クルーのマネジメントを重視した潜水艦シム「UBOAT」のトレイラーが公開。アーリーアクセス版が近日中に公開予定

　ユニークなシミュレーションゲームを数多く発売しているポーランドのパブリッシャPlayWayは，Deep Water Studioの開発する潜水艦シミュレーション「UBOAT」のトレイラーを公開し，アーリーアクセス版を近日中に公開するとアナウンスした。


　本作は，第2次世界大戦中に活躍した潜水艦「Uボート」をテーマに，潜水艦のクルー達のマネジメントにフォーカスしたタイトルだ。マップ上で敵との遭遇や事故がランダムで発生し，さらに長旅の間で食料が減れば艦内のモラルも低下する。十分な睡眠を取れなければ精神的に追い込まれ，事故にあえばトラウマ状態にもなるという。こうした中で，プレイヤーはクルー達を適材適所に配置し，生活を管理していく。


　また，潜水艦の艦内の様子を見られるだけでなく，それぞれのクルーにカメラを近付けたり，一人称視点で修理や砲撃などのオペレーションにも参加できるようだ。エンジンなどの構造もち密に再現されているとのことで，この時代の潜水艦がどのように稼働していたのかを学べるような趣向にもなっているという。


　本作は，2016年6月にKickstarterを使ったクラウドファンディングで，目標資金の倍近い投資を1500人余りから獲得しており，2018年10月からはバッカ―を対象にしたβテストも実施されてきた。公式サイトは存在しないようだが，Steamのストアページでは2019年第1四半期に配信予定とされている。
　現時点で用意されている10言語の中に日本語は含まれていないものの，完成度の高そうな潜水艦シミュレーションなだけに，続報を待ちたいところだ。