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ついに登場したAndroid XRデバイス「XREAL AURA」を体験。Google製アプリは使いやすいが,それ以外のアプリはまだ課題も
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印刷2026/11/02 21:22

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ついに登場したAndroid XRデバイス「XREAL AURA」を体験。Google製アプリは使いやすいが,それ以外のアプリはまだ課題も

 2026年11月2日,XREALは,Android XR対応のXRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)「XREAL AURA」の一般向け予約受付を開始した。国内での発売は11月27日14時の予定だ。

画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / ついに登場したAndroid XRデバイス「XREAL AURA」を体験。Google製アプリは使いやすいが,それ以外のアプリはまだ課題も

 価格は,メインメモリ容量12GB,内蔵ストレージ容量256GBモデルが22万9800円(税込,以下同),メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量512GBモデルが26万9800円。
 全額前払いの一般予約で注文した場合,2万9900円のキャッシュバックを受けられるので,256GBモデルなら19万9900円で購入できる。

 また同時に,純正のXREAL AURA用Bluetoothキーボード「XREAL ワイヤレスキーボード」(1万2980円)と,Bluetoothゲームパッド「XREAL ゲームコントローラー」(1万8890円)の予約受付も開始している。
 これらをXREAL AURAとセットにしたバンドルモデルもラインナップしている。

XREAL ワイヤレスキーボード(左)と,XREAL ゲームコントローラー(右)
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 2026年10月8日,XREALは,「Android XR」対応のXR HMD「XREAL AURA」の価格を発表するとともに,予約パス購入者向けの支払い手続きを開始した。下位モデルの税込直販価格は22万9800円。一般向けの注文受付も,今後数週間以内に開始するとのことだ。

[2026/10/08 12:18]

 同日,東京都内で行われた製品発表会で,XREAL AURAの実機を体験したので,写真を中心に紹介しよう。

XREAL AURA
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / ついに登場したAndroid XRデバイス「XREAL AURA」を体験。Google製アプリは使いやすいが,それ以外のアプリはまだ課題も

専用キャリングケースも付属する
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 既報のとおりXREAL AURAは,3基のカメラを搭載するビデオグラス(サングラス型ディスプレイ)とAndroid XRを実行するコンピュートパックをセットにしたXR HMDだ。

XREAL AURAの前面。グラスの中央と左右端に,外界認識用のカメラがある
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顔にかける側から見たXREAL AURA。レンズ上側の黒い部分に,ソニー製のマイクロ有機ELパネルが入っている
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レンズ部分を下側から。レンズにはけっこうな厚みがある。映像を表示していないときは前方が見えるが,かなり暗くなる
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右のテンプル(つる)の上下にボタン類を備えているのは,XREAL製ビデオグラスと同じだ
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 グラス本体とコンピュートパックは,USB Type-Cケーブルで接続する仕組みで,コンピュートパック内のバッテリーで動作する。

コンピュートパック。大きさは6.5インチ級のスマートフォンくらいだが,公称本体重量は約265gとやや重い
画像ギャラリー No.009のサムネイル画像 / ついに登場したAndroid XRデバイス「XREAL AURA」を体験。Google製アプリは使いやすいが,それ以外のアプリはまだ課題も

 XREAL AURAでできることは,主に以下の3点だ。

  • Android XR用アプリの実行
  • Android用アプリの実行
  • PCやゲーム機の映像と音声の視聴

 グラス本体に取り付けられた複数のカメラを使って,ユーザーの手の動きを認識できるので,ジェスチャでOSやアプリを操作できる。ジェスチャ操作に適さないアプリの場合は,コンピュートパックの天面がタッチパッドになっているので,スマートフォンのようにタッチでも操作できる。
 また,ベースがAndroidなので,Android対応のBluetooth接続キーボードやマウス,ゲームパッドも基本的に利用できるはずだ。

 さらに,GoogleのAI機能「Gemini」も利用可能で,音声でGeminiに命令できる。また,カメラとジェスチャを組み合わせて,ユーザーが見ているものを指で囲むと,それを検索するといった使いかたも可能だ。

 コンピュートパックにPCやゲーム機を接続すれば,それらの映像と音声を,目の前に広がる大画面で視聴できる。この点は,これまでのXREAL製ビデオグラスと変わらない。

コンピュートパックには,充電および外部機器接続用のUSB Type-Cポート(写真左)と,グラス本体を接続するUSB Type-Cポートがある(写真右のケーブルで隠れているところ)
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コンピュートパックの右側面。左は音量調整ボタンらしきボタンで,その隣が指紋認証センサー付き「電源/スリープ」ボタン,右端のメッシュは通気孔だ
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 Android XRに対応しているので,スマートフォンのようにひとつのアプリを使うだけでなく,複数のアプリを仮想空間上に並べ,並行して使える「空間コンピューティング」を実現できるのが,XREAL AURAの大きな特徴だ。
 たとえば,中央にプレイ中のゲームを表示しながら,右側に「Discord」を表示してフレンドとチャットしつつ,左に「Chrome」を表示して攻略をチラ見するといった使い方が,仮想空間上で可能になる。

 また,Google製のAndroidアプリも,Android XR対応が進められている。とくによくできているのが,今回体験できた「YouTube」アプリだ。眼前の中央に映像を表示しながら,左には小さなウィンドウで動画の概要を,右にはおすすめ動画一覧を,下には動画の再生コントロールを表示できる。
 もちろん操作は手によるジェスチャだけで可能だ。

 「Googleマップ」もAndroid XR版があり,視野全体に立体的な地図を表示するとなかなかの迫力があった。こちらもジェスチャだけで地図を動かしたり,回転させたり,拡大したりといった操作をスムーズに行える。
 全体的に,Google純正のAndroid XRアプリは,ジェスチャでも簡単に操作できて使いやすく思えた。

 気になったのは,Googleの純正アプリ以外は,まだ出来に問題があるという点だ。
 体験会場ではいくつかのゲームやエンターテインメントアプリを試せたのだが,Meta Questシリーズ用のアプリを移植したものは,まだAndroid XRのジェスチャ操作に最適化できていないようだった。
 そのため,OS側が認識している手の動き(※画面上で確認できる)をアプリが正常に取得できなかったり,手の動きをおかしな角度で認識したりと問題が多く,思わず「これはゲームパッドで操作したほうがマシですね」と,辛辣な言葉が出てしまうほどである。

 今回の発表会は,体験時間が限られていたうえ,XREAL AURAの展示機にあらかじめ用意されたアプリを使えるだけだったので,たとえば既存のAndroidアプリやゲームを動かすとどうなるのか,複数アプリのマルチウィンドウ動作はどうかといったことは試せなかった。
 PCと接続してのマルチディスプレイ表示や,仮想空間内の任意の位置にPCのウィンドウを配置する空間コンピューティング的な使い方ができるのかも確認できなかった。

 可能性に満ちたデバイスではあるので,4Gamerでも機材を借りてテストしたい。


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