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印刷2016/07/13 12:34

バージョンアップ履歴アーカイブ

3DMarkのバージョンアップ履歴

2013年5月7日:Version 1.1.0が公開されました
2013年12月11日:Version 1.2.250が公開されました
2014年3月13日:Version 1.2.362が公開されました
2014年6月11日:Version 1.3.708が公開されました
2014年10月14日:Version 1.4.775が公開されました
2014年10月16日:Version 1.4.778が公開されました
2014年10月24日:Version 1.4.780が公開されました
2014年12月2日:Version 1.4.828が公開されました
2015年3月27日:Version 1.5.884が公開されました
2015年4月24日:Version 1.5.893が公開されました
2015年6月8日:Version 1.5.915が公開されました
2016年4月7日:Version 2.0.1979が公開されました
2016年4月18日:Version 2.0.2067が公開されました
2016年6月14日:Version 2.0.2530が公開されました
2016年7月4日:Version 2.0.2724が公開されました
2016年7月12日:Version 2.0.2809が公開されました
2016年7月15日:Version 2.1.2852が公開されました
2016年8月22日:Version 2.1.2973が公開されました
2016年12月12日:Version 2.2.3488が公開されました
2016年12月13日:Version 2.2.3491が公開されました


Version 1.1.0


3DMark
 フィンランド時間2013年5月6日,3DMarkにとって初の更新が入り,バージョン1.1.0が登場した。本バージョンでは,2〜4基のマルチGPU構成でスコアが上がらない問題にメスが入ったことと,モバイルデバイスおよびエントリーPC向けのテスト「Ice Storm」に「Extreme」プリセットが追加されたことがトピックとなっている。
 Futuremarkによれば,新要素とは無関係の部分に,スコアへ影響する修正は行っていないとのこと。シングルGPU環境で,従来からあるテストを用いる限り,バージョン1.0.0で取得したスコアと比較しても問題はないわけだ。

●Version 1.1.0の新要素(Advanced&Professional Editionのみ)
  • Ice StormにExtremeプリセットを追加
    最新世代のモバイルデバイスにとって十分な負荷を与えられるよう,Extremeプリセットでは,レンダリング解像度を従来の1280×720ドットから1920×1080ドットへと引き上げ,さらに,より高品質のブルームエフェクトやテクスチャを採用

●Version 1.1.0で解決した問題(全エディションに共通)
  • 2〜4基のGPUを搭載するシステムで性能が上がらない問題
  • Windows 7を部分的にDirectX 11対応とする修正プログラム「KB2670838」が引き起こす問題
  • カスタム設定で極めて高いレンダリング解像度を選択したとき,ブルームのポストエフェクトがおかしくなる問題


Version 1.2.250


 フィンランド時間2013年12月10日,バージョン1.2.250が公開になった。
 今回のアップデートでは,「Ice Storm」テストに「Unlimited」プリセットが追加された。UnlimitedプリセットはAndroid版やiOS版,Windows RT版に用意される一方,Windows版にはこれまで用意されていなかったが,これでようやくUnlimitedプリセットでも異なるOS間で横並びのテストが行えるようになるわけである。
 そのほか,以下にリリースノートの和訳を示したとおり,細かなアップデートはあるものの,従来からあるテストに,スコアを左右する修正は加えられていないとのことだ。

 なお,今回リリースされたのはフルインストーラのみ。アップデートパッチは公開されていない。

●Version 1.2.250の新要素(全エディションに共通)
  • Ice StormのUnlimitedプリセットを追加
  • 統合された「GPU-Z」ライブラリを刷新し,GPU認識周りを改善

●Version 1.2.250で解決した問題(全エディションに共通)
  • ハードウェアモニタリングのグラフで,対応CPUもしくはGPUであるにも関わらず,動作クロックや温度が表示されない問題


Version 1.2.362


 フィンランド時間2014年3月12日,マイナーアップデートとされるバージョン1.2.362が公開になった。
 今回は細かなバグフィックスが主体。当然ではあるが,ベンチマークスコアは影響を受けないとのことだ。

