![]() |
本作は,総合格闘技イベント「アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ」を,EA SPORTSが開発したゲームエンジン「Ignite」でリアルに再現した格闘ゲームだ。UFCを代表する選手が登場するのはもちろん,世界的アクションスター“ブルース・リー”が参戦するということで注目を集めたのも記憶に新しい。
本稿では,スポーツゲームではよく遊ぶけれど,実際のスポーツには興味がないという,良くも悪くもゲームに生きている筆者が,本作のプレイレポートをお届けしよう。
出展されていたバージョンでは,DLCで提供される選手以外が使用可能になっていた。ただ正直な話,UFCの選手のことは1マイクロリットルも分からないため,ミドルウェイトの選手の中で総合スペックが一番高かったCHRIS WEIDMANを選んでみた。
![]() |
選手の攻撃方法は大きく分けるとパンチとキックの2つなのだが,選手ごとにさまざまな技が設定されており,モーションやダメージを与える箇所がそれぞれ異なってくる。
個人的に面白いと感じたのが,身体の部位ごとにヒットポイントが設定されているという点だ。試合中は,選手のスタミナゲージの隣に人型のアイコンが表示されているのだが,これが部位ごとのヒットポイントを表すものになっている。
![]() |
例えば,相手の頭部に集中攻撃をすると,アイコンの頭部が徐々に赤く染まっていき,その後も執拗に攻撃を続けることで頭部が真っ赤になり,相手の選手はグロッキー状態になる。グロッキー中に,赤く染まった部位をさらに攻撃をし続けると,耐えられなくなりダウンするというわけだ。
このシステムのおかげで,どの部位を攻めればいいのか,あるいはどの部位を守るべきなのかが,戦いの中で瞬時に判断でき,戦略性を高めている印象を受けた。さらに凄いのが,アイコンで赤く染まっている選手の部位をよく見てみると,アザが出来ていたり,腫れ上がっていたり,出血していたりといった感じで,見た目にしっかりと反映されるのだ。
![]() |
もう1つ特筆すべき点は選手のモーションだ。例えば,回し蹴りの勢いが足りず,相手の首に足が引っかかったまま尻餅を付いたり,蹴りを入れようと足を上げた瞬間に軸足を蹴られて転倒したりなど,とにかく動きと反応が自然でついつい見入ってしまう。これがIgniteの本気というやつだろうか。
また,汗の表現も素晴らしい。選手は,試合時間が進むに連れて徐々に汗をかき始め,次第に攻撃するたびに両者の汗が飛び散るようになる。この汗の表現が打撃感を強くしている印象で,試合が長引けば長引くほど,殴り合いが気持ちいい。なんとも不思議な感覚。これもIgniteの(以下略)。
![]() |
1試合終えた感想としては,とにかく殴り合いが気持ちいいということ。それは,選手のモーションや汗の表現など,Igniteが作り出すさまざまな要素が組み合わせられたことで感じられるものに違いない。スポーツ系だからといって格闘ゲームファンが無視してしまうには,非常にもったいないタイトルなので,製品版が発売されたらぜひ遊んでみてほしい。
















![画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / [TGS 2014]回し蹴りが首に引っかかり選手が転ぶ。「EA SPORTS UFC」をプレイしてIgniteの本気を見た](/games/217/G021719/20140922010/TN/001.jpg)
![画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / [TGS 2014]回し蹴りが首に引っかかり選手が転ぶ。「EA SPORTS UFC」をプレイしてIgniteの本気を見た](/games/217/G021719/20140922010/TN/002.jpg)
![画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / [TGS 2014]回し蹴りが首に引っかかり選手が転ぶ。「EA SPORTS UFC」をプレイしてIgniteの本気を見た](/games/217/G021719/20140922010/TN/004.jpg)
![画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / [TGS 2014]回し蹴りが首に引っかかり選手が転ぶ。「EA SPORTS UFC」をプレイしてIgniteの本気を見た](/games/217/G021719/20140922010/TN/003.jpg)
![画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / [TGS 2014]回し蹴りが首に引っかかり選手が転ぶ。「EA SPORTS UFC」をプレイしてIgniteの本気を見た](/games/217/G021719/20140922010/TN/005.jpg)
