Razer，実況配信向けキーパッド「Stream Controller」を発表。タッチ液晶ボタンやダイヤルを備えた外付け入力デバイス

　北米時間2022年7月14日，Razerは，機能割り当てをカスタマイズ可能なタッチスクリーンボタンやダイヤルを備えた実況配信者向けキーパッド「Razer Stream Controller」（以下，Stream Controller）を発表した。Razer直販サイトにおける税込価格は3万9800円である。なお，発売日は明らかになっていない。

Stream Controller

　Stream Controllerは，中央にタッチ操作可能な液晶ディスプレイがあり，左右にはそれぞれ3つずつ，計6つのダイヤルが，手前側には8つのボタンを備えたキーパッドだ。OBS StudioやYouTube，TwitchやDiscordなど，ゲーム配信やボイスチャットで使うメジャーなアプリケーションの操作に対応しており，それぞれのボタンやダイヤルに機能を割り当てて操作できる。
　中央にある4×3個のタッチボタンは，割り当てる機能に合わせて表示するアイコンを変更できるという。アイコンはプリセットのものを使うだけでなく，ユーザーが自作もできる。タッチボタン表示するアプリや機能を切り替えることもできるので，ボタン数よりも多くの機能を割り当てて，切り替えながら使うことも可能だ。


　Stream Controllerは，クリエイター向けのキーパッドや入力デバイスを手がけるLoupdeckの製品「Loupdeck Live」のRazer版といった製品で，Loupdeck製ソフトウェアとの互換性もあるそうだ。機能的には，Corsairの実況配信者向けキーパッド「Stream Deck」の競合製品といえようが，タッチボタンだけでなくダイヤルも備えているので，用途によってはStream Controllerのほうが使いやすいこともあるだろう。

RazerのStream Controller販売ページ

RazerのStream Controller製品情報ページ（英語）