 なお,今回もリリースされたのはフルインストーラのみとなっている。

●Version 1.2.362の新要素(全エディションに共通)
  • インターネット接続環境が高遅延な状況でもテスト結果を正しく投稿できるよう,動作の信頼性を改善
  • ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.26に更新

●Version 1.2.362で解決した問題(全エディションに共通)
  • DirectX 10世代のグラフィックスカードを搭載する環境で,Fire Strikeテストの実行ボタンを押せてしまう問題
  • まれに,保存されたプロダクトキーがおかしくなる問題

●Version 1.2.362で解決した問題(Steam版のみ)
  • Steamの実績がアンロックされない問題
  • まれに,テスト結果がSteamのIDと関連づけられなくなる問題

●Version 1.2.362で解決した問題(Professional Edition版のみ)
  • コマンドラインからICE StormスコアをXML形式で出力するのがうまくいかない問題


Version 1.3.708


3DMark
 フィンランド時間2014年6月11日,バージョン1.3.708が公開になった。
 今回は,全エディションに共通の新しいテストモード「Sky Diver」が追加されるという,大型アップデートとなっている。
 Sky Diverの詳細については,COMPUTEX TAIPEI 2014でのインタビュー記事を参照してほしいが,簡単にまとめると,Sky Diverは,DirectX 11世代のグラフィックス機能統合型CPU(=APU)に向けたテストだ。DirectX 10世代のグラフィックス機能統合型CPU用テストである「Cloud Gate」を,事実上置き換えるものとなっている。
 Futuremarkによれば,「Fire Strike」テストで総合スコアが2800を下回る場合は,Sky Diverを利用すべきとのこと。また,Sky Diverで総合スコアが12000を上回る場合は,Fire Strikeを利用すべきとのことだ。Sky DiverとFire Strikeで採用されるエンジンは同じだが,だからと言ってスコアを直接比較できるわけではないので,この点は注意してほしい。

 なお,リリースされたのは今回もフルインストーラのみである。

●Version 1.3.708の新要素(全エディションに共通)
  • テストの実行にあたって,Windows 7環境ではService Pack 1の導入が必須に
  • ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.29に更新

●Version 1.3.708の新要素(Basic Edition版のみ)
  • デモとセットではなく,ベンチマークのみを実行できるように変更

●Version 1.3.708の新要素(Professional Edition版のみ)
  • 拡張子「.3dmdef」の定義ファイル名を変更。そのため,スクリプトを用いて自動実行する場合はスクリプトの更新が必要に


Version 1.4.775


「GeForce GTX 980」+「Core i7-4790K」ベースのシステムでUltraプリセットを実行した結果。解像度を除くと,テスト設定自体はExtremeプリセットと同じだった
3DMark
 フィンランド時間2014年10月13日,メジャーアップデートと位置づけられるバージョン1.4.775が公開になった。
 最大のトピックは,AdvancedおよびProfessional Editionにおける「Fire Strike」テストに,4Kディスプレイ用の新プリセット「Ultra」が追加されたことだ。あくまでもプリセットの追加であって,テストが新しくなったりはしていないものの,これまで,4K解像度を設定するとカスタムテスト扱いになっていたのに対し,Ultraプリセットなら総合スコアを得られるというのは,重要な変更点といえるだろう。

新しくなったベンチマーク選択画面
3DMark
 また,ベンチマーク選択画面が変更され,各テストとプリセットが縦に並ぶレイアウトに変わったのも,新要素としてお知らせしておくべきだろう。

 なお,メジャーアップデートではあるが,Ultraプリセットを除けば,テスト結果に影響する変更はないとされている。


●Version 1.4.775の新要素(Advanced & Professional Editionのみ)
  • 「Fire Strike」テストの4Kテスト用プリセット「Ultra」が追加される

●Version 1.4.775の新要素(全エディションに共通)
  • ベンチマーク選択画面で新しいデザインを採用
  • カスタマーサポートをしやすくするため,ベンチマークのロギング周りを改善

