド時間2019年1月8日公開のメジャーアップデートで,リアルタイムレイトレーシング対応テスト「Port Royal」,そして同テストベースのストレステストが追加となった。新テストは有料となっており,一般ユーザー向け有償版「Advanced Edition」の既存ユーザー向けアップグレード価格は2.99ドルだ。新規にAdvanced Editionを購入する場合の価格は従来どおりの29.99ドルとなっている。

●Version 2.7.6283の新要素(Advanced EditionおよびProfessional Edition)
  • Port RoyalベンチマークとPort Royal Stress Test追加


Version 2.7.6296


 メジャーアップデート後恒例となるバグ潰し版リリースが,フィンランド時間2019年1月21日付けでリリースとなった。マイナーアップデートという位置づけで,ベンチマークテスト結果のスコアは影響を受けないとのことだ。

●Version 2.7.6296の新要素(Basic Edition)
  • 3DMarkホームメニューで推奨ベンチマークを表示するアルゴリズムの改善

●Version 2.7.6296で解決した問題(Basic Editon)
  • 「オプション」にある「デモオーディオ」切り換えスイッチにおける問題(※有効/無効の切り換えが正常に機能しなかった問題の修正と思われるが,詳細は明らかになっていない。原文は「Fixed the Demo Audio setting on the Options screen.」)

●Version 2.7.6296で解決した問題(Advanced EditionにおけるPort Royalテスト)
  • 高解像度時にアーティファクト(artifact,開発者の意図と異なる描画結果)が発生する問題
  • 透明なサーフェスが反射を正しくマスクしない問題
  • 「カスタム実行」で「透過を無効化」を「はい」としたとき,サーフェスを構成する要素のレンダリングがおかしくなる問題
  • 「カスタム実行」で「ループを有効化」を「はい」としたときの問題(※詳細は明らかになっていない。原文は「Fixed the Enable Looping setting for Custom runs.」)
  • 「カスタム実行」から設定変更を行った状態からのデモ実行においてレイトレースドフォトンマップ(Ray Traced Photon Mapping,光源から光子をばらまいて,オブジェクト表面に明るさをマッピングする手法)が標準で使われていなかった問題


Version 2.8.6427


 フィンランド時間2019年2月4日,予告どおり,「Port Royal」ベンチマークの拡張が入った。今回のアップデートでは,Advanced EditionおよびProfessional Editionで,NVIDIAの「Deep Learning Super Sampling」(関連記事,以下 DLSS)に対応したFeature test(機能テスト)「NVIDIA DLSS feature test」(以下,NVIDIA DLSS機能テスト)が利用可能になっている。
 なお,NVIDIA DLSS機能テストは,Port Royalのリソースを利用するテスト項目なので,実行にはPort Royalを購入しておく必要がある。そのため,無料版のBasic Editionや,Advanced EditionでもPort Royalを未購入の場合は実行できない。


 Version 2.8.6427を導入すると,Benchmarkメニューの下側にある機能テスト欄にNVIDIA DLSS機能テストという新項目が追加になる。

機能テスト欄にNVIDIA DLSS機能テストが追加になる
画像(068)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始

 NVIDIA DLSS機能テストをクリックすると,テストの設定に画面が遷移して,「詳細」タブにテストの説明と出力解像度の設定が,「Image Quality Tool」(画質ツール)タブにはより細かい設定が用意されていた。

NVIDIA DLSS機能テストの詳細タブ(左)。テストの概要を確認したり,解像度の指定を行ったりできる。右の画面が画質ツールタブだ。テストの細かな項目を設定できるようになっている
画像(069)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始 画像(070)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始

 テストを実行すると,同じシークエンスをDLSSが無効な状態と有効な状態とで描画して,フレームレートの違いを計測できる。Professional Editionであれば,Image Quality Toolを使った画質の比較も行える。

NVIDIA DLSS機能テストのResult画面。左がDLSS無効時で,右がDLSS有効時の結果となっている
画像(072)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始

