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[TGS 2009]「スプリンターセル コンヴィクション」最新情報。ユービーアイのメディア向け説明会でストーリーの一端が明らかに
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印刷2009/09/26 05:19

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[TGS 2009]「スプリンターセル コンヴィクション」最新情報。ユービーアイのメディア向け説明会でストーリーの一端が明らかに

スプリンターセル コンヴィクション

 華麗な復活を遂げたサム・フィッシャーが大活躍する「スプリンターセル コンヴィクション」(以下,コンヴィクション)。東京ゲームショウ2009(以下,TGS 2009)会場のお隣,国際会議場の一室で行われたユービーアイソフトのプレス向け説明会に登場した本作は,フランスのパブリッシャ/デベロッパであるUbisoft Entertainmentのモントリオールスタジオが制作する三人称視点のアクションゲーム。
 TGS 2009のユービーアイブースでは映像展示が行われており,当初予定されていたプレイアブル展示は間に合わなかったようだ。

スプリンターセル コンヴィクション
 さて,2002年に初代「スプリンターセル」がリリースされて以来,5作めとなるコンヴィクションだが,ここで大幅な方針転換が行われた。「そろそろ新しいことに挑戦すべきだと思ったし,開発チームもそう考えていた」と語るのは,ゲームの説明をしてくれたプロデューサーのアレクサンドル・パリゾー(Alexandre Parizeau)氏。
 今回はスニークアクションの概念を一新するような新たなコンセプトが採用されており,よりスピーディでより奥深いゲームプレイが楽しめると続ける。もっとも,その開発は一筋縄ではいかなかったようで,2006年頃に発表されたコンヴィクションのものというムービーには,髪の毛と髭を伸ばした,いささかむさ苦しい姿のサムが,ご自慢のハイテクガジェットの支援もなく,徒手空拳で警備員達と殴り合うというシーンが収められていた。サムが群集に溶け込んで姿を消す,いわゆる「ソーシャルステルス」システムがゲームのメインとなり,ストーリーは,娘のサラを交通事故で失い,「Splinter Cell: Double Agent」(邦題「スプリンターセル 二重スパイ」)で心ならずも親友に銃を向けたことによる心の傷を負ったサムが,それまで所属していた秘密情報機関「サードエシェロン」を退職してしまうという,こちらも意表を突いた展開。

スプリンターセル コンヴィクション
 たちまちファンから「これはもはやスプリンターセルではない」という意見が殺到し,開発者側がフォーラムで賛否をとるというあまり例を見ない流れを見せたものの,しばらく沈黙の期間が続く……なーんてことは,2007年10月9日に掲載した記事に詳しめに書いたので,知っている人は読み飛ばそう。まあ要するに,今だから書いてしまうが,あんまり面白そうに見えなかったというわけだ。
 そんな背景があったので,2009年のE3でいきなり公開されたサム・フィッシャーはファンの期待と不安を一身に集めたのである。

スプリンターセル コンヴィクション

アレクサンドル氏
 なんだか前置きが長くなったので,そろそろ説明会の話をしよう。E3では,ゲームのかなり冒頭部分,つまりサムが必要な情報を握っている男をトイレで荒っぽく尋問し,そののちに目標の建物に侵入するというシーンが公開された。本日アレクサンドル氏に聞いたところ,あれはマルタ島での出来事(知ってました?)で,最後に突入してくる特殊部隊も想像どおりNSC(アメリカ安全保障局)の隊員。彼らに拉致されたサムは,ワシントンDCに連れてこられ,娘の死にサードエシェロンが関わっていたことを知って,愕然とすることになるらしい。
 ちなみに,サムの最初のターゲットとなったマルタ島の男の名前はアンドレイ・シモン・コビン。また,サードエシェロンの新しいリーダーは,トーマス・ジェフリー・リードという名前だ。この記事ではもう出てこないが,ぜひ覚えておこう。

 説明会では,本邦初公開となるマップを舞台にデモプレイが行われた。場所はワシントンDCで,アレクサンドル氏によると,全編の4分の3ぐらい(つまりかなり後半)に出てくるミッションになる。
 今回のサムは,意外にもトレードマークの暗視ゴーグルを装着している。下は普段着なので,やや違和感があるが,暗視ゴーグルはどこで手に入れたものかと聞いたところ,それは秘密だそうだ。いずれにせよ,たき火の周りにたむろしている敵を倒し,情報を収集し,さらに建物の中に侵入して科学者を救出するというのが目的。廃屋のような建物の奥では,悪い連中がEMP爆弾(電磁パルス爆弾)を無効化するシールドの研究を行っているそうだ。

スプリンターセル コンヴィクション
 ミッションの内容は,建物の壁などに白い文字で表示されるので簡単に分かる。それがどういう状況なのか言葉では説明しにくいのだが,写真を見てもらえば一発。普通のテキスト表示と違ってゲームの流れを止めることなく情報を得られるが,シーンの中に溶け込んでいるので,うっかり見逃す可能性もあるというくせ者だ。ただこれ,ローカライズするのは結構難しいような気もするけど,どうなんでしょ。


