レトロな雰囲気のダークファンタジーFPS「GRAVEN」の製品版がリリースに。ローンチトレイラー公開

　ゲームパブリッシャの3D RealmsとFulqrum Publishingは本日（2024年1月24日），デンマークのSlipgate Ironworksが開発したPC向けタイトル「GRAVEN」の製品版をリリースしたと発表し，ローンチトレイラーを公開した。Steamのほか，Epic Gamesストア，GOG.comで購入が可能で，日本語にも対応しているという。価格は2800円（税込）だが，SteamとGOG.comでは現在，15％オフの発売記念セールを実施中だ。


　「GRAVEN」は，2021年5月にSteamでアーリーアクセス版がリリースされた一人称視点のアクションゲームだ。プレイヤーは，冤罪によって国外追放になり，死を迎えたのちに謎の力によって生き返った教団の司祭として，教団の腐敗を浄化し，世界を救うために戦うというダークファンタジーが描かれる。


　グラフィックスの雰囲気は「1990年代のFPS」といったところで，魔法の杖と謎の本を手に，迫ってくる敵を打ち倒し，マップを探索してパズルを解き，ゲームを進めていくというシンプルな内容から，しばしば，1997年にリリースされたダークファンタジーFPS「Hexen II」の精神的な後継作品と評される。開発には，「Duke Nukem 3D」「Half-Life」などでキャラクターデザインを担当したChuck Jones氏も参加しているとのこと。


　約3年間にわたるアーリーアクセス期間を経て，いよいよ製品版に移行した「GRAVEN」。バージョン1.0のリリースにあたっては，「The Granite Watch」と「The Subnatural Desert」という，2つの新しいゾーンが導入されたほか，武器や呪文の追加など，アーリーアクセス版の2倍以上のコンテンツを誇る。また，最大8人のプレイヤーが参加するCo-opも用意されたという。