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8K 60Hz表示に対応する「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.1」登場。Valve製VR表示補間技術対応もトピックに
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印刷2017/04/05 11:35

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8K 60Hz表示に対応する「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.1」登場。Valve製VR表示補間技術対応もトピックに

 北米時間2017年4月4日,AMDの新しい公式最新版グラフィックスドライバ「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.1」(以下,Crimson ReLive 17.4.1)がリリースとなった。WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版という扱いで登場した2017年4月版第1弾は,最新のVR(Virtual Reality,仮想現実)関連技術とディスプレイ技術へ対応すべく,機能拡張したものとなっている。

 すぐに入手したい人は下に示したリンクをどうぞ。なお,32bit版Windows 8.1用ドライバがリストにないのはミスではない。原稿執筆時点で32bit版Windows 8.1用の最新版は「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.1.2」のままである。

→64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.4.1
→32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.4.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 8.1用Crimson ReLive 17.4.1
→64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.4.1
→32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.4.1(※Radeon RX・Pro Duo・R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)

→ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.4.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson ReLive 17.4.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.1用Crimson ReLive 17.4.1
→ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.4.1
→ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson ReLive 17.4.1(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)

→4Gamerの最新ドライバリンクページ(※追って更新します)。

 「Display Driver Package」のバージョンは「17.10.1061-170331a-312788E-CrimsonReLive」。「16.60.2911.1011-170316a-312242E-CrimsonReLive」だった「Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.3.3」と比べると数字上はかなり大きなアップデートが入っているが,実際,以下のとおり新技術の対応が入っているので,見どころは十分にあると言い切ってしまっていいだろう。

  • DisplayPort 1.4 HBR3対応
    32.4Gbpsの転送速度を持つDisplayPort 1.3へ「Display Stream Compression」と呼ばれる非可逆圧縮モードを追加し(関連記事),最大で8K(7680×4320ドット)の60Hz表示を可能にする
  • Valveの「Asynchronous Reprojection」(アシンクロナスリプロジェクション,非同期再投影)対応
    いまレンダリングしたフレームと1つ前にレンダリングされたフレームとを比較して両者の間でどういう動きが生じたかを検出したうえで,1つ前にレンダリングしたフレームをもう一度,頭の移動方向に合わせてズラして表示させることで,見た目の描画を滑らかにする技術をRadeon RX 480およびRadeon RX 470で利用できるようになった

 ゲームへの最適化に関する項目は英文リリースノートになく,またバグフィックスの規模も小さいが,これだけ新要素が入れば,十分に目玉リリースと呼ぶことができそうだ。
 ドライバのアップデートは自己責任となるが,気になる項目があるなら,導入してみることを勧めたい。


#### 以下,英文リリースノートまとめ ####

●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.1の対応GPU
  • Radeon RX 400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
  • AMD FX APU with Radeon R7 Graphics
  • AMD A-Series APU with Radeon R8・R7・R6・R5・R4・R3 Graphics
  • Athlon/Sempron APU with Radeon R3 Graphics
  • AMD E-Series APU with Radeon R2 Graphics
(※Carrizoベースの「FX-8800P」「PRO A12-8800B」「PRO A10-8700B」「PRO A8-8600B」「PRO A6-8500B」「A10-8700P」「A8-8600P」「A6-8500P」は非対応。AMDはこれらのユーザーに対し,「Radeon Software Crimson Edition 15.12」を使うよう推奨している)


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.1が統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.3.3)
  • Display Driver Package:17.10.1061-170331a-312788E-CrimsonReLive(←16.60.2911.1011-170316a-312242E-CrimsonReLive)
  • Radeon Settings:2016.1121.1657.30480(←2017.0316.1721.29397)
  • 2D Driver:8.1.1.1599(←8.1.1.1591)
  • Direct3D:9.14.10.01261(←9.14.10.01249)
  • OpenGL:6.14.10.13474(←6.14.10.13469)
  • OpenCL:6.14.10.1347 (←21.19.525.258,※表示ミスが生じ,さらに文字化けも発生している)
  • Mantle:9.1.10.0189(←9.1.10.0179)
  • Mantle API:102400
  • Audio Driver:10.0.1.1
  • Vulkan Driver:1.5.0(←1.4.1)
  • Vulkan API:1.0.39(←1.0.37)


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.1における最適化
(※比較対象はRadeon Software Crimson ReLive Edition 17.3.3)
  • リリースノートに記載なし


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.1における新要素
・ディスプレイ接続周りの拡張
  • DisplayPort 1.4 HBR3に新規対応。デュアルケーブルによる8K 60Hz表示,シングルケーブルによる8K 30Hz表示が可能に

・Valveの「Asynchronous Reprojection」新規対応
  • Radeon RX 480およびRadeon RX 470を搭載するWindows 10環境でAsynchronous Reprojectionに対応

・Oculus VRの「Asynchronous Spacewarp」対応拡張
  • Radeon R9 FuryシリーズとRadeon R9 390シリーズ,Radeon R9 290シリーズでAsynchronous Spacewarp(ASW)に対応(※Radeon RX 400シリーズに向けてはRadeon Software Crimson Edition 16.10.1以降で対応済みとされている(関連リンク))


●Radeon Software Crimson ReLive Edition 17.4.1で解決した問題
  • FreeSyncが有効な環境でアプリケーションのボーダーレスウインドウ表示を行うと,ディスプレイがちらつくことのある問題
  • Radeon Settingsからドライバのアップデートを行うと,Radeon Settingsをインストールするところで動かなくなったり,応答しなくなったりすることのある問題
  • マルチGPU環境で「Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands」を実行すると,(シングルGPU構成時と比べて)フレームレートが低下することのある問題(※丸括弧内は筆者推測。おそらくこういうことだと思われる。原文は「Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands may experience poor Multi GPU scaling on some Multi GPU enabled system configurations.」)
  • XConnectが有効な環境でRadeon Softwareのアップデートを行った後,(切断処理なしに)XConnect接続ケーブルを引き抜くと,システムがハングすることのある問題(※丸括弧内は筆者推測。おそらくこういうことだと思われる。原文は「Sudden unplug of an AMD XConnect™ technology system after Radeon Software installation may cause a system hang.」)
  • 関連タイトル:

    AMD Software

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