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「Pokémon GO」の「Sport in Life」認定について,Nianticの村井説人氏とスポーツ庁長官の鈴木大地氏が対談。それぞれのミッションが語られた会場の模様をレポート
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印刷2019/07/30 19:00

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「Pokémon GO」の「Sport in Life」認定について,Nianticの村井説人氏とスポーツ庁長官の鈴木大地氏が対談。それぞれのミッションが語られた会場の模様をレポート

画像(020)「Pokémon GO」の「Sport in Life」認定について,Nianticの村井説人氏とスポーツ庁長官の鈴木大地氏が対談。それぞれのミッションが語られた会場の模様をレポート
 既報のとおり,Nianticのスマートフォン向け位置情報ゲーム「ポケモンGO」(正式名称はPokémon GO,iOS / Android)は,2019年7月11日,スポーツ庁による「Sport in Life」プロジェクトのロゴマークを初めて付与されたアプリとなった。

 同プロジェクトは,生活スタイルの一部としてスポーツを取り入れることを推奨するもので,それに沿った取り組みと認められたものに対し,ロゴマークが付与される。「ポケモンGO」は多くの人達に楽しく歩くきっかけを提供している点がプロジェクトの趣旨に合致したため,認定されたとのこと。

 それを受けて7月30日,スポーツ庁長官 鈴木大地氏と,Niantic 日本法人 代表取締役社長 村井説人氏との対談が,東京・スポーツ庁長官室にて行われた。本稿では,その模様をレポートしよう。

画像(035)「Pokémon GO」の「Sport in Life」認定について,Nianticの村井説人氏とスポーツ庁長官の鈴木大地氏が対談。それぞれのミッションが語られた会場の模様をレポート


趣味は「ポケGO」と胸を張れるようにしたい

「Sport in Life」で一歩前進


鈴木大地氏(以下,鈴木氏):
 「Sport in Life」認定第1号,おめでとうございます。

村井説人氏(以下,村井氏):
 ありがとうございます。我々もとても誇りに思いますし,これからももっともっと活動を促進していきます。
 ところで鈴木長官は,「ポケモンGO」などのリアルワールドゲーム(位置情報ゲーム)をプレイした経験はありますか。

鈴木氏:
 これまでは我々の世界とは縁遠く感じていて,入りにくかったのですが,実は今日,「ポケモンGO」をインストールしてみました。これを機に,どんどん外を歩きたいですね。

画像(026)「Pokémon GO」の「Sport in Life」認定について,Nianticの村井説人氏とスポーツ庁長官の鈴木大地氏が対談。それぞれのミッションが語られた会場の模様をレポート
村井氏:
 鈴木長官のように「入りにくい」と感じている方のために,「Sport in Life」のロゴを活用しようと考えているんです。というのもNianticは,「Adventure on foot with others」(ともに歩き冒険に出よう)をミッションに掲げており,これに基づいて我々のサービスが作られていきます。

 我々のサービスには2つの大きな特徴があります。1つは,その場にいるだけではゲームが進行しないこと。外に出て,歩き出すとゲームが進行します。

 2つめは,とても幅広い層の皆さんが,我々のサービスを使って歩き始めているということです。我々は「Ingress」「ポケモンGO」「ハリー・ポッター:魔法同盟」というゲームのサービスを展開していますが,いずれも親御さんとお子さん,そしておじいちゃんおばあちゃんの3世代にわたり楽しんでいただいています。

 さらに我々は,“230億km”という数字を公表しているのですが,これは3つのサービスのユーザーの皆さんが歩いた距離を合算した数値です。

鈴木氏:
 地球を何周したくらいでしょうね……?

村井氏:
 太陽から冥王星までの距離が,およそ50億kmだそうです。したがって,太陽から冥王星まで2往復して,また冥王星に向かって途中というわけです。

鈴木氏:
 それはすごい。

村井氏:
 実のところNianticとしては,ゲームを遊んだユーザーの皆さんが,1歩でも外に出て,自分が住んでいる場所の素晴らしさを思い返してくれればいいと考えていたんです。自分の街にある,ちょっとした遺跡を見つけて,歴史に思いを馳せてもらうようなことがあればいいなと。
 しかし230億kmという数字を見ると,多くの皆さんが1歩どころかスポーツ庁が推奨する8000歩を凌駕するほどの勢いで歩いているわけです。

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鈴木氏:
 それは予想外だったんでしょうか。

村井氏:
 もちろん1歩が2歩になり,10歩になり……ということは期待していました。でも,まさかここまで歩いてくれるとは思いませんでしたね。
 また,こうして人が外に出ることにより,交流が生まれます。そこで我々のゲームは,遊んでいるユーザー同士がコミュニケーションを図れるような設計を施しています。

 そして交流ができると,今度は商流ができます。例えば毎日たくさん歩くことにより,靴底が減って新しい靴を買ったり,身体を動かすので飲み物や食べ物がほしくなったりするかもしれません。我々に直接お金が落ちてくるわけではありませんが,地域経済や観光など,さまざまなところに影響を与えられるんです。

 実際,我々は石巻,横浜,横須賀,鳥取といった地方自治体と一緒に,さまざまな取り組みを行っています。横浜には200万人の皆さんが集まりました。そうした取り組みの中では,多くの方が都道府県をまたいで,あるいは国をまたいでいろんな人とコミュニケーションを取りながら,さまざまなことを考えます。それが我々の展開しているゲームなんです。

画像(030)「Pokémon GO」の「Sport in Life」認定について,Nianticの村井説人氏とスポーツ庁長官の鈴木大地氏が対談。それぞれのミッションが語られた会場の模様をレポート
鈴木氏:
 ゲームというと,食事とトイレ以外では部屋から出てこないくらいの先入観が世間には未だにあり,スポーツとは正反対の存在なんじゃないかと思っている人もいます。

