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限定ボードでは,ピックアップ以外のSランクキャラが当たるという「すり抜け」はない。天井(一定回数ガチャを回しても当たらなかった場合に,確定で入手できる仕組み)が90連と2桁という設定だが,実際どのくらい回せば,どの程度引けるのか。天井まで行く確率はどの程度なのか。
新Sランクキャラの潯姉さんが気になって,ガチャを検討しているプレイヤーもいると思うので,この機会にまとめてみた。
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なお,限定ボードをベースに説明をしているが,恒常でもSランクキャラ自体の出現率は基本的に同じだ。
※本記事に掲載している確率や期待値は,ゲーム内の「ボード詳細」に記載された公表値をもとに,筆者が独自に算出した参考値です。ボードの構造上,実際の排出確率は個々のプレイ状況により異なる場合があります。
また,本記事の内容は開発元・運営元の公式見解ではありません
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Sランクキャラは,基本的にこれらのマスに止まると手に入る可能性がある。
![]() 「見習い宝箱」マス。止まる確率は45.93%。Sランクキャラの獲得率0.2%,Bランク弧盤の獲得率99.8% |
![]() 「勇者宝箱」マス。止まる確率は20.07%。Sランクキャラの獲得率3%,Bランク弧盤の獲得率97%。追加で「次元ピース」2個が確定 |
![]() 「同行の誓い」マス。止まる確率は10.86%。配置されたキャラを獲得できる。確率の内訳は,Sランクキャラが1.19%,Aランクキャラが9.67% |
まず,細かいことは置いておいて,ざっくりとSランクキャラの排出率を確認してみよう。
NTEのガチャには,2種類の状態がある。1連目から70連目までは排出率0.99%,71連目から89連目までは19.59%,そして90連目で天井100%という仕組みだ。天井を含めた総合確率は,1.87%となっている。
ボードゲーム風なので,常に同じ確率というより,ある程度偏りがありつつ,ならすとこの確率になるということだろう。この確率をもとに,連続でガチャを回してSランクキャラを最初に1回引ける(以下,初当たり)確率を計算してみる。
■確率の計算方法を知りたい人はこちらをチェックしてほしい
関連記事出現確率1%のガチャを100回引いても,4割近くの人は全部はずれる。“本当の確率”を読み解いてみよう
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スマホのガチャを引くときに,「出現確率1%なら,100回引けばほぼ確実に出るだろう」などと思っている人はいないだろうか。これは間違いで,本当の確率は約63%,つまり100回引いても4割近くの人は全部ハズレということになるのだ。この“カラクリ”をできるだけ分かりやすく解説するので,しっかり読み進めてほしい。
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| ガチャ回数 | 初当たりの確率 | 外れる確率 |
|---|---|---|
| 10連 | 9.5% | 90.5% |
| 20連 | 18.0% | 82.0% |
| 30連 | 25.8% | 74.2% |
| 40連 | 32.8% | 67.2% |
| 50連 | 39.2% | 60.8% |
| 60連 | 45.0% | 55.0% |
| 70連 | 50.2% | 49.8% |
| 75連 | 83.2% | 16.8% |
| 80連 | 94.4% | 5.6% |
| 85連 | 98.1% | 1.9% |
| 90連(天井) | 100% | 0% |
50連引いても4割弱,70連でようやく五分五分といったところだ。率直に言って,しょっぱい。
ただ,71連目からは,ボード転換が発動する。演出が入り,ボード内容が豪華になり,確率が大幅に上昇する仕組みだ。排出率が0.99%から19.59%に一気に跳ね上がる。
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初当たりの約半分は,この天井付近(71〜89連)を経験する計算だ。71連目に入った瞬間に約60%まで跳ね上がり,75連で8割超え,80連で94%。後述するグラフで示すが,この天井付近で外し続け,90連の天井まで到達するのは全体の約0.8%しかいない計算になる。
天井が低いといいつつ,実際に天井に行くことはあまりない……はずなのだ(天井に行った人はごめんなさい)。
