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2026年10月24日,東京国際フォーラムで開催されたインディーゲーム展示イベント「DREAMSCAPE #5」にて,イノナカゲームスが出展していた「Out of Skull」は,冥界に落ちたガイコツが主人公の2Dパズルアクションゲームだ。過去には「ゲームクリエイターズ甲子園」などで上位入賞を果たしている。
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ガイコツの主人公が,現世に残した恋人と再会するために冥界の花を集めて脱出を目指す。そんな切ない物語が添えられているが,核となるのは「自分の頭を外して投げ,別の体に乗り換える」という仕掛けである。
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自分の胴体すら「パズルのパーツ」にする面白さ
操作はとてもシンプルで,移動やジャンプ,頭の着脱と投擲といったものだ。操作感も実になめらかであり,動かしていてストレスがない。
頭を投げるときは軌道が表示されたり,スローモーションになって狙いを定めやすかったり,胴体のない場所へ投げようとするとエフェクトが消えたりする(投擲後,はまるかどうか可視化される)など,プレイヤーを不必要に迷わせない親切な設計となっている。
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別の骨(胴体)に頭を投げると,今度はその体を操作できるようになるが,置き去りにされた元の胴体はどうなるのか。これもパズルを解くための「布石」として使える。
スイッチを押すための重しにする使い方がメインだが,そのバリエーションはなかなか豊かだ。
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頭を投げられるのは,地上だけとは限らない。パズルのネタバレになってしまうので詳しくは書かないが,自分が何か思い込んでいないか……常に疑ってみることが重要だ。
また,パズルの解き方は合っていても,オブジェクトの挙動次第でうまくいかない場合もあるので,ちょっとやそっとでは揺らがない「たくましさ」も大切かもしれない。
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先行作品への愛,堅実な制作姿勢
会場のブースで本作のプランナーであるシキガエル氏(@JanpFrog_Well)に話を聞いたところ,生高橋氏の「ElecHead」に強い影響を受け,ゲーム作りを始めたという。
確かに納得できる。「頭を切り離して投げ,ルールや操作対象を変化させる」という枠組みは「ElecHead」へのオマージュを感じさせる。あちらが「頭は導電体」「時間内に回収するまでがセット」であるのに対して,こちらは「とにかく頭を外すゲームを作りたい」「頭を外すならガイコツ」「ガイコツが頭を外して体を乗り換える」という発想だ。
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本作はネットで集まった学生チームが開発し,社会人になった今も継続している。1画面で完結するパズルからスタートし,スクロール型に発展させてギミックの幅を広げ,即座にリトライできるようにテンポを整えるなど,リリースという目標に向かって着実に進んでいるようだ。
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基本ルートの親切さ,やり込み要素であるコレクション収集の歯ごたえ。このメリハリも効いている。「試行錯誤」と「ひらめき」をたっぷり味わえる作品の完成に期待したい。
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