●Version 1.4.775の新要素(Professional Editionのみ)
  • 3dmdef形式のファイル内でコマンドラインオプションを設定可能に
  • 3dmdef定義ファイルに対して小規模の構文変更が実施される(※これにより,自動化スクリプトのアップデートが必要になる可能性もある)
  • コマンドラインのロギングオプションが追加に
  • コマンドラインの進捗ログが,ワークロードの名称とループ回数を含むようになった
  • コマンドラインからの出力ログに含まれていた空の行を削除

●Version 1.4.775で解決した問題(全エディションに共通)
  • システム上のハードウェアにトラブルが生じたと判明したとき,あるいはそのトラブルをモニタリングしているときに3DMarkが不安定となることがある問題


Version 1.4.778


 「Version 1.4.775には,一部のシステムで『Workload Single init returned error message: bad lexical cast』というエラーが生じるバグがあった」とのことで,フィンランド時間2014年10月15日,Futuremarkからバージョン1.4.778が緊急リリースされた。当該バグの修正を除き,仕様は1.4.775から変わっていないとのことだ。


Version 1.4.780


 緊急更新のかかったVersion 1.4.778だったが,NVIDIA独自のスイッチャブルグラフィックス技術「Optimus」に対応するノートPCで「No outputs found on DXGI adapter」というエラーが発生する問題が残っていた。フィンランド時間2014年10月23に入った再度の緊急更新は,それに対応するものだ。
 今回も,変更はバグ修正のみで,それ以外の仕様に違いはないとされている。


Version 1.4.828


 フィンランド時間2014年12月1日,バージョン1.4.828がリリースされた。今回はマイナーアップデートと位置づけられており,ベンチマークスコアに影響のない範囲で最適化と修正が入っている。

●Version 1.4.828の新要素(全エディションに共通)
  • SystemInfoのバージョンを4.32に更新
  • ハードウェアモニタリングのオーバーヘッドを低減(※もともと取るに足らないレベルだったものをさらに低減したとされる)
  • HELPタブに表示されていたプロダクトキーを,標準では隠すように変更(※選択すれば表示することもできる)

●Version 1.4.828で解決した問題(全エディションに共通)
  • Ice StormおよびCloud Gateでストレステストを行っているときに,メモリアクセス違反が生じ,テストがクラッシュする問題
  • HELPタブから標準的でない解像度を選択し,レターボックス化された状態で拡大が入るときに,16:9のアスペクト比が保持されない問題

●Version 1.4.828で解決した問題(Professional Editionのみ)
  • NVIDIAの「Optimus」スイッチャブル技術を採用したシステムで,コマンドラインアプリケーションが「No outputs found on DXGI adapter」エラーを吐く問題
  • 「custom_x.3dmdef」を使うとき,拡大処理が画面中央で行われない問題
  • 「.3dmdef」形式のファイルをコマンドラインから使うとき,拡大モードを変更できない問題


Version 1.5.884


今回のメジャーアップデートでは,AdvancedおよびProfessionalの両エディションで利用できるFeature Testにテストが1つ追加されたことになる。今回のアップデートによる,ベンチマークテスト結果への影響はないとのことだ
3DMark
 フィンランド時間2015年3月26日付けのアップデートでは,2014年11月の時点で予告されていた「DirectX 12とDirectX 11,Mantle 1.0の各APIにおけるオーバーヘッドを比較するための要素テスト」となる「API Overhead feature test」が追加された。これにより,単一のPCシステムで,グラフィックスAPIだけ変更したときの相対性能をチェックできるようになったわけだ。
 本テストでは,少しずつDrawCallの数を増やしていって,フレームレートが30fpsを割るまでの間,1秒間にどれだけのDrawCallを発行できるかを計測し,APIによるオーバーヘッドを確認することになる。

