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2026年10月29日から11月1日まで,タイ・バンコクのクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター(QSNCC)で「gamescom asia x Thailand Game Show 2026」が開催され,最終日に主催者が実績などを公開した。
4日間で113の国と地域から21万9546人が来場し,出展社とパビリオンは過去最多となる29か国から335が集まった。
2025年は来場者が20万6159人,出展社とパビリオンが294だったので,どちらも上回ったわけだ。全体の64%はタイ国外からの参加で,主催者は今回を「過去もっとも国際色の強い開催」と位置づけていた。
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Game of the Yearは「PRAGMATA」
ゲームアワード「Thailand Game Awards 2026」では,カプコンの「PRAGMATA」がGame of the Year 2026に選ばれた。
PRAGMATAは2026年4月17日に発売された,カプコンの新規IPのタイトルで,発売から16日で全世界の販売本数が200万本を超えた。同作はBest Action Gameも受賞しており,計2部門を手にしている。
Thailand Game Awardsは計31部門で,ゲーム機器やIT製品を対象にしたものが13,開発者やゲームタイトルを対象にしたものが18ある。閉幕のリリースで発表されたのは後者の18部門で,そのうち一般部門の結果は以下のとおりだ。
| 部門 | 受賞作 | 開発・販売 |
|---|---|---|
| Game of the Year 2026 | PRAGMATA | カプコン |
| Best Game Publisher | − | KURO GAMES |
| Best Sports Game | Forza Horizon 6 | Playground Games |
| Best Simulation and Strategy Game | ぽこ あ ポケモン | ポケモン |
| Best Multiplayer Game | めっちゃカメレオン | LEMORION |
| Best Free-to-Play Game | アークナイツ:エンドフィールド | GRYPHLINE |
| Best Ongoing Game | 鳴潮 | KURO GAMES |
| Best Indie Game | めっちゃカメレオン | LEMORION |
| Best Fighting Game | MARVEL Tōkon: Fighting Souls | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
| Best Action Game | PRAGMATA | カプコン |
| Best Action-Adventure Game | SILENT HILL f | コナミデジタルエンタテインメント |
| Best Role-Playing Game | GRANBLUE FANTASY: Relink - Endless Ragnarok | Cygames |
| Most Anticipated Game | Grand Theft Auto VI | Rockstar Games |
| Popular Vote | 鳴潮 | KURO GAMES |
もっとも多くの賞を集めたのはKURO GAMESで,Best Game Publisherに加え,「鳴潮」でBest Ongoing GameとPopular Voteを受賞した。来場者の投票で決まるPopular Voteも取っているので,タイではとくに人気の高いタイトルなのかもしれない。
今年大流行の「めっちゃカメレオン」も,Best Multiplayer GameとBest Indie Gameの2部門に選ばれている。真っ白な自分の体に絵を描いて背景に擬態するかくれんぼゲームで,個人開発のタイトルだが,大手の作品と並んで賞を取った。
日本のタイトルでは,ほかにもポケモンの「ぽこ あ ポケモン」がBest Simulation and Strategy Gameを,KONAMIの「SILENT HILL f」がBest Action-Adventure Gameを受賞した。
Cygamesの「GRANBLUE FANTASY: Relink - Endless Ragnarok」はBest Role-Playing Gameに,アークシステムワークスが開発した「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」はBest Fighting Gameに選ばれている。
残りの4部門は,インディーゲームエリアに出展された作品が対象となる。Best in Showは,中国のMyACG Studioが開発しているローグライトアクション「Cinderia」だった。
| 部門 | 受賞作 | 開発 |
|---|---|---|
| Best in Show | Cinderia | MyACG Studio |
| Best Gameplay | One More Plate | Okawari! |
| Hidden Gem Award | Finding Polka | lidlocks |
| WINGS Award | Schrödinger's Call | acrobatic chirimenjako |
WINGS Awardの「Schrödinger's Call」は,京都のインディーチームであるacrobatic chirimenjakoが開発し,集英社ゲームズが2026年5月28日に発売したアドベンチャーゲームだ。
死者からかかってくる電話を受ける少女が主人公で,Nintendo SwitchとPC(Steam)で配信されている。
Hidden Gem Awardの「Finding Polka」は,日本の個人開発スタジオlidlocksによる,犬を探して町を歩くアドベンチャーだ。
ボールペンで描いたような絵柄が特徴で,PARCO GAMESから2026年8月12日にSteamで発売された。
Lifetime Achievement AwardはJohn Romero氏に
今回のLifetime Achievement Awardの受賞者は,「DOOM」「Quake」の生みの親の1人であるJohn Romero氏だ。
Romero氏は,会期初日の10月29日にビジネスエリアのカンファレンスで基調講演も務めていた。前回の2025年は,Glen Schofield氏が受賞している。
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ビジネスエリアでは学生作品とピッチを表彰
業界関係者向けのビジネスエリア(10月29日〜30日)には,78の国と地域から6923人が訪れた。前回の5590人から2割強増えたことになる。
ピッチコンペティションでは13本が最終選考に残り,Best VisualをMiMu Studioの「Little Old One and the Witch」,Best Game DesignをNOTAI Gamesの「Slop Capital」が受賞した。
来場者の投票で決まるMost Anticipated Gameに選ばれたのは,Hypercentの「Backroom Cleaners」だ。
Thai Game Association(TGA)が主催したAsia Game Talent Showcaseでは,アジア各地の学生が作った20本のゲームが紹介された。最高賞のTalent of the Yearは「God Lies Above」で,結果は以下のとおりだ。
| 部門 | 受賞作 |
|---|---|
| Talent of the Year | God Lies Above |
| Rising Star Student | RE//SLASH |
| Best Game Design | Fribbles |
| Best Technology | Swingscape |
| Best Narrative | Kapit Buhay |
| Best Visual Art | Toy's Dream |
| Best Audio | Candela |
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今回から加わったReverse Pitchでは,PlaySide,Focus Entertainment,Fireshine Games,Team17などのパブリッシャが壇上に立ち,次にどんなゲームに出資したいかを開発者に向けて話した。普段とは売り込む側と聞く側が逆になるわけだ。
エンターテイメントエリア(10月30日〜11月1日)では470本のタイトルが遊べるようになっていて,ビジネスエリアとあわせた出展は582本,うち347本がインディー作品だった。ライブ配信などのデジタルコンテンツは,各プラットフォームで合計3400万回近く再生されたという。
ケルンメッセでアジア太平洋地域を統括するMathias Kuepper氏は,「出展社はゲームを見せるためだけでなく,商談をまとめるためにバンコクへ来た」と振り返った。東南アジアはもう様子見の段階を過ぎ,参入すべき市場になったという。
次回のgamescom asia x Thailand Game Showは,2027年10月21日から24日まで,再びバンコクで開催される。

























