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[E3 2007#34]THQのプレスカンファレンス「今後もオリジナルゲームが増えてくる」
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印刷2007/07/14 23:59

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[E3 2007#34]THQのプレスカンファレンス「今後もオリジナルゲームが増えてくる」

ここ最近のTHQは,さまざまな開発チームを買収したり,ゲーム開発で提携したりと大忙しだ。アクション,ストラテジー,スポーツ,パズルとカバーするジャンルも幅広い
 7月12日,E3 Summit 2007のメイン会場であるFairmont Hotelのカンファレンスルームにおいて,THQプレスカンファレンスが開催された。THQは,2006年の売り上げが初めて10億ドル(1200億円)に達するなど,最近堅調な伸びを示している注目のメーカーの一つである。これまではライセンスゲームが多い中規模のゲーム会社というイメージだったが,今回のプレスカンファレンスの目的は,この好景気を背景に,ライセンスゲームだけに頼らないオリジナルIP(知的財産)を増やしていくという心構えを見せるものであった。

カンファレンスの壇上でWii用「WWE Smackdown! vs. Raw 2008」に熱中する,WWEウーマンズの現チャンピオン,キャンディース・ミッシェルさん(右)とお仲間のミッシェル・マックールさん(左)。今回のE3 Summit唯一のお色気と言ってもよい
 とはいうものの,THQのプレスカンファレンスの出だしは,いかにも前年までのE3のようなセックスアピールでスタートした。マーケティング部門の幹部に迎えられる形で,二人のディーバ(女性パフォーマー)が呼び込まれたが,最初にチャンピオンベルトを掲げながら登場したのは,WWEの女子部門の現チャンピオン,キャンディース・ミッシェル(Candice Michelle)さんだ。続いて,金髪のこれまた女子レスラー,ミッシェル・マックール(Michelle McCool)さんが登場したが,会場に集まったプレス陣やビジネスマン達は,どちらかというとあっけにとられた形。会場には,WWEファンはあまりいなかったようだ。
 この二人が,揃って「私達,ちょっとお遊びに来たのよ」と発言したあとに紹介されたのが,Wiiのアクションスポーツゲーム「Smackdown! vs. Raw 2008」である。大阪に拠点を置くユークスが開発する本作は,シリーズで3800万本のヒット作になっているという,THQにとっては古くからの看板タイトルだ。
 今回,このディーバ達によって,Wiiのコントロールを使っての実演が行なわれたのだが,ケバケバしい印象とは裏腹にそのプレイは真剣そのもの。壇上で激しいジェスチャーでプレイに熱中するセクシーな彼女達の姿に,とりあえず会場は満足したのではないだろうか……。
 その後も,アメリカの子供向けアニメ専用チャンネルNickolodeonや,Disneyと提携したCG映画「Cars」のゲーム版最新作といった,定番であるバリバリのライセンスゲームが次々と紹介されていった。

 そんなこんなで,ようやく登場したのがTHQのグローバル・マーケッティング副社長,Kelly Flock(ケリー・フロック)氏だ。彼は,長い間Sony Computer Entertainment Americaに関わり,2005年にTHQへと引き抜かれるまでは,Sony Online Entertainmentを引っ張っていたこともある実力者。彼が参加して以来,THQはゲーム開発会社の買収や提携を続けており,同社のラインナップの強化に努めてきたのだ。
 そして,その2年の成果として,「ライセンスに頼らないさまざまなオリジナルタイトルが実った」(フロック氏談)のだという。そして発表されたのが,以下のようなタイトルだ。

・Frontlines: Fuel of War
 原油資源が枯渇したことから世界規模の戦争に発展する20年後の未来を描いた,Kaos Studiosの処女作で,「Battlefield 2」の技術者およびMOD「Desert Combat」の開発者が主要スタッフという,「Battlefield」シリーズの面影を強く残すFPSである。デモでは,敵が立てこもる山間部の都市を攻撃するシングル用キャンペーンが描かれており,空爆を要請したり,小型ロボット(ドローン)を使って遠隔攻撃したいなどのシーンが見られた。PC版は最大64人プレイも可能で,独自のオンラインゲームサーバーを設置する予定だという。

 →記事一覧は「こちら」

・Darksider: Wrath of War
 アクションアドベンチャー「Darksider: Wrath of War」は,ダークなアメコミ「Four Horseman of Apocalypse」を題材にしたライセンスゲーム。主人に裏切られたホースマン達の1人「War」となるゲームで,作中では彼らホースマンの葛藤が描かれるという。なんといっても世紀末後のダークな世界を,オープンワールドで再現しているのが興味深いところだ。もちろん,彼の愛馬Ruinも登場する。

・Destroy all Humans: Path of the Furon
 Xbox 360及びPlayStation 3のみでPC版は予定されていないが,シリーズ第3作という人気作。「人間全員を殺してしまえ!」というと恐ろしいが,その内容は宇宙人Crypto-137の前に立ちはだかる生物や物体すべてを破壊しながら進んでいくという,コミカルなアクションアドベンチャーだ。Half-Life 2のグラビティガンのようなもので人間やオブジェをつかんだり,宇宙船からの光線でビルなどを焼き尽くしたりできる。

・de Blob
 Wiiのリモコンを使ったゲームで,モノトーンの生物monochromaticに制圧されて色のなくなった街に,さまざまなペイントを付けていくプヨプヨ生物,blobの奮闘を楽しむパズルアクションだ。自分の体を筆にして,赤,青,黄色など複数のペイントを街のビルに塗りつけ,ジャンプでコンボ技を繰り出しながら高得点を狙っていく。本作は,オランダの大学生達のプロジェクトとして制作されていたもので,最大6人で遊べるパーティゲームとしても楽しめるゲームだ。

・Ultimate Fighting Championship 2009
 いわゆるライセンスゲームではあるのだが,WWEシリーズと並ぶ同社の金のなる木として安定したヒットを飛ばしそうなのが,「Ultimate Fighting Championship 2009」だ。ゲームの詳細については詳しく語られなかったが,Xbox 360やPlayStation 3,Wiiなどの次世代機はもちろん,PCや携帯ゲーム機でも大きく展開していく予定だ。会場には,「モンスター」の異名で知られるUFC チャンピオン,クウェンティン・ジャクソンさんも登場。いかつい割にノリのよいトークで会場を沸かせた。

 こうしてみると,ライセンスゲームとオリジナルIPゲーム,コアゲームとカジュアルゲームなど,今後のTHQのラインナップは非常に幅広いものになっている。まだウワサの段階ではあるが,PC系のストラテジーゲーマーにはよく知られた「Rise of Nations」のBig Huge Gamesと提携し,新しいロールプレイングゲームを開発中だという。実際,Big Huge Gamesには「The Elder Scroll IV: Oblivion」のデザイナーが参加しているなど,かなり期待が持てそうだ。
 また,THQといえばFPS「Red Faction」のようなオリジナルIPもあり,今後大いに活用されていくはずだ。フロック副社長は,今回のコンファレンスを,「今後もオリジナルIPの作品がどんどん増えていきます」として締めくくった。(ライター:奥谷海人)

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