テストのスクリーンショット
3DMark
 DirectX 12環境でのテストには,Build 10041以降のWindows 10 Technical Previewと,容量4GB以上のメインメモリ,そしてDirectX feature level 11_0対応のGPUを搭載し,グラフィックスメモリ容量1GB以上のグラフィックスカードが必要とのこと。OS以外はDirectX 11環境でも同じ。Mantle 1.0環境でも基本的には同じだが,Mantle対応のGPUはもちろん必須だ。

 なお,Futuremarkでは,本テストは汎用のものではなく,異なるGPU間の比較に使うべきではないと,注意を呼びかけている。3Dゲームを模したDirectX 12ベースのテストは,Windows 10の正式リリース後,ほどなく公開予定とのことなので,DirectX 12世代のいわゆる3Dベンチマークを期待している人は,そちらを待ったほうが賢明だろう。

●Version 1.5.884の新要素(全エディションに共通)
  • スコアが大きな数字になったときの表示形式を,読みやすく改善
  • テスト1回ごとに「Result Screen」にフレームレートが表示されるよう改善

●Version 1.5.884で解決した問題(全エディションに共通)
  • Sky Diverのデモシークエンスで,洞窟に入るときハングする問題


Version 1.5.893


 フィンランド時間2015年4月24日,バージョン1.5.893がリリースされた。バグ修正のみのマイナーアップデートで,ベンチマークスコアは影響を受けないとのことだ。

●Version 1.5.893で解決した問題(全エディションに共通)
  • Windows 10 Technical Previewにおいて,API Overhead feature testでハングアップすることがある問題

●Version 1.5.893で解決した問題(Steam版のみ)
  • Steamの実績がアンロックされない問題


Version 1.5.915


 フィンランド時間2015年6月8日,バージョン1.5.915がリリースされた。新しいハードウェアやWindows 10に合わせた修正を行ったマイナーアップデートとなっており,ベンチマークスコアは影響を受けないとされている。
 既知の問題として,Windows 10でIntel HD Graphics用のグラフィックスドライバ(10.18.15.4204)が,DirectX 12ベースのフルスクリーン表示を行えない可能性があると,Futuremarkは指摘している。同社によれば,まだ開発途上にあるWindows 10環境ではそのほかにも,互換性の問題が残っている可能性があるとのことだ。

●Version 1.5.915の新要素(全エディションに共通)
  • AMDおよびIntelから今後登場するハードウェアを想定して,SystemInfoのバージョンを4.39に更新
  • Windows 10 Technical Preview ビルド 10130に合わせてAPI Overhead feature testを更新


Version 2.0.1979


 フィンランド時間2016年4月6日,メジャーバージョンアップとなるバージョン2.0.1979が公開となった。
 今回のトピックは,ユーザーインタフェースの刷新と最適化,そして,3DMarkを構成するベンチマークの個別アップデート対応で,ひとまずは見た目が変わっただけという印象だが,今後のアップデートにいろいろと影響しそうである。

刷新となったユーザーインタフェース(左)と,起動直後のホーム画面(右)。そのシステムにとってベターだと判断されたベンチマークが“表紙”になる
3DMark 3DMark

VRMarkのデモより
3DMark
 また,Futuremarkが開発中のVR(Virtual Reality,仮想現実)対応システム向けベンチマーク「VRMark」のデモシーン2つをAdvanced EditionとProfessional Editionで実行できるようになったのも見逃せないところだ。現在のところ,スコアはまでは取得できないが,「Rift」や「Vive」といったVR対応製品を発注済み,もしくはすでに購入して到着済みという人は,一度実行してみてはどうだろうか。

 なお,既存のベンチマークテストそのものに手は入っていないため,テスト結果としてのスコアは影響を受けないはずだが,この点,正確なところはFuturemarkに確認中だ。回答が得られたら追ってお伝えしたい。

