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「3DMark」のバージョン2.10.6751に「Variable Rate Shading」のテスト機能が実装される。実行にはTuring世代GPUかIce Lake世代CPUが必要
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印刷2019/08/27 18:17

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「3DMark」のバージョン2.10.6751に「Variable Rate Shading」のテスト機能が実装される。実行にはTuring世代GPUかIce Lake世代CPUが必要

画像(002)「3DMark」のバージョン2.10.6751に「Variable Rate Shading」のテスト機能が実装される。実行にはTuring世代GPUかIce Lake世代CPUが必要
 フィンランド時間2019年8月26日,ULは,「3DMark」の新バージョンとなるバージョン2.10.6751をリリースした。本バージョンは,Windows 10の大型アップデート「May 2019 Update」で導入となったDirectX 12の新機能「Variable Rate Shading」(以下,VRS)を実行して,その処理性能を検証する新テスト「VRS feature test」(VRS機能テスト)が,Advanced EditionとProfessional Editionに追加となったのが見どころである。

VRS feature testの設定画面
画像(004)「3DMark」のバージョン2.10.6751に「Variable Rate Shading」のテスト機能が実装される。実行にはTuring世代GPUかIce Lake世代CPUが必要

 VRSについては,西川善司氏によるGeForce RTX 20シリーズの解説記事で説明しているが,簡単に説明すると,シェーダで計算するピクセルの解像度を必要に応じて変更しながら描画する機能である。
 現状の一般的なゲームグラフィックスでは,ピクセル1つずつについてピクセルシェーダを実行することで,該当するピクセルの色を決定している。しかし実際には,すべてのピクセルに対して計算を行う必要はなく,たとえば画面の中心から離れたところや,プレイヤーが注視している部分から遠く離れたところであれば,計算する解像度を2×2ピクセルや4×4ピクセルに下げるということも可能だ。
 当然ながら,計算する解像度を下げた部分の映像は粗くなるが,人間が注視しない部分を荒い解像度でレンダリングしても,映像の体感的な見栄えに悪影響はあまりないという理屈である。VRSは,これをWindows 10用アプリケーションで利用できるようにしたものだ。

NVIDIAによるVRSの説明スライド。レースゲームをイメージした例で,プレイヤーが操作する車や,他の車,コースの遠景は精細にレンダリングするが,一瞬で流れ去ってしまう路面や路肩は,粗い解像度でレンダリングしても見た目には影響しにくい
画像(005)「3DMark」のバージョン2.10.6751に「Variable Rate Shading」のテスト機能が実装される。実行にはTuring世代GPUかIce Lake世代CPUが必要

 以下に示すのは,ULが公開したVRS feature testのサンプル画像である。上がVRS無効時,下はVRS有効時の画像で,クリックするとフルサイズの画像を確認できるのだが,見た目の違いは分かりにくいのではないだろうか。

VRS無効(上)とVRS有効(下)の画像を並べてみた。クリックしてフルサイズの画像を確認しても,パッと見では違いが分かりにくいと思う。VRS有効の画像をよく見ると,提灯の文字や奥に見える樹皮が精細感に欠ける
画像(006)「3DMark」のバージョン2.10.6751に「Variable Rate Shading」のテスト機能が実装される。実行にはTuring世代GPUかIce Lake世代CPUが必要
画像(007)「3DMark」のバージョン2.10.6751に「Variable Rate Shading」のテスト機能が実装される。実行にはTuring世代GPUかIce Lake世代CPUが必要

 VRS feature testの話に戻ろう。本テストでは,標準の実行モードでは1×1ピクセル,2×2ピクセル,4×4ピクセルという3種類の計算解像度でレンダリングを行う。また,ユーザーがVRSの設定を変更して,フレームレートや画質に対する影響をリアルタイムで確認できる「Interactive mode」(インタラクティブ・モード)という動作モードも用意されている。

ULが公開したVRS feature testにおけるVRSの使用イメージ。手前の赤色で塗られた木と地面だけが,1×1ピクセルで計算を行う部分だ。黄色い提灯は2×2ピクセル,背景の木と地面の大半は4×4ピクセル単位で計算している
画像(003)「3DMark」のバージョン2.10.6751に「Variable Rate Shading」のテスト機能が実装される。実行にはTuring世代GPUかIce Lake世代CPUが必要

 本テストを実行するには,GPU側がVRSをサポートしている必要がある。3DMarkの場合,現状では以下に示すNVIDIA製GPUか,Intel製CPUの統合型グラフィックス機能を搭載するPCでしか実行できないとのこと。また,冒頭で触れたとおり,Windows 10は最新版である「Version 1903」にアップデートしておく必要もある。

  • Turing世代のNVIDIA製GPU(GeForce RTX 20シリーズおよびGeForce GTX 16シリーズ)
  • Ice Lake世代のIntel製第10世代Coreプロセッサ関連記事

 なお,編集部でテストしたところ,「GeForce RTX 2080 with Max-Q Design」を採用するMSI製ノートPC「GS65 Stealth 9SG」(型番:GS65-9SG-468JP)でVRS feature testを実行すると,「No outputs found on DXGI adapter」というエラーメッセージが出て,ベンチマークを実行できない現象を確認している。
 同様のエラーは,Version 1.4.780のときに,NVIDIA独自のスイッチャブルグラフィックス技術「Optimus」に対応するノートPCで発生したことがある。GS65 Stealth 9SGもOptimus対応ノートPCなので,似たような問題が発生している可能性はありそうだ。

 事実上,Turing世代GPUを搭載したPCでしかテストできないVRS feature testであるが,今後のVRS対応ゲームで,どのような映像を実現できるか,その一端を理解する役には立つだろう。4Gamerミラーでバージョン2.10.6751を公開しているので,興味のある人はアップデートすることをお勧めする。

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[2013/02/05 02:00]

ULの当該ニュースリリース(英語)

  • 関連タイトル:

    3DMark

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