［TGS 2019］荒牧慶彦さん，北村 諒さんなどのメンバーがユニフォーム姿を披露。2.5次元俳優のeスポーツチーム「AGP」発足発表会をレポート

　東京ゲームショウ2019の2日め，レノボ・ジャパンブースのステージにて，Web番組「チャノマップ」発となる2.5次元俳優10名によるeスポーツチーム「AGP（Actors Gaming Project）」の発足発表会が行われた。

発表会に出演した荒牧慶彦さん，北村 諒さん，健人さん，寺山武志さん。おそろいのユニフォーム姿を披露してくれた

　今回，発表会に参加した荒牧慶彦さん，北村 諒さん，健人さん，寺山武志さんのほか，小澤 廉さん，武子直輝さん，輝馬さん，樋口裕太さん，山田ジェームス武さん，山本一慶さんが「AGP」のチームメンバーとして発表された。それぞれミュージカル「テニスの王子様」や舞台「刀剣乱舞」，「あんさんぶるスターズ！ オン・ステージ」といった2.5次元舞台作品に出演している役者たちである。
　彼らはTGS 2019を皮切りに，さまざまゲーム系イベントに番組として参加し，従来のプロゲーマーとは異なるニーズ創出に向けた活動を目指していくとのこと。

　なお，チーム結成のきっかけとなった「チャノマップ」は，秋葉原・ソフマップ2号館（eSports STudio AKIBA）をクラブハウス（スタジオ）に，人気俳優たちがコタツでゲームするゲームストリーマー育成型バラエティで，YouTubeにて毎週月，木，土の20：00に配信されている。

YouTubeの「チャノマップ」チャンネル

デビット・ベネット氏

　ステージには4人のAGPメンバーのほか，レノボ・ジャパン社長のデビット・ベネット氏も登壇。eスポーツチーム活動のバックアップを宣言するなど，今後の展開に期待をのぞかせた。
　さらに，登壇していないメンバーも含め全員に，ゲーマー向けノートPC「Lenovo Legion Y-540」と，eスポーツセット（マウス，ヘッドフォン，PCの持ち運び用のバックパック）が贈呈されるサプライズも。これには4人とも大興奮だった。普段あまりPCでゲームをすることはないそうで，メンバーはこれを機に挑戦したいと口々に話していた。

　そんな4人のために，今回は実際に贈呈されたものと同じPCを使ってゲームをプレイすることに。タイトルはユービーアイソフトのタクティカルシューティングゲーム「レインボーシックス シージ」（PC / PS4 / Xbox One）だ。対テロ攻撃部隊“レインボー”の戦いを描く作品となっている。

　作品概要が分かったところで，今度は移動などの基本的な操作方法を教わる4人。マウスとキーボードではなくコントローラでの操作に慣れているため，少々苦戦しているようだった。そこでまずは1回やってみよう！　ということになり，5人のチームを組んでAIを持つテロリストと戦う「テロハントモード」でプレイスタート。

真剣にプレイする4人

　結果，PCゲーム初心者にもかかわらず，16人の敵を全滅させると成功となるミッションを見事クリアした。操作方法は慣れが必要なものの，メンバー全員がゲーム好きなため筋がいいようだ。台本は1度目は失敗する想定で作られていたらしく，それをいい意味で裏切った形となった。2回めの挑戦では少しランクを上げたため残念ながら失敗してしまったものの，操作に慣れさえすれば簡単にクリアできそうな雰囲気だ。


　贈呈されたPCで，練習することを誓った4人。最後には，キャスト陣からそれぞれAGPに対する意気込みなどの挨拶があり，ステージは終幕した。今後の彼らの活躍に期待したい。

等身大パネルのお披露目も行われた。10人分の等身大パネルが特設ステージに並べられると圧巻だ。また，メンバーには担当カラーとゲーミングネームがついている

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