［TGS2023］新キャラクター「バトルメイジ」を今冬実装。巨大ロボが闊歩する新ステージ情報も公開された「DNF Duel」イベントをレポート

　アークシステムワークスは本日（2023年9月22日），開催中のゲームイベント「東京ゲームショウ2023」の中で，対戦格闘ゲーム「DNF Duel」（PC / PS5 / PS4 / Nintendo Switch）の最新情報を紹介するステージイベントを実施した。

YouTube「【TGS2023 Day2】アークシステムワークス ステージイベント配信」配信ページ

「DNF Duel」公式サイト

新プレイアブルキャラクター
「バトルメイジ」が今冬に登場！

　DNF Duelは，ネクソンのオンラインアクションRPG「アラド戦記」を原作とする対戦格闘ゲームだ。アラド戦記に登場するバーサーカーやストライカーといった“職業”の名を持ったキャラクターによる，原作さながらのバトルを楽しめる。

　「ギルティギア」シリーズや「ドラゴンボールファイターズ」などで培われた2.5Dグラフィックスで描かれる迫力満点のアクションと，必殺技をワンボタンで発動できるシンプルな操作システムが特徴で，格闘ゲーム初心者でも直感的に遊べる作品となっている。


　2023年7月にはDLCシーズンパスが配信され，HPが一定の割合以下になることで特殊な効果を発揮する「キューブ」や，白ダメージを受けるかわりに強力なガード効果を得られる「不屈の意志」といった新システムが追加された。

　さらに，シーズンパスの配信と同時に新プレイアブルキャラクター「ブレイド」が登場し，9月には2体目の新キャラクター「喧嘩屋」が実装され，対戦シーンも盛り上がりを見せている。公開中のロードマップでは，2024年まで複数の新キャラクターが登場する予定だ。


　今回のステージイベントでは，開発ディレクターの古谷亮輔氏が登壇した。まずは，本作のリリースに至るまでの裏話が語られる開発トークが披露されることに。

　原作再現にはかなりこだわりを持って作られているとのことだが，派手で大きなアクションが展開されるアラド戦記の技を，格闘ゲームとして成立させるには相当に苦労したようだ。実際，本作には格闘ゲーム全体で見ても型破りな技が多く，ひと目見て「こんなアクションが格ゲーで許されるのか！？」と驚くような技が多数登場する。

開発ディレクターの古谷亮輔氏

　開発トークに続いては，シーズンパスの追加キャラクター第3弾となる新プレイアブルキャラクター「バトルメイジ」（CV：山下七海）の紹介トレイラーが公開され，バトルメイジが今冬に実装予定であることがサプライズ発表された。


　バトルメイジは，魔法と近接格闘の双方を使いこなす器用な職業だ。解説を担当した古谷氏によると「シンプルに強力な技が多く，使いやすいキャラクターになる」とのこと。

　また，バトルメイジは「チェイサー」と呼ばれる魔法の武器を装備しており，特定の行動を使用すると魔法が生成される独自システムを持っている。そうして生成した魔法を使って強力な連携を叩き込む，テクニカルな一面もあるようだ。


　バトルメイジを実装するアップデートでは，同時にバトルステージ「マイスターの実験室」も追加される予定だ。ステージで公開された映像では，原作でも登場した巨大ロボット「ゲイボルグ」が，ガシャンガシャンと動く姿も確認できた。

歩くゲイボルグを格好良く見せるため，ステージのレイアウトは少し原作とは違う形に調整しているとのこと

　発表に続いては，DNF Duelやアラド戦記のコンテンツディレクターを担当するNEOPLEのキム・ユンヒ氏がステージに登場。キム氏は，個性的な冒険者たちの壮大な冒険劇を描くアラド戦記の魅力を語るとともに，18年にわたって積み上げてきたコンテンツの重厚さをアピールした。

　キム氏は以前より，積み上げてきたアラド戦記のコンテンツを活用し，新しいコンテンツを作る方法について悩んでいたという。DNF Duelについては，アラド戦記のキャラクターやIP全体の拡張を行える，魅力的なコンテンツとして捉えているとのこと。

一番好きなキャラクターを挙げる場面で，キム氏は「もちろん全員好きですが」と前置きしつつ，バトルメイジの名前を挙げた。魔法少女の都（？）である東京に来た以上，彼女をアピールすべきだろうという意識があったらしい

「DNF Duel」公式サイト

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