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今回の訪問では,オフィスを案内してもらったほか,プレゼンテーションを通して,同スタジオの歩みやゲーム作りへの取り組みについて話を聞くことができた。
プレゼンテーションはクローズドな内容が多かったため詳しくは触れられないが,せっかくの機会なので,これまでの作品やスタジオの歴史を振り返りながら,Flying Wild Hogがどのようなスタジオなのかを紹介していこう。
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アクションゲームへのこだわりから始まったスタジオの歴史
Flying Wild Hogが設立されたのは2009年4月。CD Projekt REDやPeople Can Flyなどで経験を積んだ開発者たちが集まり,ワルシャワでスタートした。
2011年には,デビュー作となるFPS「Hard Reset」をリリース。サイバーパンクの世界観を舞台に,大量の敵を相手に激しい銃撃戦を繰り広げる作品で,開発には自社製の「Road Hog Engine」が用いられた。
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続く2013年には,Devolver Digitalと組んで,1997年に登場したFPS「Shadow Warrior」のリブート作品を開発。銃撃と刀による近接戦闘を組み合わせたアクションが特徴で,その後も2016年に「Shadow Warrior 2」,2022年に「Shadow Warrior 3」を送り出している。
こうして作品を重ねる一方,2016年にはクラクフ,2018年にはジェシュフにも開発拠点を開設した。ワルシャワから始まったスタジオは,ポーランド国内の複数都市に拠点を持つ開発会社へと成長していく。
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その歴史を振り返ると,一貫しているのはアクションゲームへの強いこだわりだ。Flying Wild Hogは公式サイトでも,スピード感のあるアクションや型にはまらないゲーム作りをスタジオの特徴として掲げている。
もっとも,手がけてきた作品はハイスピードなFPSだけではない。
たとえば2022年には,「Shadow Warrior 3」に加え,見下ろし型のルートシューター「Space Punks」,日本の時代劇映画に影響を受けた剣戟アクション「Trek to Yomi」,西部劇と吸血鬼を組み合わせた「Evil West」という,それぞれ異なる個性を持つ4作品を展開している。
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「Space Punks」は早期アクセスからオープンβテストへ移行した作品であり,ほかの3作品とは提供形態も異なるが,こうした多彩なタイトルを近い時期に送り出していることからも,複数の開発プロジェクトを動かせるスタジオの幅広さがうかがえる。
世界観やゲームシステムが違っても,キャラクターを動かし,戦うことの面白さを追求する姿勢は共通している。長年培ってきたアクションゲーム作りの経験を,さまざまなジャンルや表現に生かしてきたのだろう。
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実際に訪れたオフィスも印象的だった。こちらの記事でも触れているように,Flying Wild Hogのワルシャワスタジオは家族的な社風を大切にしている。オフィスの壁には,ゲームのマスターアップやゲームショウへの参加,社内パーティーなど,さまざまな節目に撮影された集合写真が一面に飾られていた。そこからは,スタッフたちがともに積み重ねてきた歴史が伝わってくる。
また,案内してくれたスタッフも皆気さくで,訪問者を温かく迎えてくれた。社内を回りながら交わした何気ない会話からも,その親しみやすい雰囲気が感じられた。
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[GDC 2019]「Shadow Warrior」シリーズのFlying Wild Hogに動きあり? GDC会場で首脳陣に話を聞いてみた
GDC 2019の会期中,「Hard Reset」や「Shadow Warrior」シリーズでコアなゲーマーにはお馴染みであろうポーランドのデベロッパ,Flying Wild Hogの開発メンバーに話を聞く機会があったので紹介しよう。年内には何らかの新作を発表できるかもとのことで,今後の動向に注目したい。
そんなFlying Wild Hogといえば,現在は「Tomb Raider: Legacy of Atlantis」の開発に携わっていることでも知られている。
1996年に発売された初代「Tomb Raider」をUnreal Engine 5で再構築する本作は,シリーズを長年手がけてきたCrystal Dynamicsとの共同開発タイトルで,Amazon Game Studiosがパブリッシングを担当する。
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設立以来,独自のアクションゲームを作り続けてきたポーランドのスタジオが,世界的な人気を誇る「Tomb Raider」,それも30年の歴史を持つシリーズの原点をよみがえらせる大作に携わっているのは興味深い。
これまでに培ってきたアクションゲーム作りの経験が,ララ・クロフトの冒険にどのように生かされるのか。今回のスタジオ訪問を経て,その仕上がりがさらに楽しみになった。
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