「PSO2」の新コンテンツ「バスタークエスト」の実機プレイが披露。「ファンタシースター感謝祭2017」大阪会場レポート

　2017年7月30日，大阪・インテックス大阪にて，オンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」（PC / PlayStation 4 / PlayStation Vita 以下，PSO2）のオフラインイベント「ファンタシースター感謝祭2017」が開催された。約7000人のアークスが会場に詰めかけ，「バスタークエスト」の実機プレイや新情報の発表に盛り上がったイベントの模様をレポートする。

大阪会場 出演者

◆PSO2 STATION！
諏訪彩花
なすなかにし
ウドントミカン
◆PSO2 アークスライブ！
会 一太郎
◆アークス広報隊-NT
斉藤夢愛
長谷川 唯
◆MC
郡 正夫
◆ABT 実況
モアイ岩下
◆「PSO2」開発陣
酒井智史 / 木村裕也 / 濱﨑大輝
◆ミニライブ
小林秀聡
フローレンス・マックネアー

（以上，敬称略）

「ファンタシースター感謝祭2017」特設ページ

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「複数ブロックマッチング」とヘイトに関する不具合の対応について

　「PSO2 アークスライブ！」のコーナーでは，木村氏から「EPISODE5」アップデートで追加された「複数ブロックマッチング」について説明が行われた。これは，ブロックを越えてパーティを検索し，同じクエストを受けているプレイヤーとマッチングできる機能のことだ。


　木村氏によると，「人が少ないときでもマッチングしやすくなった」という声があると同時に「緊急クエストでは人が集まりづらくなった」との意見もあるとのこと。調査の結果，システムの一部に不具合が発生しており，緊急クエストのようにアクセスが集中している状況において，マッチングが成立しづらくなっていることが分かったという。
　今後の対応方針として，バスタークエストの実装（8月9日）に合わせて，「必ず調整を行う」と説明。それまでにマッチングが成立しづらい現象が発生したときは，クエストを受注し直してほしいとのことだった。

　すっかり恒例となった，会場を訪れたアークス達から寄せられた質問に開発陣が答えるコーナーも実施された。そのなかから印象深い質問をピックアップしておこう。

Q：「ヒーロー」の次の上級クラスはいつ実装されるのか。

A：今後は上級クラスが，一つの流れになっていく。ただ，ヒーローが実装されたばかりなので，EPISODE5期間中の追加予定はない。

Q：EPISODE5ではヘイトの仕様が変化しているが，これを告知する予定はないのか。

A：これまでは大きなダメージを与えたプレイヤーがヘイトを取っていたが，EPISODE5の実施以降，この仕様が変わっている。開発およびチェック環境では発生しない特殊な不具合につき，報告をもらっても再現することができなかった。現在，修正に向けて対応中。バスタークエストの実装までに直したい。

Q：なぜヒーローの武器が「ソード」「ツインマシンガン」「タリス」になったのか。

A：ソードはPSO2の基本であり，振りが重いため，ヒーローが使ったときに大きな違いを出せるということで選ばれた。ソードと切り替えて戦うときに相性が良い武器としてツインマシンガン，そして新アクションによって幅が広がりそうな法撃武器ということでタリスが選ばれた。

Q：今後，ヒーローは調整によって弱体化されるのか。

A：ヒーローは誰が使ってもある程度，強くなれるように設計している。現在の強さは意図的なもの。瞬間火力はなく，「ヒーロータイムフィニッシュ」も2分ごとでないと使えない。アクションの苦手な人向けのクラスという側面もあるが，基本クラスについて学んでから使ってほしい。

アークスバトルトーナメントは最後の地区予選

　PvPコンテンツ「バトルアリーナ」による全国大会「アークスバトルトーナメント」も，大阪会場が最後の地区予選。8月12日に有明コロシアムで行われる決勝会場への切符をかけて，全28チームが腕を競い合った。


　大阪会場の決勝は「台パンダ」対「BOSS」という組み合わせ。優勝したチームには，決勝会場におけるシード権が与えられるため，双方にとって重要な試合だ。練習で手合わせしたことがあるという両チームの試合は，台パンダチームが優位に進行していく。BOSSチームも何度か盛り返したものの，劣勢をはね返すには至らず，台パンダチームが勝利を手にしている。

バスタークエストの実機プレイが披露

　「PSO2 STATION！」のコーナーでは，8月下旬に実装予定の「EPISODE5」Part3に関する情報が明かされた。

新スクラッチ「キングダムファンタジー」では，ルーサーやハリエット，アリサのコスチュームがレイヤリングウェアとして登場。とくにルーサーのコスチュームがスクリーンに映し出されると，会場は大きく沸いた

期間限定イベント「アークスブーストラリー」は，対象クエスト3種を1セットとして，クリアするたびに経験値やレアドロップ率へのブースト効果が上昇する。上限は設定されているが，ブースト効果は期間中，加算され続けるとのこと。イベント専用の★13武器「アルタクレイ」もドロップし，「ヒーローのアクションに由来する潜在能力」（濱﨑氏）が付いているという。なお，「今後，1〜2か月に1回のペースで展開したい」（木村氏）とのこと

　実装を間近に控えるバスタークエストの実機プレイも披露された。出演者8名が全員ヒーローとして参加し，いくつかの「バスタータワー」を壊されたものの，押し寄せる魔物種を撃退し，魔神城のコアを破壊することに成功している。


■コトブキヤの新アイテム


■決勝会場（8月12日/有明コロシアム）


■コスプレショー



■サウンドチームミニライブ

大阪会場のミニライブでは，小林秀聡氏とフローレンス・マックネアーさんが「Zero-G」「Realize」「Borderless」を披露した

ラストは恒例のコール＆レスポンスで締めくくり

イベント終了後，開発陣によるサイン会が実施された

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