独自開発のゲームエンジン「Decima Engine」を使った「Horizon」シリーズの大ヒットで,PlayStationユーザーに広く認知されるようになったGuerrilla Gamesの誕生は少し複雑だ。
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2001年にLost Boysはスウェーデンの企業に買収されているが,その際,モル氏はLost Boys Gamesを独立させた。独立当初は,ゲームボーイ アドバンスなどの携帯ゲームデバイス向けタイトルを請け負う40人ほどのスタジオに過ぎなかった。2003年,モル氏は新たなメディア企業を設立し,Lost Boys Gameを傘下に加え,そのときにGuerrilla Gamesへ社名を変更したという。
社名変更の時点で,ソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンターテインメント)向けの「KILLZONE」と,Eidos Interactive向けの「Shellshock: Nam ‘67」という2つのプロジェクトが進んでおり,どちらも2004年にリリースされた。PlayStation 2で「KILLZONE」が成功したことから,2005年にソニー・コンピュータエンタテインメントに買収され,モル氏ら経営陣が会社を去ると共に,Guerrilla GamesはPlayStation Studiosの一員として再スタートを切った。
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PlayStation.Blogに記事を寄せたスタジオ ディレクター兼スタジオ アート&アニメーションディレクターのヤン・バート・ファン・ベーク(Jan Bart van Beek)氏は,Lost Boys Games時代の1999年から在籍する古参メンバーの1人だ。記事の中でファン・ベーク氏は,Guerrilla Gamesのターニングポイントになったのは,「KILLZONE SHADOW FALL」(2013年)をリリースしたあとの決断だったという。
「KILLZONE」シリーズ6作目となる「KILLZONE SHADOW FALL」は,PlayStation 4のローンチタイトルとして200万本以上のセールスを記録したが,彼らはその後,シリーズから遠ざかり,新たなプロジェクトに取りかかることになる。その決断については,社内で相当の議論になったそうだ。
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新しいプロジェクトとは,もちろん「Horizon Zero Dawn」だが,ファン・ベーク氏らは「原始人がロボットと戦うというコンセプトは,幼稚過ぎると思われるかもしれない」と心配していた。そのため,アナウンストレイラーが初公開されたE3 2015のカンファレンス会場での熱狂的な反応には,圧倒されたという。
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記事では,「Horizon Forbidden West」が800万本の売上を記録したことに加え,「ホライゾン」シリーズ累計で3270万本のヒットになったことも紹介されている。幹部の移籍に合わせて公開された情報では,「アーロイの次の冒険」と「オンラインプロジェクト」という2つ(または1つ)の最新プロジェクトがスタートしたことが言及されているが,現段階で詳細は不明だ(関連記事)。
ファン・ベーク氏は「これまで20年にわたり,我々の驚くような旅路に付き合ってくれたファンに感謝します。そして次なる20年に向けて」と記事の最後でコメントしている。Guerrilla Gamesの今後の活躍に期待したい。
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