ボード転換してからいくつ引けばいいのだろう,という人向けに71連目以降に絞ってみると下記のようになる。
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| 転換後の追加回数 | 引ける確率 | 外れる確率 |
|---|---|---|
| +1回(71連目) | 19.6% | 80.4% |
| +5回(75連目) | 66.2% | 33.8% |
| +10回(80連目) | 88.7% | 11.3% |
| +15回(85連目) | 96.1% | 3.9% |
| +20回(90連目・天井) | 100% | 0% |
ボード転換後は,5連で約3人に2人,10連なら9割近くの確率で引ける。個人的に,天井近くで初当たりするのは,ものによってはあまりいい気分がしないのだが,NTEの場合デメリットはなさそうなので,早めに引けたら素直に喜ぼう。
さて,結局何連引けばいいのか,これを計算してみよう。まずは,N連目で初当たりする確率をそれぞれ求めてみる。
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1〜70連の低確率帯で引ける人が約半分。残り半分がボード転換に突入するが,そこでも大半は75〜80連あたりで決着がつく。天井の90連まで行くのはごくわずかという計算だ。
グラフの面積は,横軸1連から70連までと,71連から90連まででだいたい同じになっているはずである。
それぞれの連数で初当たりする確率とその連数を掛け合わせ,1回の初当たりにかかる平均を求めると,約53.18連。つまり,初当たりまでの連数は,53連前後に収まるという計算だ。
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この平均53連から逆算した天井込みの実質排出率は約1.88%。公表されている総合排出率1.87%とは少しずれた結果となった。
天井まで行った場合,ボードを移動せずに即座にキャラを入手できるという仕組みや,ボードのルートなどが複雑に絡み合っているのかもしれない。あくまで参考程度にしてほしい。
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素直に,総合確率の1.87%から初当たりまでの連数を計算してみると,1/0.0187≒53.48連となる。53連前後と考えると,大体一致しているとも言える。
ゲーム内有償アイテムの「異晶」は,ボーナスなしで60個/120円だ。ガチャ1回に必要な異晶は160個なので,320円(本記事中の価格はすべて税込)。10連だと3200円の計算だ。あくまでボーナスなしの計算で,実際は異晶購入時のボーナスや,サイコロの割引パック販売などもある。
もらえる異晶が2倍になる「初回チャージ2倍ボーナス」などの特典も提供されているほか,ボードにはサイコロがもらえる「もう一回!マス」も用意されているので,実際はもう少し安くなることが多い。
| 連数 | 異晶 | 金額目安 ※ボーナスなし計算 |
|---|---|---|
| 10連 | 1600個 | 約3200円 |
| 53連(平均) | 8480個 | 約1万7000円 |
| 90連(天井) | 1万4400個 | 約2万8800円 |
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ひとまず,今回はキャラクターに絞って説明してみた。ボードには,スキンがもらえるマスもある。キャラスキンがもらえる「本日のコーデ」マスは,止まる確率が0.33%,天井を含めて初めて獲得できる確率は0.68%だ。
乗り物スキンがもらえる「改造タイム・塗装」は,止まる確率が0.33%,天井を含めて初めて獲得できる確率は1%,グライダースキンがもらえる「風見鶏」マスは順に1.71%,2.96%となっている。
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NTEのガチャは,ボードゲーム風のユニークなものとなっている。天井90連で引き継ぎあり,すり抜けもなしという良心的な設計かなと思う。平均53連とそれなりに回す必要はあるが,目当てのキャラクターを確実に入手できるという安心感はある。
サイコロや円石(ゲーム内無償通貨)などの配布も気になるところ。配布が多ければ,毎回新キャラクターを確実に入手できるので,そのバランス感が今後どうなるだろうか。
自分の楽しめるペースで石をやりくりし,のめり込みには気をつけたい。










































