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[GDC 2019]「Shadow Warrior」シリーズのFlying Wild Hogに動きあり? GDC会場で首脳陣に話を聞いてみた
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印刷2019/03/25 19:55

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[GDC 2019]「Shadow Warrior」シリーズのFlying Wild Hogに動きあり? GDC会場で首脳陣に話を聞いてみた

画像(005)[GDC 2019]「Shadow Warrior」シリーズのFlying Wild Hogに動きあり? GDC会場で首脳陣に話を聞いてみた
 GDC 2019の会期中,「Hard Reset」「Shadow Warrior」シリーズでコアなゲーマーにはお馴染みであろうポーランドのデベロッパ,Flying Wild Hogの開発メンバーに話を聞く機会があったので紹介しよう。

 ちょうど10年前の2009年にワルシャワで設立されたFlying Wild Hogは,美しいグラフィックスにこだわった自社ゲームエンジン「Road Hog Engine」を武器に,2011年にサイバーパンクFPS「Hard Reset」を発表。2013年にはDevolver Digitalと提携して「Shadow Warrior」のリブート作品をリリースし,続編となる2016年の「Shadow Warrior 2」PC / PS4 / Xbox One)と合わせて,高い評価を獲得している。クラシカルなスタイルのゲームながら,とにかくスピード感のあるアクションにこだわっている印象で,自分達の信じるゲームを作り続けているあたり,時代に流されることのない職人気質を感じるデベロッパである。

スピーディなアクションがトレードマークの「Shadow Warriors 2」は,Steamで9/10,Googleのナレッジパネルでは94%とファンから高い評価を得ている
画像(001)[GDC 2019]「Shadow Warrior」シリーズのFlying Wild Hogに動きあり? GDC会場で首脳陣に話を聞いてみた

 そんなFlying Wild Hogが2019年3月14日,イギリスを基盤とする投資会社SuperNova Capitalに買収されたというニュースが報じられた。
 SuperNova Capitalは,「Wolfenstein: Enemy Territory」「Brink」で名を馳せたデベロッパ,Splash Damageの創業者であるPaul Wedgewood(ポール・ウェッジウッド)氏が設立した投資会社であり,Flying Wild Hogの買収額は明らかにされていないものの,同社は即日でポーランド南部のジェシュフに新しいオフィスを設立したという。

画像(003)[GDC 2019]「Shadow Warrior」シリーズのFlying Wild Hogに動きあり? GDC会場で首脳陣に話を聞いてみた

 この買収について,Flying Wild HogのCEOであるMichal Szustak(ミハル・シュスタック)氏とチーフ・クリエイティブオフィサーのPawel Libiszewski(パヴェル・リビスズウスキ)氏に話を聞いてみたところ,その決断の理由は同社が直面している開発規模の拡大にあったという。

「第2オフィスをクラクフに構えた2015年には,開発チームは120人規模になっていました。我々はこれまで,自分達の信じるゲームを開発することで成果を残してきた。しかしこの規模になると,昔ながらのゲーム作りに専念することはできません。とくに我々幹部は,ビジネス面での負担を強いられるようになりました」(Szustak氏)
「そのために,我々のような生粋のクリエイターが,ゲームの企画や開発に時間を割けなくなるというジレンマに陥っていたのです」(Libiszewski氏)


Flying Wild HogのCEOであるMichal Szustak氏(左)と,CCOのPawel Libiszewski氏(右)
画像(002)[GDC 2019]「Shadow Warrior」シリーズのFlying Wild Hogに動きあり? GDC会場で首脳陣に話を聞いてみた

 さらに先日ジェシュフに新設された3つめのオフィスには「Sniper: Ghost Warrior」「Lords of the Fallen」に関わったメンバー30人が合流。今や180人という大所帯となった。次の作品を生み出すためにも,SuperNovaの資本介入は欠かせないという。

「難しい決断を迫られる中で,SuperNovaは我々にとって非常に有益な提案をしてくれました。なにより,投資家が元ゲーム開発者なのですから,我々の苦労も知っているはずです。我々のゲーム開発への思いを共有できると考えました」(Szustak氏)

 さらにSzustak氏は投資会社の傘下となってもFlying Wild Hogの企業文化に大きな変化はないと断言する。「Shadow Warrior」シリーズのパブリッシャであるDevolver Digitalとの関係も依然として友好的だといい,今後も広報や販売の分野で協力していくと話していた。
 一方,ゲーム開発についての話題では,次の作品ではUnreal Engineを採用することがLibiszewski氏の口から明かされた。これまで頑なに自社エンジンによる開発を守ってきたFlying Wild Hogだが,開発リソースの面で,もはや外部のエンジンに太刀打ちできなくなってきたのだとか。ただゲームデザインの面では妥協せず,少なくともワルシャワ本部の開発チームでは,これまでどおりの“オールドスクール”なアクションゲームを作っていくとのことだった。

「バトルロイヤルとかサバイバルアクションがはやっているから,VRなどの新しい分野が出てきているからと言って,飛びつこうとは考えていません」(Szustak氏)

 具体的な新作の内容について聞くことはできなかったが,多くの人が期待するのは,やはり「Shadow Warriors」の第3弾だろう。Libiszewski氏も「もしShadow Warriorの新作が開発されているとすれば,前作から3年が経っていますからいい頃ですよね」と思わせぶりな発言をしていたので,期待が高まる。
 またワルシャワ,クラクフ,ジェシュフの3つの開発チームはそれぞれ独立して異なるプロジェクトを手がけているそうなので,同社の新作が今後続々と発表される可能性もありそうだ。

「次世代ではなく,まだ現世代向けのゲーム開発をしています。ひょっとしたら6月のE3 2019,もしくは8月のgamescom 2019あたりに,またお会いできるかもしれませんね」(Szustak氏)

過去10年間,新たに入社するメンバーはいても,出ていく人は少ないという家族的な社風を大切にするというFlying Wild Hogのワルシャワスタジオ。画像は「Shadow Warrior 2」マスターアップ時の集合写真だとか
画像(004)[GDC 2019]「Shadow Warrior」シリーズのFlying Wild Hogに動きあり? GDC会場で首脳陣に話を聞いてみた

Flying Wild Hog公式サイト(英語)

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