 しかし,こうして外に出て進めるゲームもあり,そこにゲームの多様性を感じますね。スポーツ庁としては,まずは1歩でも10歩でもいいから歩いてほしい。それがスポーツの第1歩ですから。そうした理由から今回,Nianticのミッションに賛同し,「Sport in Life」に認定したわけです。

村井氏:
 話は変わりますが,鈴木長官の趣味は何でしょうか。

鈴木氏:
 いろいろありますが,ジョギングやウォーキング,水泳などスポーツが中心ですね。

村井氏:
 例えば「ジョギングが趣味」と言えば,多くの人から「いい趣味ですね」という答えが返ってくると思いますが,私が「趣味は『ポケモンGO』」と言ったら,皆さんは私のことをゲーマーというイメージで捉えてしまいます。

 実はNianticでは,我々の提供するゲームの概念が,スポーツに近いと捉えています。というのも“歩く”という行為が先にあり,その行為を楽しくするためにゲーム性を乗せているからです。ジョギングにしろテニスにしろ野球にしろ,一定のルールがあって競技性がある,つまりゲーム性があるわけです。

 その中で切磋琢磨して,自分の実力を磨く。その基礎となる力を付けるために,走ったり泳いだりする。そうやってゲームを遂行する過程で,結果として身体のためにいいことをするのがスポーツです。それは我々のゲームも変わりません。

 そこで我々は,胸を張って「趣味は『ポケモンGO』」と言えるような意義を付けることにチャレンジしています。その意義を付けるうえで,今回認定していただいた「Sport in Life」のロゴは,我々にとってすごく価値のあるものなんです。また,「ポケモンGO」のユーザーにとっても,歩くことの意義が明確になるのではないでしょうか。

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鈴木氏:
 スポーツも本来は“遊び”ですからね。競技スポーツはストイックな世界ですが,その中に楽しみもある。また最近はスポーツも幅広くなり,若者受けやエンターテイメント性を追求しないと今後の発展はないという議論もあります。
 せっかくなら楽しく身体を動かす,楽しいから身体を動かすという状況を作り出すには,Nianticのような会社や,ゲームを追求している人達と議論を重ねていく必要があるでしょうね。

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画像(024)「Pokémon GO」の「Sport in Life」認定について,Nianticの村井説人氏とスポーツ庁長官の鈴木大地氏が対談。それぞれのミッションが語られた会場の模様をレポート

 会場では,鈴木氏と村井氏に対する質疑応答の場も設けられた。その中から,今後の「Sport in Life」プロジェクトと「ポケモンGO」の取り組みに関するものを抜粋して掲載し,本稿の締めとしよう。

──2020年の東京オリンピックに向けて,「Sport in Life」プロジェクトと「ポケモンGO」で何か取り組む予定はありますか。

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鈴木氏:
 これから,いろいろアイデアが出てくるでしょう。我々は,東京オリンピックを単なる数週間の国際的なイベントで終わらせてはいけない,レガシーを残さなければならないと考えています。
 1つには「健康になる」ということですね。オリンピックが終わって,「自分達も身体を動かしてみよう」となったときに,Nianticと「ポケモンGO」には協力をお願いすることになるかもしれませんね。

村井氏:
 「ポケモンGO」のユーザーは,日本だけでなく世界の153以上の国と地域にいます。その中から多くの方が,東京オリンピックのために日本にいらっしゃることでしょう。Nianticとしては,オリンピックの競技を楽しんでもらうのはもちろんのこと,期間中は日本や各土地の良さを知ってもうらう手伝いができるんじゃないかと考えています。日本を歩くことで新たな発見があり,「冒険みたいだ」と思ってもらえると嬉しいですね。

鈴木氏:
 実際,オリンピックで日本に来るといっても,競技を観戦するのは一握りなんですよ。多くの人は観光を目的としていますから,「ポケモンGO」のようないろんなところに行くきっかけになるゲームはいいですね。

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──オリンピックに限らず,さまざまなスポーツイベントの会場付近だけにレアなポケモンを出現させるのはどうでしょう。

鈴木氏:
 いいアイデアですね。ただオリンピックやスポーツイベントと「ポケモンGO」を直接紐付けるには,乗り越えなければならないことがいろいろとあります。

村井氏:
 そもそも日本にしか出現しないポケモンもいますからね。それを狙ってオリンピック期間中に来日する方もいるでしょう。またオリンピックで来日するのを機に「ポケモンGO」を始める方もいるかもしれません。いろんな切り口が考えられるかと思います。

鈴木氏:
 スポーツイベントの開催都市と紐付けるのもいいかもしれません。

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村井氏:
 我々の強みは,まさにそこです。繰り返しですが,我々はイベントなどメインとなる目的を楽しむだけでなく,周囲のものに目を向けてもらおうと考えて「ポケモンGO」を提供していますので。

鈴木氏:
 スポーツ庁は,一番身近なスポーツとしてウォーキングを推奨しています。そこからさまざまなスポーツに発展していくだろうと。
 またスポーツの力で全国各地を活性化するというミッションもあります。その地域でしか手に入らないポケモンがいるのであれば,ぜひ手に入れたいという人もたくさんいるでしょう。その2つの意味で,「ポケモンGO」という非常に強力な援軍を得た気持ちです。

村井氏:
 我々もスポーツ庁とのバートナーシップを長く続けていきたいと考えています。

鈴木氏:
 「ポケモンGO」のおかげで,これまで我々がリーチできなかった層にもメッセージを届けられるようになりました。本当にありがたいです。

村井氏が“新米トレーナー”の鈴木氏にアドバイスする一幕も
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