今回のショーケースでは,GOGが長年取り組んできたクラシックゲームの保存・復刻に加え,プラットフォームの機能拡張やインディーゲームの支援など,今後の展開に関する発表が行われた。
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名作ゲームを過去のものにしない。ポーランドで訪ねた「GOG.com」が取り組む,ゲームを未来へ残すための仕事
名作ゲームを過去のものにしない。今のゲーム環境で遊べるようにし,未来へと残していく。その活動に取り組んでいるのが,ポーランド発のゲーム配信プラットフォーム「GOG.com」だ。ワルシャワのオフィスで同社の理念と取り組みについて話を聞いた。
まず,Electronic Artsとの協力により,「ウィングコマンダー」シリーズ関連6作品の記念版がリリースされた。
対象となるのは,「Wing Commander」「Wing Commander II」の35周年記念版と,「Wing Commander III: Heart of the Tiger」「Wing Commander IV: The Price of Freedom」「Wing Commander Prophecy」「Privateer 2: The Darkening」の30周年記念版だ。
バイクレースと乱闘を組み合わせたアクションレースゲーム「Road Rash」も,30周年記念版として登場する。
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なかでも「Wing Commander Prophecy」は,GOGのゲーム保存チームが復刻作業を主導。Electronic Artsが保管していた映像素材や,ファンコミュニティが制作したMODなどを活用し,映像表示の改善やゲームパッドへのネイティブ対応を実現している。
各記念版には改良版とオリジナル版がセットで収録されており,GOGで「ウィングコマンダー」関連作品を購入済みのユーザーには,対応する記念版が無料で提供される。
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ゲーム管理クライアント「GOG GALAXY」のLinux対応も発表された。2027年に登場予定の新バージョンでは,Windows版とMac版も刷新され,動作速度や使いやすさ,ゲームライブラリの表示などが改善されるという。
なお,GOG GALAXYの利用は引き続き任意で,従来どおりオフラインインストーラでゲームをダウンロードできる仕組みは維持される。
インディーゲームのパブリッシング事業「Retrovibe by GOG」も,タイトルラインナップとともにあらためて紹介された。
これは,GOGがインディーパブリッシャのRetrovibeと共同で展開する取り組みで,2026年10月29日に発表されたもの。クラシックゲームの影響を受けた作品を中心に,開発資金やマーケティング,PC・コンソール向けの展開,発売後のサポートなどを提供する。
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ショーケースでは,レトロFPS「Project Warlock: Lost Chapters」をはじめ,ターン制タクティクス「Shardpunk 2」,アクションアドベンチャー「The Looter」,サバイバルホラー「After Hell Freezes Over」,発売中のFPS「COP BASTARD」といった作品が紹介された。
新たなコミュニティ機能「GOG Social」も発表に。ゲームについてユーザー同士が交流するためのサービスで,スクリーンショットや動画の投稿,アンケート,スレッド形式の返信などに対応する。
ゲームタイトルのタグ付けやネタバレ防止機能も備え,アルゴリズムによるおすすめ表示に依存しない交流の場を目指すという。現在,クローズドベータテストへの参加登録を受け付けている。
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このほか,クラシックゲームを現行環境で遊べるようにする「GOG Preservation Program」の進捗も報告された。
100か国以上から1万人を超える支援者が参加。これまでに300作品以上を対象として,1700件を超える技術的な修正が実施されているという。コミュニティから要望が寄せられていたアクションRPG「Nox」も,動作上の問題を修正したうえで,新たに同プログラムの対象作品に追加された。
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初開催となった「GOG Showcase」では,こうしたクラシックゲームの保存活動から,新作ゲームの支援,プラットフォームの今後の展開まで,幅広い取り組みが紹介されている。イベントの模様はYouTubeでアーカイブが公開されているので,気になる人はチェックしてみよう。























