レトロでクトゥルフなFPS「Forgive Me Father 2」，アーリーアクセス版の配信を開始。ローンチトレイラー公開

　ゲームパブリッシャのFulqrumは本日（2023年10月20日），ポーランドのByte Barrelが開発する新作「Forgive Me Father 2」のアーリーアクセス版を，SteamとEpic Gamesストア，そしてGOG.comでリリースしたと発表し，ローンチトレイラーを公開した。Steamでの価格は2300円（税込）となっている。


　「Forgive Me Father 2」は，2022年にリリースされて評判となった「Forgive Me Father」の続編で，H.P.ラヴクラフト氏らが作り上げたクトゥルフ神話にインスパイアされた物語が展開する。本作は，最近「ブーマーシューター」などとも呼ばれる「DOOM」や「Quake」タイプのレトロなFPSで，2D風に描かれた敵キャラクターや，ひたすら撃って前に進んでいくプレイスタイル，さらに，カクつくアニメーションなどが特徴となる。とはいえ，ゲームエンジンには「Unreal Engine 5」が使用されており，照明効果やフォグなど，ハイレベルな映像技術も確認できる。


　クトゥルフものらしく狂気度の設定があり，これを高め続けることで傷を癒したり，発射とリロードの速度を高めたり，ダメージを軽減したりなど，さまざまな恩恵が受けられるという。また，ゴア度はお高めだ。


　アーリーアクセス版には，Asylum（保護施設）やShipyard（造船所），Trenches（塹壕），Cathedral（大聖堂）など，10のロケーションが用意されているほか，ナイフや斧，ピストル，ダブルバレルショットガンなど，10種類の武器が使用可能とのこと。
　製品版への移行は2024年後半が予定されており，約1年間のアーリーアクセス期間を通して定期的なアップデートが予定されている。マップや武器などのコンテンツ量が約3倍に拡大するほか，バグ修正や，コミュニティのフィードバックによるアップデートを行っていくとのことだ。
　日本語には対応していないものの，撃ちまくり系コズミックホラーに挑戦したい人は，ぜひ試してほしい。