HORI，FPS向けのPS3/Xbox 360用ゲームパッド「FPSアサルトパッド」を11月に発売。アナログスティック部の感度や高さを調整可能

　HORIは，FPSへの特化を謳うPlayStation 3用ゲームパッド「FPSアサルトパッド 3」と，Xbox 360用ゲームパッド「FPSアサルトパッド EX」を，2012年11月に発売すると発表した。価格はいずれも4980円（税込）となっている。

FPSアサルトパッド 3（左）はPlayStationの，FPSアサルトパッド EX（右）はマイクロソフトのオフィシャルライセンス製品となっている

筐体手前側の側面にあるダイヤルで，アナログスティックの感度を変更できる

　今回発表された2製品は，いずれも基本的には同様のボディ形状，機能を持つゲームパッドだ。移動と視点移動を重視したとされており，筐体手前側面に付いたダイヤルを使って，10段階でアナログスティックの感度を切り替えられるのが特徴となる。
　また，アナログスティックはアタッチメントの付け替えにより，3段階で高さも変えられるという。

　ボタン配置は，FPSアサルトパッド EXの場合はXbox 360準拠なのだが，FPSアサルトパッド 3は純正製品とは少し違っており，ゲームパッドの表面外側に左右アナログスティック，内側に十字キーと［□/△/○/×］ボタンになっている。ちょうど，純正パッドのアナログスティックとボタンの配置が入れ替わったような感じだ。
　ボタン周りの特徴として挙げられるのは，まず，奥側側面にある［L1］［R1］ボタン，［L2］［R2］トリガーの間に，第3の［FL］［FR］ボタンが取り付けられていること。これら側面のボタンは，すべて割り当ての変更が可能とのことなので，おそらくアナログスティックから指を離さずとも操作できるボタンを増やすという意図で，側面に多くボタンを配置しているのだろう。
　もう1つ，ゲームパッド背面左寄りに［TARGETボタン］が搭載されているのも特徴だ。これは，押している間だけ右アナログスティックの感度が緩やかになるというもので，正確に敵を狙いたいときに使うものとされている。

側面に割り当ての変更が可能なボタンが計6個搭載されている

左グリップ脇あたりにあるボタンが［TARGETボタン］だ

青色のLED部分は消灯も可能となっている

　そのほか，公式ライセンス品のサードパーティ製ゲームパッドながら，振動機能に対応しているのもポイントといえよう。HORIの手によるFPS用ゲームパッドの使い勝手はいかほどのものなのか。発売を楽しみに待ちたい。

HORI公式サイト