●Version 2.0.1979の新要素
  • 3DMarkのユーザーインタフェースを一新して再構成。より高速に,またより(今後の拡張に対して)柔軟となった(※丸括弧内は筆者による推測。原文は「3DMark UI has been redesigned and rebuilt to be faster and more flexible.」)
  • ホームスクリーンから,「ユーザーのPCシステムに最適なテスト」を推奨する機能
  • ベンチマークスクリーンからほかのベンチマークや機能テストを実行できる機能
  • ロシア語へのローカリゼーション
  • ベンチマークテストごとの独立したアップデート機能
  • Basic Editionに対するIce Storm ExtremeおよびIce Storm Unlimitedの解放。Basic Editionでも両テストを無料で実行可能になった
  • ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.43に更新
  • VRMarkのプレビューとして2つのテストシーンを実装。ただし,スコアは取得できない。また,Basic EditionおよびSteamのデモ版では実行不可

●Version 2.0.1979で解決した問題
  • AMD製グラフィックスドライバの機能により,ベンチマークのユーザーインタフェース上にあるプレビュービデオを再生すると,グラフィックスカードが省電力モードに入り,動作クロックが低下する問題


Version 2.0.2067


 フィンランド時間2016年4月18日,バージョン2.0.2067がリリースされた。
メジャーアップデートだったバージョン2.0.1979に残っていた問題を修正したマイナーアップデートとなっており,ベンチマークスコアは影響を受けないとのことだ。

●Version 2.0.2067で解決した問題(全エディションに共通)
  • ロシア語版および中国語版Windowsで発生していたユニコードの互換性に関わる問題
  • NTFSのジャンクション機能を使ってマウントした領域に3DMarkをインストールした場合,画面が白くなることのある問題
  • ごく一部の環境でボタン上のテキストが読めなくなる問題

●Version 2.0.2067の新要素(全エディションに共通)
  • ロシア語版および中国語版Windowsで発生していた互換性問題を解決したSystemInfoのバージョン4.45に更新


Version 2.0.2530


メインメニューの右上部に[STRESS TESTS]ボタン(※赤枠で囲んだ)が追加された。Basic Editionでもボタン自体は加わるのだが,Advanced Edition以上でないと実行はできない
3DMark
 フィンランド時間2016年6月14日,メジャーバージョンアップとなるバージョン2.0.2530がリリースされた。特徴は,Professional EditionとAdvanced Editionの新テストとして,PCの安定性を検証するための「Stress Test」が加わったところにある。

 Stress Testは,4種類のテストから任意のものを選択し,指定した回数それを実行することでPCに持続的な負荷をかけて,PCの安定性を検証するというものだ。選択できるテストは,「Fire Strike」を基にしたものが3種類と,「Sky Diver」を基にしたものが1種類の計4種類。PCのスペックに合わせて,実行したいものをメニューから選ぶ仕組みとなっていた。

メインメニューから[STRESS TESTS]ボタンをクリックすると,左の画面が開く。「Options」でテストの詳細を選択可能となっており,テストの種類(Test selection),テストの実行回数(Loop count),ウインドウモードでの実行を許可するか(Enable window mode)を設定できる。Test selectionのリストボックスでは,Fire Strike系テスト3種類,Sky Diver系テスト1種類から任意のものを選んで実行できる(右)
3DMark 3DMark

Fire Strike Stress Testを実行中の画面。1回のテストはごく短いシーンを実行するだけなので,それを指定回数繰り返してPCに負荷をかける
3DMark
 1回のテストはごく短時間で終わるので,それなりの回数(※デフォルトは20回)は繰り返す必要があるだろう。テスト結果は,フレームレートの変動をパーセンテージで示すものが基本となる。それに加えて,「Monitoring」グラフの詳細を表示することで,テスト中のCPU動作クロックとGPU負荷,CPUおよびGPUの温度,フレームレートをすることもできるようになっていた。

 これらのテスト結果をもとにして,たとえばGPUやCPUの温度が極端に高止まりしているなら,PC内部の冷却に問題がある可能性があるので,今後は冷却を強化しようといった具合に,PCの弱点を見極めてアップデート方針を検討できるわけだ。
 テスト結果からPCの弱点を推測できるだけの知識は必要となるが,自作PC派のゲーマーにとっては参考になるテストと言えるのではないだろうか。

