Raw Furyは,ノルウェーのKrillbite Studioが開発したアドベンチャーゲーム
「Mosaic」の
PC版と
Mac版,Linux版を,Steam(
リンク)とGOG.com(
リンク)で米国時間の2019年12月5日にリリースした。参考までに,Steamでの価格は2050円(税込)で,インタフェースと字幕が日本語対応。
なお本作は「
Apple Arcade」先行でリリースされているほか(
関連記事),コンシューマ機向けにも海外で2020年第1四半期に登場する運びとなっている。
Mosaicの主人公は,人と人とのつながりがゆるい大都市で,毎日ロボットのように同じ生活を続ける青年だ。朝起きて身支度をすると時刻どおりに出勤し,職場ではコンピュータの前で与えられた仕事をこなし,ノルマが終わるまで残業するという毎日。趣味といえばスマホのゲームぐらいだが,そこにさえ会社から細かいメールで指示が送られてくる。いわゆるブラック企業に勤める,退屈な生活を送る男だ。
そんな生活を続けたせいか,彼は現実に目を向けると時折妄想を見るようになる。そして,いつもと異なる行動をとってみることで,徐々に日々の退屈が崩れて新たな視界が開けていく。忙しい毎日を送っている人なら共感しやすいテーマのゲーム,といったところだろう。
ゲームの基本的なグラフィックスはモノトーンでまとめられ,キャラクターなどをローポリゴン風に表現することで,都会に住む孤独な,大人っぽい生活が表現されている。そこに,すっと黄色やオレンジといった色を入れて
温かみを感じさせるという演出が秀逸だ。世界をじっくりと観察できる
スローペースなゲームなので,多くのゲーマーにアピールするだろう。
なお,ゲーム内ゲームとして登場する“くだらない”早押しゲーム
「BlipBlop」がスマホ向けの無料アプリ「Mosaic: BlipBlop」として公開されているので,気になる人はダウンロードしてみるといいだろう(
関連リンク)。