10周年を迎えた「ツムツム」が今もなお，日本を代表するモバイルパズルゲームのポジションを不動のものに。Sensor Towerブログ最新エントリ

　さまざまなデータや分析環境を提供するSensor Towerによると，LINEヤフーが提供している「LINE：ディズニー ツムツム」（iOS / Android。以下，ツムツム）が，2014年1月のリリースから10周年を迎えた今もなお，日本を代表するモバイルパズルゲームのポジションを不動のものにしているという。

Sensor Towerブログ「2024年1月に10周年を迎えたツムツムの収益・ダウンロード数が上昇、同月の日本のモバイルゲーム全体のMAUでも2位に大きく差をつけてトップに」エントリ

　Sensor Towerのデータによると，ツムツムは2024年1月に前年同月を大きく上回る高いMAU（Monthly Active Users，月間アクティブユーザー数）を記録したとのこと。ツムツムのMAUは日本のモバイルゲーム全体を見ても際立っており，2024年1月において2位の「モンスターストライク」に大きな差を付けてトップになっている。


　これは2023年12月から実施された10周年記念イベントやTVCM効果，さらに2024年1月1日から行われた映画ムーランとのコラボレーション，新たなセットツムの追加など，多数の展開によるものだとSensor Towerは推測している。また，ディズニーキャラクターへの好意が世代を超えて受け継がれていることも示していると分析する。

　ツムツムの成長は，2024年1月の日本におけるモバイルパズルゲームの収益を見ても分かるという。ツムツムの収益はトップだが，収益成長量も2位の「妖怪ウォッチ ぷにぷに」に1.3倍以上の差をつけて1位になっている。また，2024年1月の日本のモバイルゲーム全体における収益成長量でも，ツムツムは「ONE PIECE バウンティラッシュ」に続く2位になったという。


　さらに，2023年第4四半期における日本のApp Storeの継続率では，妖怪ウォッチ ぷにぷにや「ロイヤルマッチ」「LINE：ポコポコ」など比較対象のモバイルゲームよりも高いことが分かる。これは，やめ時が分からなくなるゲーム性のほかに，プレイに必要なハートを送り合う機能やランキング要素をはじめ，コミュニケーションツール「LINE」との連携が人気の後押しをしていると考えられるとのことだ。


※記事内の画像はSensor Towerブログより

「LINE：ディズニー ツムツム」ダウンロードページ

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