「Divinity: Original Sin 2」のLarian Studiosがシリーズ最新作「Divinity：Fallen Heroes」の制作を発表。発売は2019年後半を予定

　ベルギーのデベロッパLarian Studiosは北米時間の2019年3月27日，新作タイトル「Divinity：Fallen Heroes」の制作を発表し，アナウンストレイラーを公開した。発売は2019年後半が予定されており，対応機種は発表されていないが，「複数のプラットフォーム」が予定されている。


　タイトルからも分かるように，「Divinity：Fallen Heroes」は，2017年に発売されてプレイヤーやメディアから高い評価を獲得したRPG「Divinity: Original Sin 2」の世界観やキャラクターを引き継いだ作品だ。ターン制ストラテジーの「Expeditions」で知られるデンマークのデベロッパLogic Artistsと共同で制作されており，「Divinity：Fallen Heroes」も，戦略性の高い戦闘シーンが特徴となる，いわゆる「タクティカルRPG」とのことで，「Divinity: Original Sin 2」の続編というよりはスピンオフタイトルと呼べそうだ。シングルプレイのほかCo-opがサポートされる予定とのこと。


　プレイヤーは，自分のパーティを編成し，帆船Lady Vengeanceを操って，危機の迫るRivellonの世界を旅していくという。60以上のミッションが用意されており，砂漠地帯のLizard Empireや，雪に覆われたDwarven Kingdomなど，冒険の舞台となるロケーションも豊富であるようだ。
　もちろん，パーティの成長というRPG的な要素も重視されており，さまざまな武器やキャラクター，200以上にもおよぶスキルが用意されているとのこと。


　名作RPG「Divine Divinity」（2002年）から連綿と続く系譜の最新作となる「Divinity：Fallen Heroes」だけに，続報に期待したい。