スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
スマートフォン向けのゲームには,脱出型アドベンチャーが数多くリリースされているが,今回取り上げるiOS向けアプリ「
監獄脱出少女 Lie (HD)」もそのひとつである。監視カメラを通じて監獄の中にいる少女へ指示を出し,脱出できるように導くという,一風変わった本作。大ヒットを記録した映画「
SAW」や「
Cube」を連想させるような,限定されたシチュエーションでの謎解きが楽しめるのだ。
本作は,無料でダウンロードできるタイトルなのに,なんと少女のセリフがすべてフルボイス! 声があるとないとでは,没入感も段違いだ
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地震の影響でクルマが故障し,助けを求めるため奇妙な建物へと足を踏み入れた主人公は,建物の一室で,監視カメラの映像が映されたモニターを発見する。映し出されていたのは,鬱屈とした監獄にたたずむ少女。少女に話を聞くと,誘拐されて閉じこめられたという。誘拐犯の男は地震によって気を失っており,監視カメラの真下,監視カメラの映像では確認できない死角に倒れているらしい。そんな少女を,男が目を覚ます前に
監獄から脱出させるというのが,本作の目的となる。
タイトルの「Lie」は,おそらく誘拐されたこの少女の名前である「理恵」のことだろう。なぜ彼女は誘拐されたのか? そして彼女の正体は?
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本作では,監視カメラの映像を頼りに気になる場所をタップし,アイテムや情報を得ながら仕掛けを解いていくことになる。また,監視カメラは監獄の左側と右側しか映せない。監視カメラの向きは監視カメラのアイコンをタップすると切り換えが可能だ。
アイテムはタップすると赤い枠で囲まれるので,この状態になれば使用できる
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監視カメラ越しという設定なので,主人公が直接アクションを行うことはできず,調べたい場所をタップすると,そこへ理恵が移動して何があるかを教えてくれる仕組みになっている。まずは,床や机,そして壁など,怪しいと思った場所をとにかくタップしていくといい。とはいえ,狭い監獄なので,すぐに調べ尽くしてしまうかもしれないが,入手したアイテムを,さまざまな場所で使ってみると,新たな発見ができるだろう。そうやって少しずつ仕掛けを解いていけばいい。
本作で注意したいのは,すべての場所を手当たり次第調べていく
「総当たり式」だと絶対に解けない仕掛けが存在している点だ。机や壁にあるヒントを頼りにしっかりと謎を解いていかなければならず,ときには直感も必要となる。
調べられる場所が少ないので,必然的に謎を解くための手がかりもかなり少なく,手がかりや暗号を見つけたとしても,それがそのまま正解に直結しているわけではないので,相当考えないと謎が解けない。
手がかりが意味するものとは何か,頭をフル回転させて謎解きに挑もう。通常と違う状況が生まれたときは,しばらく観察してみるのも大事だ
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スマートフォンで遊べる脱出型アドベンチャーの中でも,本作は,相当に難度が高く,それだけに仕掛けが解けたときの爽快感は格別だ。
文字や数字の順番,配列,言葉の意味など,数少ない手がかりをさまざまな角度から分析し,解明していかなければならないため,謎解きに自信がある人にはピッタリの作品といえるだろう。
ちなみに,仕掛けが異なる「
Another Room」という監獄が85円(税込)の有料アドオンとして用意されているので,クリアできた人はこちらにチャレンジしてみるといいかもしれない。また,謎解きのヒントも販売されているので,どうしても解けないときには,ヒントに頼ってみるのもひとつの手だ。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。