Fire Strike Stress Testの実行結果。上側にフレームレート変動の割合がパーセンテージで表示されている。何パーセントがPass(合格)とFail(不合格)の境目なのかは不明だ
3DMark

「Monitoring」の詳細を表示した状態。上からテスト中のCPU動作クロック,GPU負荷,CPUおよびGPUの温度,フレームレート(および平均フレームレート)をグラフで表示する
3DMark

 なお,Stress Test以外のテストについてはとくに言及がないので,ベンチマークスコアは影響を受けないと思われる。

●Version 2.0.2530で解決した問題(全エディションに共通)
  • 3DMarkがテスト用DLCファイルのインストールに失敗することがある問題

●Version 2.0.2530の新要素(全エディションに共通)
  • ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.46に更新
  • デモだけを実行するカスタム設定を復活


Version 2.0.2724


 フィンランド時間2016年7月4日,バージョン2.0.2724がリリースされた。Sky Diverでテストがハングしたり,特定の環境でプログラムを開始できなかったりするといった,挙動に関する問題を修正したマイナーアップデートという位置づけだ。例によって,ベンチマークスコアは影響を受けないという。

●Version 2.0.2724で解決した問題(全エディションに共通)
  • 非常に高速なシステムでSky Diverを実行したときに,画面が白くなってテストがハングすることのある問題
  • Windows 7においてUACを無効化している状態で,3DMarkのインストールができないことのある問題。インストール中に警告ダイアログが表示された場合,[無視]を選択すれば続行できるとのことだ
  • 特定のシステム構成において,Steamから64bit版3DMarkを起動できないことがある問題
  • 文字コードとしてUTF-8を採用したユーザーフォルダがあるとき,ベンチマークが失敗することのある問題

●Version 2.0.2724の新要素(全エディションに共通)
  • ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.47に更新


Version 2.0.2809


 フィンランド時間2016年7月12日,バージョン2.0.2809が公開となった。前回のリリースからそれほど経たずのリリースとなった今回も,挙動に関する問題を修正したマイナーアップデートとなる。もちろん,ベンチマークスコアは影響を受けないとのことだ。

●Version 2.0.2809で解決した問題(全エディションに共通)
  • 特定のシステム構成において,Steamから64bit版3DMarkを起動できないことがある問題(※Version 2.0.2724で対策の入った問題に対する再対処とのこと)
  • デモやテスト後,テスト結果のファイル処理中に3DMarkがハングして,画面に何も表示されなくなることのある問題


Version 2.1.2852


 フィンランド時間2016年7月14日公開となったバージョン2.1.2852で,Futuremarkは,DirectX 12対応のテスト「Time Spy」を追加した。Time Spyの詳細はテストレポート記事を参照してほしい。

Time Spyテストのスクリーンショット
3DMark 3DMark



Version 2.1.2973


 フィンランド時間2016年8月19日,バージョン2.1.2973が公開となった。Time Spyの導入後初となるマイナーアップデートであるが,多くの問題が修正されている。
 とくに重要な修正は,バージョン2.1.2852でFire Strikeをカスタム設定で実行した場合に,スコアが低くなってしまう問題への対策だ。問題のあるバージョンでカスタム設定を行って計測したFire Strikeのスコアは,ほかのバージョンで測定したスコアと比較すべきではないと,Futuremarkは注意を呼びかけている。
 なお。Fire Strikeでカスタム設定を行っていない場合と,Fire StrikeのExtremeもしくはUltraプリセット,あるいはほかのテストの結果は,問題の影響を受けていないとのことだ。

 なお,この問題の影響を受けるのは,Fire Strikeをカスタム設定で実行した場合のみで,カスタム設定を使っていない場合や,Fire Strike Extreme/Fire Strike Ultraプリセット,およびほかのテストのスコアは影響を受けないとのことだ。

