舞台「幽☆遊☆白書」其の弐が本日開幕！　ゲネプロ公演のオフィシャル写真が公開に

　本日（2020年12月5日），舞台「幽☆遊☆白書」其の弐の幕が開いた。

　品川プリンスホテル ステラボールでの東京公演を皮切りに，12月18日から大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール，12月23日から京都・京都劇場での公演が予定されている。また，本公演は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け，すでにチケットを購入済みの人全員を対象に，希望者には配信振り替え対応などを行っている。

舞台「幽☆遊☆白書」其の弐 公式サイト

　本公演は，1990年から1994年にわたり週刊少年ジャンプ（集英社）にて連載され，コミック累計発行部数が5000万を超える冨樫義博氏の同名漫画を原作とした舞台作品の2作目だ。2019年8月から上演された前作，舞台「幽☆遊☆白書」其の壱では，主人公の浦飯幽助が“魔界探偵”となるまでが描かれていたが，今作は「其の弐」とあるように，その続きの物語が展開される。


　前作同様，浦飯幽助役を崎山つばささん，桑原和真役を郷本直也さん，蔵馬役を鈴木拡樹さん，飛影役を橋本祥平さん，コエンマ役を荒木宏文さんが演じる。さらに，今作で浦飯幽助たちの前に立ちはだかる存在として，木津つばささん（朱雀役），榎木智一さん（青龍役），荒木健太朗さん（左京役），片山浩憲さん（戸愚呂弟役），中河内雅貴さん（戸愚呂兄役）がキャスティングされている。このほか，雪村螢子役の未来さん，ぼたん役の平田裕香さん，幻海役のエリザベス・マリーさん，雪菜役の田上真里奈さんが脇を固める。

　本稿では，12月4日に行われたゲネプロ公演での公式写真を掲載するが，写真だけでもネタバレになるかもしれないので，これから観に行く人は注意してもらいたい。

■舞台「幽☆遊☆白書」其の弐 あらすじ
霊界探偵として蘇った浦飯幽助は、人間界と霊界の平和を守るため、桑原、蔵馬、飛影という頼もしい仲間と共に次々と現れる凶悪な妖怪たちを倒していく。
そんな彼らの前に、因縁めいた強敵が立ちふさがり―
人間界・霊界・魔界、次々と舞台を変えながら、徐々に激しさを増していく戦い、
深まっていく物語の先にあるものは…。

　ちなみに本舞台は，コエンマがこれまでの幽助たちの活躍を映像を見ながら振り返る，という前作と同様の設定で進んでいく。そのため，基本は原作のストーリーにそって展開されるものの，「今の早すぎて見えなかった……」とコエンマが映像を停止して巻き戻し，コマ送りにして戦闘シーンを見るなど舞台ならではのシーンも登場する。また，原作ストーリー上の大事な部分である幻海との修行をダイジェストで紹介するなど，大人の事情でカットせざるをえないシーンも，この設定をうまく利用して回収している。

　と，コミカルな部分は多いが，敵との戦いは真剣そのもの。大がかりなセットやプロジェクションマッピングを駆使し，原作さながらの迫力あるシーンが再現されている。そして何より，キャラクターを演じるキャスト陣が今回も魅せてくれた。幽助は軽いがいざというときはかっこよく，桑原はすごく暑苦しい（褒めてる），鞍馬は優雅で美しく，飛影はクール＆かわいい。そんな彼らの活躍をまだ観たことがない人は，発売中の舞台「幽☆遊☆白書」其の壱のBlu-ray＆DVDをチェックしておこう。なお，本公演のBlu-ray＆DVDは2021年5月26日に発売予定だ。

舞台「幽☆遊☆白書」其の弐 公式サイト

舞台「幽☆遊☆白書」其の弐 Blu-ray＆DVD詳細ページ

■舞台「幽☆遊☆白書」其の弐 公演概要

＜日程／会場＞
東京公演：
　2020年12月5日(土)〜12月15日(火)／品川プリンスホテル ステラボール
大阪公演：
　2020年12月18日(金)〜20日(日) ／COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
京都公演：
　2020年12月23日(水)〜30日(水) ／京都劇場

＜キャスト＞
浦飯幽助：崎山つばさ
桑原和真：郷本直也
蔵馬：鈴木拡樹
飛影：橋本祥平
雪村螢子：未来
ぼたん：平田裕香
幻海：エリザベス・マリー
朱雀：木津つばさ
青龍：榎木智一
雪菜：田上真里奈
左京：荒木健太朗
戸愚呂弟：片山浩憲
戸愚呂兄：中河内雅貴
コエンマ：荒木宏文
中村哲人／秋山皓郎／安藤勇雅／高間淳平／田?直輝／田邊 謙／戸舘大河

＜スタッフ＞
原作：冨樫義博「幽☆遊☆白書」（集英社「ジャンプコミックス」刊）
脚本：伊藤栄之進
演出：伊藤栄之進／加古臨王／荒木宏文
主催：舞台「幽☆遊☆白書」其の弐製作委員会