 さて,いつものようにこっそり接近したサムは,まずは一人を素手で殴り倒し,残る相手を銃で撃ち倒す。これが「マーク&キル」(Mark and Execute)システム。サムのスキルで撃ち倒せる相手の頭の上にマークが出て,引き金を引けば自動的に相手を倒せるという仕組みだ。
 これについては,「簡単すぎるのではないか」という意見もあるようだが,あらためて聞いてみると,マーク&キルシステムを発動するには,「所定の距離まで気づかれず接近する」「最低一人を素手で殴り倒す」というステップを踏まなければならない。
 また,倒せる相手の数は銃の種類によって決まっており,多くても4人程度。つまり,やはりそれなりの戦略は要求されるわけで,失敗する場合もあるだろう。

スプリンターセル コンヴィクション スプリンターセル コンヴィクション

スプリンターセル コンヴィクション
 おっと,一人残っていた。こういう場合は,「ラスト・ノウン・ポジション」(Last Known Position)を使う。敵がサムの姿に気がつくと,そこに白い影のようなものが現れる。敵の注意はその影に向けられており,十分に近づくまでそれが幻影だとは分からない。その間に移動して攻撃位置につくなり,逃げるなりできるというシステムだ。これは比較的簡単に発動できる。

 敵の注意を引きつけておいて,静かに背後に回ったサムは,救出すべき科学者の居所を聞き出すため,「尋問」(Interrogation)を行う。一回質問したぐらいではしっかり答えないので,膝蹴り。さあ,答えろと命じても中途半端なことしか言わないので頭突き。さらに隠していたナイフを取り出して反撃してくるので,取り押さえてそのナイフを相手の手にざっくり。さすがの敵も白状するという一連のムーブが見られたのだが,うう,痛そう。

スプリンターセル コンヴィクション スプリンターセル コンヴィクション

スプリンターセル コンヴィクション
 個人的に気になっていたのは,尋問の過剰なほどのワイルドさに加え,サムが銃を使いまくるところだ。初代スプリンターセルは,なんだったら最後の目標を狙撃する以外,一人の敵も殺さずにゲームを終わらせることが可能で,そこがやり込み要素の一つになっていた。2005年のシリーズ第三作「スプリンターセル カオスセオリー」では,クライマックスシーンが銃撃戦になっており,どうしても何人か撃つ必要があったが,今回はその比ではない。
 アレクサンドル氏に尋ねたところ,今回のサムは復讐というきわめて個人的な動機で動いており,また従来作のような国家的な支援はなく,むしろ敵がサードエシェロンになる。羽交い締めにして気絶させる,といった悠長なことをしているゆとりはなく,さらに冷酷に殺すことによって,サムの怒りを表現したかったとのこと。したがって本作には「羽交い締め」というムーブはなく,いきおい銃の出番が多くなるのだ。全国の「羽交い締めファン」には悲しいお知らせかもしれない。


スプリンターセル コンヴィクション
 だがせっかくなので,いいお知らせもしておこう。これまでの作品においてサムを後方から支援してきたハッカーチームのリーダー,アンナ・グリムスドッティア女史(36歳)は健在で,本作にも主要キャラクターの一人として顔を出すとのこと。なんだか,出てくるたびに別人のように見かけが違っている彼女だけに,今回はどんな感じなのだろうか。
 もう一つついでに言うと,これまで秘密のとばりに包まれていたサム・フィッシャーの経歴が「公式バイオグラフィ」という形で大々的に公開されたのだ。
 数ページにおよぶ長いものなので,めちゃくちゃにかいつまんで紹介すると,生まれは1966年。子供時代に両親を失い,18歳の頃には立派な不良になったが,1985年10月にガールフレンドがサラを生んだことをきっかけに海軍に入隊。やがて特殊部隊「ネイビーシールズ」の隊員となり,パナマ,クウェートでの作戦に参加。「砂漠の嵐」作戦以降も特殊部隊員として作戦と続けるが,やがてアービング・ランバート大佐に「スプリンターセル1号」としてリクルートされたのだそうだ。うーん,43歳だったのね。


スプリンターセル コンヴィクション
 以上のように,コンヴィクションが従来作とはかなり異なるプレイフィールを持っているのは間違いない。ライトを銃で撃って暗闇を作り出したり,“スティッキーカム”を使って偵察したり,パイプにぶら下がって移動したりと,これまでのスプリンターセルでおなじみのシーンも登場したが,銃撃をいとわないことで展開はよりスピーディになった。
 光と影を描き出すグラフィックスは美しく,デモプレイには出てこなかったが,ソーシャルステルスも,より洗練されてバージョン2.0になったという(具体的にはよく分からないが,「アサシン クリード II」PC/PlayStation 3/Xbox 360)のような感じだそうだ)。
 日本でのリリース日は「2010年春」となっているが,アレクサンドル氏によると,欧米では2010年2月が予定されているとのこと。またちょっと遅れてしまったような気がするが,まあ,3年ほど待ったのだから,あと数か月なんかまったく平気だ。

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