タワーディフェンスやクラフティングなど，いろいろな要素を盛り込んだ「The Front」のアーリーアクセス版がリリースに

　Samar Studioは，同社のデビュータイトルである「The Front」のアーリーアクセス版をSteamとEpic Gamesストアでリリースし，ローンチトレイラーを公開した。価格は2800円（税込）だが，現在，20％オフの発売記念セールが行われている。アーリーアクセス版は日本語にも対応しているとのこと。

「The Front」公式サイト

　「The Front」の舞台となるのは，文明が崩壊し，専制的な帝国が支配する未来の地球だ。帝国は監視装置や高度な技術を駆使して人々を監視するという過酷で抑圧的な政治を行っており，市民の自由や信仰は奪われている。プレイヤーは，帝国に反旗を翻したレジスタンス戦士として過去に送り込まれ，探索によって得られる資源を集めて基地を建設し，迫ってくるモンスターを撃退しつつ，農業を行って食物を確保したり，さまざまな乗り物を生産したりしていく。


　アーリーアクセス版のリリースに合わせて，ヨーロッパと北米，アジアで公式サーバーが稼働を開始しており，シングルプレイとオンラインのマルチプレイモードをサポートしている。また，自分のPC上にプライベートサーバーをセットアップできるほか，選択したプロバイダからサーバーをレンタルすることも可能であるなど，サーバー設定用ツールも充実している印象だ。公式PvPサーバーでは，45日ごとにデータ消去が行われるとのこと。


　さらに，今後3年間にわたるロードマップも発表されており，最初の年には新機能やストラクチャ，乗り物，装備，NPCなどを追加する予定になっている。将来的にはSteamワークショップへの対応を行い，改造ツールや新モード，マップなどを実装していくという。アーリーアクセス期間は，約12か月が予定されている。