この映像は,2012年7月にカリフォルニア州サンディエゴで開催されていたコミックファン向けイベント「Comic-Con 2012」において収録されたもの。本作のプレイアブルデモが一般向けに初公開された同イベントの模様や,非公開のゲームシーン,インタビューなどが織り交ぜられたテレビ番組風の映像だ。
映像の進行役は俳優のザッカリー・リーヴァイ(Zachery Levi)氏だが,リーヴァイ氏といえば,第5シーズンまで続いたテレビドラマ「チャック」で,家電量販店の店員でありスパイでもあるというオタクの主人公チャックを演じた人物。リーヴァイ氏は自らも本物のオタクであると自称しており,「The Nerd Machine」(Nerd HQ)というウェブサイトを開設しているほどである。「Halo 4」や「Fallout: New Vegas」(PC / PlayStation 3 / Xbox 360)にも声優で出演しているなど,ゲーム業界でもなかなかの知名度だ。
映像内でインタビューを受けているのは,開発元Crystal Dynamicsのディレクター カール・スチュアート(Karl Stewart)氏や,クリエイティブ・ディレクター ノア・ヒューズ(Noah Hugues)氏ら,4GamerのTomb Raider関連記事にも何度か登場している顔ぶれ。主人公 ララ・クロフトの声優役に抜擢され,公式モデルとしても引っ張りだこなカミラ・ルディングトン(Camilla Luddington)さんの動く姿もたっぷりと堪能できる。
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そのほか,本作の脚本家としてComic-Con 2012にも参加していたリアナ・プラチェット(Rhianna Pratchett)氏も登場している。彼女は,「ディスクワールド」シリーズで知られるSF作家テリー・プラチェット(Terry Pratchett)氏を父に持つゲーム専門のスクリプトライターであり,「Prince of Persia」や「Mirror's Edge」などの脚本も担当してきた人物だ。
「Tomb Raider」は,1996年から続く,旧Eidos Interactiveから生まれた長寿シリーズを新しく仕切り直すべく開発が進められているが,アメコミではヒーローキャラの原点である“オリジン・ストーリー”の部分をしっかりと描き込まなければ“通”な読者にはそっぽを向かれると言われる。そのため,今回は10代のララ・クロフトがどのようにして無垢な娘から“サバイバリスト”へ成長していくのかといった部分に重点を置いたストーリーが描かれる。
このことについてプラチェット氏は「本物のサバイバリストとなるためには,見たくはないものも見なければならない」とし,ゲーム開始から1時間ほど経った部分で描かれる“暴行シーン”は必要不可欠であったと語る。このあたりは,実際にゲームでプレイして確認するのがいいと思うが,ネタばれにならない形で未公開シーンも含まれているので,興味のある人は本ムービーで確認してみるといいだろう。
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