「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chernobyl」とS.T.A.L.K.E.R.シリーズ従来作のグラフィックスを比較するムービーが公開

　日本時間の2021年6月14日に配信されたオンラインイベント「Xbox & Bethesda Games Showcase」で新情報が公開された「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chernobyl」（PC / Xbox Series X。以下「S.T.A.L.K.E.R. 2」）は，2007年にウクライナのGSC Game Worldがリリースした「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」に始まるシリーズの最新作だ。

「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chernobyl」
公式サイト

　さまざまなゲームタイトルの新旧グラフィックスを比較するCandylandのYouTube公式チャンネルが，そんな「S.T.A.L.K.E.R. 2」とシリーズ従来作のグラフィックスを比較するムービーを公開した。

　映像では，「S.T.A.L.K.E.R. 2」と，「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」および，2008年のシリーズ第2弾「S.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky」，そして2009年の「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」との比較が行われている。まだ製品版が発売されていないため，この先，変化する可能性もないではないが，シリーズ最新作のグラフィックスが大幅に進歩していることが確認できる。


　ちなみに，シリーズ従来作はGSC Game Worldが独自に開発したゲームエンジン「X-Ray Engine」が使われているのに対して，「S.T.A.L.K.E.R. 2」では「Unreal Engine 4」の使用が発表されている。HDRレンダリングやソフトシャドウ処理，法線マッピングなどを備えた「X-Ray Engine」は，当時としては，かなり優秀なエンジンだった。

　チェルノブイリ原発事故のあと，2006年に起きた2度めの爆発事故後に出現した「ゾーン」は，狂暴なミュータントや致死的なアノマリーなど，超自然現象が荒れ狂う立ち入り禁止地帯だ。そんなゾーンの中心に足を踏み入れ，さまざまなミッションに挑むという「S.T.A.L.K.E.R. 2」の発売は，2022年4月28日が予定されている。

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