「ウィッチャー」シリーズや「サイバーパンク2077」のスタッフが，新会社BLANK.Game Studiosを設立。新作はポストアポカリプスもの

　CD PROJEKT REDで「ウィッチャー」シリーズや「サイバーパンク2077」などを手がけたクリエイターたちによるデベロッパ，BLANK.Game Studiosの設立が発表された。同社が開発しているタイトルの情報も公開されている。

　同社公式サイトの情報によると，設立者となっているのはMateusz Kanik氏，Jędrzej Mróz氏，Marcin Jefimow氏，Mikołaj Marchewka氏の4人。Kanik氏，Mróz氏，Jefimow氏の3人は前述した通り，CD PROJEKT RED時代には「ウィッチャー」シリーズや「サイバーパンク2077」などの中心メンバーとして活躍した。Marchewka氏にもかつて別のデベロッパを設立し，CEOを務めた経歴を持っており，いずれも経験豊富なベテランのメンバーと言えそうだ。

　そんなBLANK.Game Studiosが現在開発している新作は，ポストアポカリプスを題材にした，キャラクター主導の物語を描くものになるという。かつて大作を手がけてきたメンバーだが，この新作では，「ユニークさ」や「感情」といったシンプルな目標を定めて開発しているとのこと。

　公開されたキービジュアルは，主人公らしき人物が荒廃した世界で車を走らせているもの。その人物は笑顔を浮かべていて，一見平和な雰囲気だが，手前に置かれたバットは，おそらく野球ではなく戦闘用だろうと感じさせる。


　新作についてこれ以外の情報は明かされていないが，名作を手がけたスタッフがどんなタイトルを作り上げるかに注目だ。

BLANK.Game Studios公式サイト