スマートフォン向け「Blade & Magic」「もののけ大戦“陣”」概要が公開に。福田 萌さんと鈴木奈々さんによるデモプレイも披露されたイベントをレポート

　スパイク・チュンソフトは本日（2012年7月4日），スマートフォン向けタイトル「Blade & Magic」と「もののけ大戦“陣”」を報道関係者向けに説明するイベントを開催した。いずれもMobageで今夏にiOSとAndroid向けとして配信される予定のタイトルだ。

　イベントでは，スパイク・チュンソフトの中村光一氏と櫻井光俊氏による挨拶が行われたのち，両タイトルのプロデューサーであるスパイク・チュンソフトの本橋大佐氏により，Blade & Magicともののけ大戦“陣”の概要が語られた。

スパイク・チュンソフト 代表取締役会長の中村光一氏（写真左），同代表取締役社長の櫻井光俊氏（写真中央），同オンライン事業グループ ゼネラルマネージャー兼プロデューサーの本橋大佐氏（写真右）

　Blade & Magicは，クエストを遂行するアクションパートと王国を築き上げていくシミュレーションパートの2部構成からなるファンタジーRPGとなっている。「Infinity Blade Cross」や「Kingdom Conquest」タイプのゲームと言えば分かりやすいかもしれない。

　アクションパートでは，フリックやスワイプなどの操作でモンスターを倒していくことになるのだが，武器や防具などの装備によって，主人公のグラフィックスが変化するのも特徴だと本橋氏は言う。しかも，ただグラフィックスが変わるだけでなく，武器ごとに操作方法が異なってくるそうだ。
　サービス開始時には，「片手剣＆盾」「大剣」「杖・ロッド」の3種類が用意されており，アップデートで武器の種類が追加される予定とのこと。


　シミュレーションパートでは，自国の領土を発展させ，戦力を強化することができる。シミュレーションパートを進めていくことで，より強い武器や防具などを入手できるようになるそうだ。


　本橋氏によれば，本作ならではの要素も盛り込んでいるとのこと。このあたりの情報は順次公開していくそうなので注目しておきたい。

　なお，Blade & Magicは，本日よりMobageで事前登録が開始されている。事前登録を行ったユーザーには，ゲーム内アイテム「アントラの剣“獄”」「アゼンダ近衛兵の盾」がプレゼントされるとのことなので，気になる人はとりあえず登録しておくといいだろう。



　続いて解説が行われた，もののけ大戦“陣”は，カードバトル系のタイトルだ。プレイヤーは，妖怪をモチーフとしたカードでデッキを構築し，プレイヤー同士で対戦したり，ほかのプレイヤーと協力してボスと戦うことができる。
　カードには属性が設定されており，この属性を揃えるようにデッキを構築することで，より強力な攻撃が行えるようになるという。バトル中には，派手なエフェクトが多数発生するのも特徴だ。


　もののけ大戦“陣”は事前登録が6月28日に開始されており，登録した人には，正式サービス開始後に使える，限定レアカード「玉藻前」（金絵巻）とゲーム内通貨5000両がもれなく贈られるとのことなので，こちらも気になる人はチェックしておくといいかもしれない。


　本橋氏は，両タイトルともに，縦持ちでのプレイを想定し，上半分が情報領域，下半分が操作領域になるように開発したのもポイントと述べていた。ちなみに，どちらも今夏の配信予定とされているが，本橋氏によれば，もののけ大戦“陣”のほうが先に配信される予定とのことだ。

　イベントには，Mobageを運営するディー・エヌ・エーの代表取締役社長 守安 功氏も登壇。「Blade & Magicは海外でも通用するタイトルで，スマートフォンのインタフェースを生かした作品だ」とコメント。ディー・エヌ・エーとしても期待しているという。
　なお，中村氏，本橋氏，守安氏の3名によるトークセッションも行われている。トークセッションでは，海外展開に話題が移ると，「Blade & Magicは，海外を意識して作ったタイトル。誰が見ても分かるファンタジーの世界を舞台にしたものそういった理由だ」（本橋氏）と語られていた。


　そのほか，イベントでは，タレントの福田 萌さんと鈴木奈々さんによるトークセッションも行われている。両者によるBlade & Magicともののけ大戦“陣”のデモプレイが披露され，会場は盛り上がりを見せていた。

福田 萌さん

鈴木奈々さん

スパイク・チュンソフト公式サイト