フィルタリング機能の例。テストしたいAPIと解像度,追加機能を選択すると,3DMarkが推奨テストを挙げてくれる
画像(071)新世代「3DMark」のPC版がついに登場。4Gamerでミラー開始
 そのほか新要素として,テスト要件を指定すると3DMark側が目的に沿ったテストを指定してくれるというフィルタリング機能が追加となった点と,Port RoyalにおけるマルチGPUサポートの改善によりスコアの向上を得られる点が挙がっている。
 Port Royal以外のテストでスコアに影響する変更は入っていないとのことだ。

●Version 2.8.6427の新要素(全エディションに共通)
  • Benchmarkメニューにフィルタリング機能追加

●Version 2.8.6427の新要素(Advanced EditionおよびProfessional Edition)
  • NVIDIA DLSS機能テストを追加
  • Port Royal Version 1.1におけるマルチGPUサポートの改善


Version 2.8.6446


 フィンランド時間2019年2月12日,バージョン2.8.6446が登場した。新要素が1つ,問題点の修正が1つというマイナーアップデートとなっており,ベンチマークスコアへの影響はないとのことだ。

●Version 2.8.6446の新要素(全エディションに共通)
  • Option(オプション)メニューにおけるライセンス情報の表示法改善(※ただし,見ためで何かが変わったようには思えないため,内部的なアップデートという可能性がある)

●Version 2.8.6446で解決した問題(Advanced EditionおよびProfessional Edition)
  • API Overhead feature testにおいてDirectX 12の実行が必須となっていた問題
    (※テストはDirectX 11システム上で動作し,サポートされていないAPIはスキップするようになったとのこと)


Version 2.8.6528


 フィンランド時間2019年3月11日,マイナーアップデートとなるバージョン2.8.6528を公開した。マイナーアップデートの通例どおり,スコアに影響のある変更はないとのことだ。具体的な内容は以下のとおりとなる。

●Version 2.8.6528の新要素(全エディションに共通)
  • ラテン文字(ラテンアルファベット)以外を含むフォルダ名がインストールパスとして指定された場合に警告を発してインストールを禁じる機能の追加

●Version 2.8.6528の新要素(Advanced EditionおよびProfessional Edition)
  • 今後登場するNVIDIA製ドライバソフトとの互換性を維持するため,「Port Royal」ベンチマークと「NVIDIA DLSS feature test」を更新


Version 2.8.6536


 フィンランド時間2019年3月11日公開のバージョン2.8.6528で生じたユーザーインタフェース周りの問題に対策する緊急アップデートが入った。マイナーアップデートなので,スコアに影響はないとのことだ。

●Version 2.8.6536の新要素(Advanced Edition)
  • ライセンス登録解除時の処理を改善

●Version 2.8.6536で解決した問題(全エディションに共通)
  • Optionsにある言語選択のドロップダウンリストで,英語とドイツ語以外の言語が選択できなくなっていた問題

●Version 2.8.6536で解決した問題(Advanced EditionおよびProfessional Edition)
  • カスタム設定でテストを長期間繰り返し実行した場合,まれに生じていた問題(※詳細は明らかになっていない。原文は「Fixed a rare issue that could occur when looping a test with custom settings over an extended period.」)


Version 2.8.6546


 1週間で3回めとなるアップデートがフィンランド時間2019年3月15日付けで入った。「3度めの正直」とされる今回もマイナーアップデートだ。ベンチマークテスト結果への影響はないという。

●Version 2.8.6546で解決した問題(全エディションに共通)
  • Port RoyalベンチマークもしくはNVIDIA DLSS feature testでアップデートする必要が生じたとき,アップデートのプロンプトで「Update all」をクリックするとエラーが発生することのある問題


<<免責事項>> ■本記事の内容および攻略,インストール,操作方法などについての質問は,一切お受けしておりません ■体験版ファイルを使用したことによる損害やトラブルに関しては,一切責任を負いません。取り扱いは,自己の責任の範囲内で行ってください ■当サイトに掲載したゲーム画面および文章の,無許諾での転載は固くお断りいたします

  • 関連タイトル:

    3DMark

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:03月17日〜03月18日