●Version 2.1.2973で解決した問題(全エディションに共通)
  • Fire Strikeをカスタム設定で実行した場合に,スコアが低くなることのある問題
  • 3DMark内でのアップデート機能が正常に動作しないことがある問題
  • 32bit版Windows上でSky Diverテストが起動しないことのある問題
  • スケーリングモードをストレッチ(拡大)に設定している場合に,Time Spyテストがクラッシュすることがある問題
    (※アプリケーションの選択した解像度がディスプレイの画面解像度より低い場合に,ディスプレイドライバ側でアプリケーションの表示を拡大する設定を選択している状態で生じる問題と思われる)
  • 非常に多くのデバイスが接続されたシステムでSystemInfoによる分析を実行すると,分析に失敗することがある問題
  • インストーラを解凍したときに,解凍先のフォルダ名に半角スペースが含まれているとインストールに失敗することがある問題

●Version 2.1.2973の新要素(全エディションに共通)
  • ハードウェア検出に用いるSystemInfoモジュールをバージョン4.48に更新
  • 統合型グラフィックス機能を利用していて,必須グラフィックスメモリ容量を満たさない場合,メインメモリを追加のグラフィックスメモリと見なして動作するように更新
  • 「Recommended」対象となるテストの詳細を表示するための[DETAILS]ボタンを追加

Recommendedとなっているテストの右側,[RUN]ボタンの上に[DETAILS]ボタンが追加された
3DMark



Version 2.2.3488


 フィンランド時間2016年12月9日,小さなマイナーアップデート版となるバージョン2.2.3488が登場した。バグ修正内容は2点で,ベンチマークスコアに影響を与える修正は入っていないとのことである。

●Version 2.2.3488で解決した問題(全エディションに共通)
  • とくにIntel X99プラットフォームで影響の大きかった「SystemInfoのタイミング関連」の問題(※3DMarkは以後,テストの開始にあたって,SystemInfoによるシステムスキャンの終了を待つことになるという)
  • 3DMarkのユーザーインタフェースを開こうとすると,ごくまれに,何も表示されていない白いウインドウが開く問題

●Version 2.2.3488の新要素(全エディションに共通)
  • Version 2.0.1979で実装されたプレビュー版「VRMark」は,正式版のリリースによって役割を終えたため,メインメニューからインストールボタンを削除。同時に,アンインストールできるようにもした


Version 2.2.3491


 Version 2.2.3488には,「OPTIONS」の設定項目に問題があり,正しいスコアを得られない問題があったとして,フィンランド時間2016年12月12日付けで,急遽,差し替えが入った。
 修正点はその1点のみで,ベンチマークスコアも影響は受けないとのことだ。

●Version 2.2.3491で解決した問題(全エディションに共通)
  • 「OPTIONS」の「Output resolution」にバグがあり,(プルダウンメニューから特定の解像度設定を選択したときに)正しいスコアが得られない問題(※ということだと思われる。原文は「Fixed an issue with the output resolution setting on the Options screen.」)


Version 2.2.3509


 年内最後のアップデートとしてフィンランド時間2016年12月15日にリリースとなったバージョン2.2.3509では,「GUIの問題により,バージョン2.1.2852以降で,予想されるスコアよりも実際に得られるスコアが若干低くなる」という問題に修正が入った。この修正により,総合スコアは最大0.3%,Physics scoreでは最大2.5%回復し,「GUIの問題」が発生する前と一致するスコアが得られるようになるとのことだ。

●Version 2.2.3509で解決した問題(全エディションに共通)
  • バージョン2.1.2852以降で,GUIからベンチマークを実行したとき,得られるスコアが若干低くなっていた問題(※Professional Editionでコマンドラインからベンチマークを実行した場合は,以前のバージョンであっても影響を受けない)

●Version 2.2.3509の新要素(全エディションに共通)
  • SystemInfoのハードウェア検出に,2分というタイムアウト時間を設定。これにより,特定の環境で,システムが長時間停止するのを防ぐ

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