日本でも知名度のあるスペインのコミック作家,フアン・ディアス・カナレス(Juan Diaz-Canales)さんの代表作「ブラックサッド」を原作とする本作は,1950年代のニューヨークをノワール映画風のタッチで描き出しつつ,登場人物はイヌやネコ,サイやゴリラといった動物を擬人化したキャラクターという設定が光る作品だ。
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主人公となるのは,トレンチコートを羽織った黒ネコの私立探偵ジョン・ブラックサッド。ネコと言ってもパンサーに近い大きな図体をした,第二次世界大戦の従軍兵だ。ボクシングジムのオーナー殺しの容疑をかけられた新人ボクサーが失踪する中,新たなジムのオーナーの娘ソニアに雇われて,この事件の真相を暴いていくことになる。
30人以上のキャラクターが登場する本作では,カナレスさんの協力による新しいストーリーが描かれている。公開されているスクリーンショットを見ると,情報屋であるイタチのウィークリーといった,コミックでもお馴染みの脇役も登場しており,ファンにとっては気になるところだろう。
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また,アクションはQTE(クイックタイムイベント)を利用したものが主体になっているようで,タイミングを見計らってボタンを押すことで,うまくストーリーを運んでいくことができるという。もちろん,会話の選択によっては主要キャラクターの結末が変わっていくなど,マルチエンディングをフィーチャーしている。
セリフやテキストの多い「Blacksad: Under the Skin」だが,現時点では日本語化の予定はなさそうなのが残念なところ。とは言え,Microidsはマイナーながらもフランチャイズ化された作品を多く保有するだけに,本シリーズが今後も続いていく可能性は十分にあるだろう。コミックファンはもちろん,アドベンチャーゲームが好きな人は要注目だ。
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