借金額，100兆ゴールド。スマホ向け経営ゲーム「ボクと契約してマンションを買ってよ。フフフ…」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第618回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　だまされてマンション購入の契約書にサインしてしまい，100兆ゴールドもの借金を背負ってしまった。このマンションの家賃収入で借金を返済していかなければ……!!　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，そんなプロローグで始まる経営シミュレーション「ボクと契約してマンションを買ってよ。フフフ…」（iOS / Android）を紹介しよう。

本作のダウンロードは無料で，課金要素もなし。どこかで聞いたようなタイトルだが，気にしない

iOS版「ボクと契約してマンションを買ってよ。フフフ…」ダウンロードページ

Android版「ボクと契約してマンションを買ってよ。フフフ…」ダウンロードページ

　プロローグの内容でお分かりのように，本作の目的はマンションを経営して借金を返済することだ。マンションのフロアに部屋を作り，「ふにゃもらけ」と呼ばれる奇妙な生物を住人として呼べば，家賃が自動的に貯まっていく。律儀な人ならここで少しでも借金返済……と思うところだろうが，なにしろ100兆ゴールドという借金額なので，ちまちま返してもしょうがない。しばらくの間は部屋をグレードアップさせたり，フロアを増築したりして，家賃収入額をどんどん引き上げていこう。

家賃が貯まっていく集金箱には上限額があり，それ以上は貯められない仕組みだが，一度上限額まで貯めてから家賃を回収すると，大きな箱へとレベルアップする

　本作では家賃収入のほか，バイトによってお金を稼ぐこともできる。画面内にあるマーカーをタップすると，その度に給料が支払われるという謎のバイトなのだが，マーカー位置はタップする度に変わるので，テレビを見ながら画面を連打して貯める，などといった方法は使えない。

　ちなみにこのバイト，どういったわけかプレイヤーがお金を支払うと，1タップ当たりの給料がアップする仕組みになっている。支払う額のわりに給料のアップ率が低いような気もするが，そこは頑張って取り返そう。ときおり発動する「バイトフィーバー」では，30秒間バイト代が10倍となるので，荒稼ぎも可能だ。


　「お金が貯まったら高い部屋に改装，の繰り返しでいいんでしょ」と思うかもしれないが，本作には同じ種類の部屋を一定数以上にすると家賃にボーナスが付くという要素もあるので，少ない投資で効率よく稼ぐことも可能。このあたりが経営者としての手腕の見せどころだろう。

あえて安い部屋を揃えてボーナスを狙うのもアリ

　
　借金を返済していく傍ら，「住人図鑑」でふにゃもらけ達のコンプリートを目指すといった楽しみ方もできる本作。まだ見ぬ新たな住人との出会いを求めて，マンション経営にバイトにと精を出して励んでみてはいかがだろう。

著者紹介：げっつ☆先生
　ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが，隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。

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