Mad Catz，Cherry茶軸互換キースイッチ採用のゲーマー向け英語配列キーボード「S.T.R.I.K.E. TE」を国内発売

　2014年12月18日，Mad Catzの日本法人であるマッドキャッツは，「Cherry MX Brown」互換の中国Kailh製キースイッチ採用で，最大30キーの同時押しに対応するゲーマー向け英語配列キーボード「S.T.R.I.K.E. TE Tournament Edition Mechanical Gaming Keyboard Matte Black」（以下，S.T.R.I.K.E. TE）を12月26日に発売すると発表した。価格は1万5984円（税込）。S.T.R.I.K.E.シリーズ共通のユニークなデザインを採用しつつ，コアゲーマー向けに振ってきたモデルとなる。

こちらは2013年7月発売のS.T.R.I.K.E. 3（ホワイト）

　S.T.R.I.K.E. TEの形状やキー配列は，同社が2013年に発売した「S.T.R.I.K.E. 3 Gaming Keyboard」（以下，S.T.R.I.K.E. 3）とほぼ同一で，公開された製品画像で比較する限りは，単なるカラーバリエーションモデルにさえ見える。
　一番の大きな違いは，S.T.R.I.K.E. 3がメンブレン構造のキースイッチを採用していたのに対して，S.T.R.I.K.E. TEでは冒頭で述べたとおり，“Cherry茶軸”（以下，茶軸）互換のメカニカルキースイッチを採用した点にある。冒頭で，S.T.R.I.K.E.シリーズ共通のデザインを採用という話をしたが，実際には，S.T.R.I.K.E. 3をコアゲーマー向けに再設計したものといったイメージになるわけだ。

　そういた経緯があるため，キー配列や特殊キー・スイッチの仕様もS.T.R.I.K.E. 3とまったく同じ。一般的な英語キーボードをベースとしつつ，矢印キーの周囲に5つの［C1］〜［C5］キー，メインキー左上に［M1］〜［M7］ボタンを配し，計12個のキーおよびボタンでユーザーによるカスタマイズをサポートしている。
　計12個のキーとボタンには単機能やキーマクロなどを登録可能。設定内容はプロファイルとして管理でき，［M1］ボタンの左にある［MODE］ボタンで3種類のプロファイルを順繰りに切り替えることもできる。

メインキー左上に［M1］〜［M7］ボタンと［MODE］ボタンがある（左）。8個あるボタンの群れの右に見えるのは［Windows］キーの有効/無効切り替えスイッチだ。右は矢印キー周辺。［C1］〜［C5］キーは，慣れないと“誤爆”しそうである

　各キーにはLEDバックライトが内蔵されており，エリア別に輝度を変更可能だ。［W/A/S/D］キーや矢印キーといった具合に，ゲームにおける使用頻度を基準として，光るブロックは区分けされている。
発光色もカスタマイズできたのに対して，S.T.R.I.K.E. TEでは色はカスタマイズできないもようだ。
　なお，S.T.R.I.K.E. 3ではLEDバックライトの発光色をカスタマイズできたのに対して，S.T.R.I.K.E. TEで，LEDの色は白で固定されている。

大型のパームレスト（写真左）を装備。本体底面後部にはチルトスタンドも備える（写真右）

　S.T.R.I.K.E.シリーズのデザインはこれまでも多くのゲーマーから評価されていたが，いかんせんメンブレンスイッチを採用ということで，敬遠していた人も多かった。それだけに，今回のS.T.R.I.K.E. TEは市場で注目を集めそうだ。

S.T.R.I.K.E. TEを掲げる，Team Mad Catz所属のプロ格闘ゲーマー梅原大吾氏

●S.T.R.I.K.E. TEの主なスペック

• 接続インタフェース：USB
• 基本キー数：英語104個，マクロキー計5個，マクロボタン計7個，マクロモード切り替えボタン計1個
• キーピッチ：19mm
• キーストローク：4mm
• 押下特性：45g
• ロールオーバー：Nキー
• キー耐久性：5000万回
• ポーリングレート（レポートレート）：1000Hz
• マクロ機能：あり
• バックライト：搭載
• サイズ：490（W）×255（D）×48（H）mm
• 重量：1.58kg
• ケーブル長：2m
• 対応OS：Windows 8/7/Vista

S.T.R.I.K.E. TE 製品情報ページ

マッドキャッツ 公式Webサイト

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エリア指定可能なバックライト機能搭載
本格ゲーマー向けTE（トーナメント エディション）レンジ製品

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ゲーム用周辺機器における世界大手メーカー米Mad Catz Interactive, Inc. の日本法人、マッドキャッツ株式会社（所在地: 東京都世田谷区、代表取締役社長: 松浦 武敏）は、最大30キーの同時押しにも対応した茶軸メカニカルキーボード「S.T.R.I.K.E.TE Tournament Edition Mechanical Gaming Keyboard Matte Black」（ストライクTE トーナメント エディション メカニカル ゲーミング キーボード マットブラック）（型番: MC-STE-MB、以下、S.T.R.I.K.E.TE ）を2014年12月26日（金）に発売します。税込希望小売価格は15,984円（税抜: 14,800円）です。対応OSは、Windows Vista/7/8です。

S.T.R.I.K.E.TE は、ゲーマーに人気の高い茶軸（押下圧45g）メカニカルスイッチ（Kailh社）を採用することで、入力の正確性と耐久性を大幅に向上させた英語配列ゲーミングキーボードです。

メインキーのスイッチパーツは5,000万回の入力にも耐える高耐久性のものを採用しています。また、アンチゴースト機能により、最大30キーの同時入力にも対応する高い「nキーロールオーバー」性能を持ち、ゲーマーが求める高速な操作も正確に行えます。

S.T.R.I.K.E.TE には、輝度調整（5段階）をエリア別に行うことができるバックライトが内蔵され、WASDキー、矢印キーなど、使用頻度の高い部分だけを明るく発光させることも可能です。
マクロキーは、左上部に7個、矢印キー付近に5個の合計12個搭載し、3つのモード切替により最大36のコマンドを即時実行することができます。また、専用ユーティリティのMad Catz Appでは、最大255個のキーストローク コマンドを保存することができる他、LoLやWoTなど人気ゲームを使いやすくするプロファイルも標準で20以上搭載されています。
S.T.R.I.K.E.TE は、 標準的キーボードと比較して8倍高速な1000Hzでパソコンと通信を行うので、キー入力が即座に反映されます。

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