PS4版「Gene Rain」が北米で2018年7月17日にリリース。3つの勢力が戦いを繰り広げる，中国産のサードパーソンアクション

　中国のDeeli Network Technology制作による「Gene Rain」のPlayStation 4版が，北米で本日（2018年7月17日）リリースされる。


　「Gene Rain」は，21世紀後半の世界を舞台としたサードパーソンアクションだ。ロボット工学や人工知能の進化によって，文明が新たな段階に突入した世界の，詳細なバックグラウンドストーリーも用意されている。
　効率化により社会が大きく発展する一方，職業をロボットに奪われた人々の難民化が進んでいた。野心に溢れた民間企業Bill Feynman Research Instituteは，人間そのものを強化するという遺伝子改造プログラム「ジーンレイン」（遺伝子雨）を霧雨によって散布する。
　しかしこれによってミュータント化したクリーチャーも生まれ，多くの人類が犠牲となる防衛戦争が勃発。それから20年が経ち，今度は生き残ったヒューマン，アンドロイド，そして半機械化されたヒューマンの3勢力が，残された資源を巡る戦いを繰り広げる。


　ゲームには3つの勢力それぞれのストーリーが用意されているとのことで，プレイヤーは，半人造人間のアレックス，アンドロイドのサルマン，そしてヒューマンのリ・ヤンというメンバーによる特殊部隊「デス・スクワッド」を率いて，それぞれの理由でジーンレインを散布し続けている「ウィンドタワー」を破壊するための戦いに挑むことになる。
　戦場となるマップは都市から郊外，渓谷などが用意されているとのこと。また，キャラクターにはそれぞれ専用の武器があり，それらをアップグレードしていくことが可能だ。ほかにも，9種類の武器タイプが存在するという。


　公式サイトによると，PC及びXbox One向けにも発売される予定で，すでにSteamのストアページも公開されている。なお，発売予定日は「2018年夏」とのこと。
　現時点での言語サポートは英語と中国語だけとなっているが，中国産のタイトルとしては珍しいタイプのゲームとなりそうなので，日本展開を含めて続報に期待したいところである。

「Gene Rain」公式サイト